夢だったはずの結婚準備。
ところが、結婚準備の期間中に大きなストレスを抱えてしまうプレ花嫁さまが急増しています。
その理由は仕事と、結婚準備の両立によるものがほとんどです。

これが後にマリッジブルーを引き起こしたり、イライラが積もって新郎さまと喧嘩してしまったり……負の連鎖の要因にもなります。

「結婚式の準備って忙しそう……」ただ漠然と不安になっていませんか?確かに、結婚式の準備はやらなければいけないことがたくさん。

でも、結婚式の準備期間中はずーっと忙しい訳ではないんですよ♡
結婚式場を申し込んでから結婚式当日までの間は、忙しい期間と意外とそうでもない期間があるんです。
つまり、

  1. 忙しい期間とそうでない期間を知る
  2. 忙しくない期間の間に出来ることは先回りしてやっておく

たった2つのポイントを押さえておくだけで、これからの結婚準備がグンと楽になるはずです!

今回WeddingTipsでは、お仕事をしながら結婚準備を迎えるプレ花嫁さまを応援すべく、結婚式の準備を効率良く進める方法についてご紹介します。

結婚準備のスケジュールから見る【忙しい期間/意外とそうでもない期間】を知る

まずは「忙しい期間とそうでない期間」をご紹介。合わせて忙しい期間の過ごし方のポイントもお伝えします☆

先回りして何をするべきか?を知るには忙しくなる理由から知っていきましょう。
そうすると先回りしてやっておくべきことが見えてきますよ☆

前述の通り、結婚式の準備は「忙しい期間」「意外とそうでもない期間」があります。まずはその理由を解説していきましょう!

結婚式場を決めてから打ち合わせが始まるまでの間は、比較的余裕アリ!

 【仕事と結婚準備の両立】花嫁さまの心をグンと楽にするヒントは段取りと心掛け〜前編〜 で紹介している画像
結婚情報誌ゼクシィが実施しているトレンド調査2016によると、先輩カップルは結婚式の約8ヶ月前に結婚式場を決定しています。

しかし結婚式の打ち合わせは、結婚式場が決定したらすぐに始まるわけではありません。
打ち合わせが実際に始まるのは多くの式場の場合、結婚式予定の約4ヶ月程前。

打ち合わせが始まるまでの間やるべきことは限られていて、主なものはドレス試着程度。ドレスショップに足を運ぶことは多いですが、実際に結婚式場でお打ち合わせをするのは意外と少ないです。

筆者がプランナーをしていた頃も、新郎新婦さまにコンスタントに打ち合わせに来て頂くようになるのは結婚式の約4ヶ月前からでした。

その空いている期間中にお会いするのは、ご両親が会場見学をご希望された時くらい。
あとは時々メールなどでご相談があればお伺いする程度で、こちらから特に宿題をお願いすることもありませんでした。

POINT

結婚式の準備と仕事の両立に不安を感じているのであれば、この結婚式場が決まってから、打ち合わせが始まるまでの期間は長ければ長いほど良いです!このゆっくりとした期間で出来ること、実はたくさんあるんですよ。

結婚式の準備は4ヶ月もあれば充分に出来ます。しかしこれは「結婚式の準備は」という意味。
加えて、お仕事との両立を考えているのであれば、結婚式場を早く決めて時間にゆとりを持つ方が◎

結婚式準備の忙しさがピークになる時期は結婚式の約4〜3ヶ月前

 【仕事と結婚準備の両立】花嫁さまの心をグンと楽にするヒントは段取りと心掛け〜前編〜 で紹介している画像
結婚式の準備が忙しくなりだすのは、打ち合わせが始まる結婚式の4〜3ヶ月前です。
※打ち合わせ開始時期は結婚式場によって異なります。

打ち合わせのペースはだいたい月に1度程度。そう聞くと「月に1回くらいの打ち合わせであれば、そんなに忙しくないのでは?」と思ってしまいますよね?確かに打ち合わせ時間は約2〜3時間。それが月に1度だと、そんなに多忙なイメージはありません。

でも、実際のところは打ち合わせが始まると、同時に結婚式に関わる様々なことも動きだし、打ち合わせの時間以外にも「やるべきこと」が次々噴出してきます。

「やるべきこと」とは一体?

【プレ花嫁さまがストレスを抱えやすくなる】打ち合わせが始まると忙しくなる理由

打ち合わせがいよいよ始まる結婚式の約4〜3ヶ月前。これまで夢見てきたことを、カタチとして組み立てていく期間です。この時期がプレ花嫁さまにとって最も忙しくなる時期。

招待状の準備がはじまる

 【仕事と結婚準備の両立】花嫁さまの心をグンと楽にするヒントは段取りと心掛け〜前編〜 で紹介している画像
結婚式の打ち合わせが始まると、一番最初に決めるのが招待状のデザインからです。

一般的に結婚式の招待状は、

  • 招待状の発送:結婚式の約2ヶ月前の大安
  • 招待状の返信:結婚式の約1ヶ月前の大安

と、おおよそのスケジュールが決まっています。
そのため結婚式の打ち合わせが始まったら、多くの式場では最初に招待状の準備からはじめます。

しかし、招待状の作成は式場に注文するだけでは終わりではないんです!注文しても印刷までは式場側でしてくれますが、出来上がった封筒に招待状や返信ハガキ、式場の地図を同封して、切手を貼って……といった手作業は新郎新婦おふたりのオシゴト。
新郎新婦さまが忙しくそれだけでストレスを抱えてしまうのであれば、ご家族にも強力してもらいましょう!

POINT

招待状は、ゲストにとって一番最初に手元に届く結婚式アイテム。忙しい毎日とはいえ、こだわって手作りをしたいと願う花嫁さまも少なくありません。
しかし、招待状の手作りは結構な手間の掛かるものです。

ここで、「忙しいけど手作りはしたい!」そんな花嫁さまに知っていただきたいのが招待状の作り方の方法。

  • 用紙もイチから選んで、デザインも考えて完全にオリジナルの手作り招待状を作る
  • キットを使って手作りする

手作りの手段次第で手間は大きく変わってきますね。

手作りにこだわりたい花嫁さまは、自分たちのスケジュールを考えながら無理のない手作り手段を選びましょうね♪

披露宴の進行が決まり出すと次の課題がドンドン出てくる

 【仕事と結婚準備の両立】花嫁さまの心をグンと楽にするヒントは段取りと心掛け〜前編〜 で紹介している画像

結婚式の打ち合わせのメインともなるのは、プランナーとの披露宴の進行内容の打ち合わせ。
披露宴所要時間である約2時間半の間で、いつどのタイミングでどんな演出を組み込んでいくのかを話し合います。

これを決めることで、次やるべきことも増えていきます。
例えば、

  • お色直しの回数や所要時間が決まるので、決められたスケジュールに合わせてヘアメイクリハーサルをする
  • BGMが必要な箇所が決まるので、使いたい曲の選定をする
  • 余興やスピーチ、演出内容が決まった後は司会者と詳細な打ち合わせをする

こうして次にやるべきことがどんどん出てきます。いずれも進行の打ち合わせが進まないと出来ないものばかり。

POINT

この時期になると、プランナーとの打ち合わせ以外にもさまざまなお打ち合わせ時間の確保が必要です。
そのため、休日の多くを結婚式の準備に費やさなければいけなくなってしまうことも!

お仕事帰りで可能な時間や有給が使えるのであれば有効的に使い、無理なくスケジュールを組むようにしましょう。

どうしても時間の確保が難しいのであれば、我慢せずにプランナーに相談を!この時期の我慢と無理は、プレ花嫁さまにとって大敵!お肌が荒れる原因にもなってしまいますよ。

プランナーから持ち帰りの宿題がたくさん!

 【仕事と結婚準備の両立】花嫁さまの心をグンと楽にするヒントは段取りと心掛け〜前編〜 で紹介している画像
打ち合わせが始まると、その度にプランナーから「次までにこれ、決めてきてくださいね」と宿題が出されます。打ち合わせの時間以外にも、新郎さまと、もしくはご両親も交えて話し合うべきことがたくさんあります。

特に引き出物や席次表。自分たちだけで決められたら良いのですが、ここはご両親もとても気にしているトコロです。勝手に自分たちで決めてしまってはトラブルの元になるといっても過言ではありません。

POINT

ご両親が遠方に住んでいて、なかなかすぐに相談出来る環境にない場合には、事前にプランナーにその旨相談し「親に確認することリスト」を作成しておきます。そして会ったときに、まとめて相談出来るように準備しておきましょう。

また、可能であれば引き出物などはカタログを余分にもらい、事前にご両親に送っておくこと。ご両親もゆっくり選ぶことが出来るので、話がスムーズに進みますよ♪

ゲストのケアも忙しくなる

 【仕事と結婚準備の両立】花嫁さまの心をグンと楽にするヒントは段取りと心掛け〜前編〜 で紹介している画像
結婚式の日が近づいてくると、遠方から来られるゲストの宿泊手配や、着付けが必要な場合には着付け予約など細かなケアも増えてきます。また、余興や受付をしてくれるゲストにはお礼の準備も必要になります。

POINT

招待客のリストを作る際には「住所」「連絡先」の他に、「交通費の有無」「宿泊手配の有無」「余興や受付をお願いしたときの備考欄」などを追記出来るようにしておくと、後でとても便利ですよ。

また、交通費や着付け代の負担をどの程度にするのかは、両家によって考え方が様々。自分たちで判断せずご両親に相談しながら決めていきましょう。

結婚準備を効率良く進めるには【打ち合わせが始まるまでの期間】がポイント

仕事と結婚準備を同時進行させようとしているプレ花嫁さま、結論です。結婚準備をより効率良く進めるためには結婚式場を決定してから、打ち合わせをはじめるまでの期間がポイント

ご紹介した通り、プランナーとの打ち合わせが始まるのを待って準備を進めていては多忙を極めるのも当然。ただでさえ毎日忙しいのに、それに加えて上記のことを合わせて準備するのは大変になるのが容易に想像出来るはず。
しかも、ご紹介した結婚式の準備はあくまでも一例です。

だから結婚式場が決まって、打ち合わせまでに先回りして出来る準備を進めてしまえば、打ち合わせが始まっても焦ることなく準備することが出来ます。

次の記事では、具体的に「何をどう先回りして準備しておけば効率よく結婚式の準備を進められるか」また、忙しい準備の中でも楽しく過ごすための心掛けについてご紹介します♪

結婚式の準備は段取り次第で、仕事との両立も出来る!努力がカタチになれば感動も倍増♪

 【仕事と結婚準備の両立】花嫁さまの心をグンと楽にするヒントは段取りと心掛け〜前編〜 で紹介している画像
仕事と結婚準備の両立を頑張ろうとしているプレ花嫁さまへ、今回は結婚式の準備がどうして多忙になってしまうのかについてご紹介しました。

私がプランナーをしていたときも、お客様は口を揃えておっしゃいました。
「結婚式の準備って、こんなにやることがあったんですか!?」
「こんなコトまで決めないといけないんですね!」
そうなんですそんなこともあんなことも決めないといけないのが結婚式の準備です。

華やかな結婚式。それは、おふたりのたくさんの努力の積み重ねがあるからこそ。
結婚式当日感動して泣いちゃうのも、その日を感動するだけではなく、これまでの努力があってこその涙……。

「毎日こんな忙しいのに、結婚式の準備なんて出来るのかな」と、漠然と不安になるのは当然です。
でも、出来るんです♡先回りして少しずつ準備をしておけば。
後編ではそのポイントについてもご紹介します!

【仕事と結婚準備の両立】花嫁さまの心をグンと楽にするヒントは段取りと心掛け〜後編〜

 

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