もうすぐ結婚するんだなと実感する瞬間。
それって結婚式場を決めた瞬間でも、ウェディングドレスを着た瞬間でもなく、実は、ウェディングベールを付けた瞬間。
フェイスベールを下ろして、チュール越しに照れた新郎の姿を見た瞬間、それが結婚式が近づいてきたと実感するとき。

「ウェディングベールは厳かで神聖であるとともに、セクシーで魅惑的」
これはあのアメリカのファッション・デザイナー、ヴェラ・ウォンの言葉。

Wedding TIpsより、花嫁さんが本当に美しくなれる、ウェディングベールの選び方をお伝えいたします☆

ウェディングベールとは

ウェディングベールについて知っておきたい基礎知識

ベール(veil)とは、チュールやレースなどのシースルー素材で作られた、女性の顔や頭を覆う薄い布のこと。

ローマ時代のヨーロッパで生まれ、主にキリスト教の宗教上の儀式服の一部でした。
現在、キリスト教式の挙式では必須アイテムです。
清浄のシンボルであり、邪悪なものから花嫁を守るといわれています。

顔を覆うフェイスベールは、キリスト教式において、新郎がたくし上げてフェイスアップの儀式を行うためのもの。
二人の間の壁を取り払う、という意味があります。

ウェディングベールの手配方法

データ出展:http://www.mwed.jp/jyuku/categ11/lecture567/

ショップからレンタルする、という花嫁さんが大多数の結果となりました。一度しか使わないし、買っても保管に困るから、というのが理由のよう。
購入派の花嫁さんは、せっかくの結婚式だし、新品のベールを身に付けたい♡という声が多かったようです。

ウェディングベールの相場価格

データ出展:http://www.mwed.jp/jyuku/categ11/lecture567/

購入派のボリュームゾーンは5,000〜10,000円。
レンタルは5,000円未満か25,000円以上と、大きく割れる結果となりました。ウェディングドレスを重視してベールをシンプルで安価なものにするか、こだわりのベールを選ぶか。好みの分かれるところのようです。

ウェディングベールの選び方

一言にウェディングベールといっても、そのデザインや長さはさまざま。
全体のイメージをがらっと変える力のある、とっても重要なアイテム。
ウェディングドレスの次に重要なアイテムだから、慎重に選んでほしい。

ここから、世界で一番キレイな花嫁さんになるための、正しいウェディングベールの選び方を伝授いたします♡

ウェディングドレスとの相性

これが一番大切。
おすすめなのは、まずウェディングドレスを選び、それにぴったりなウェディングベールを選ぶという順番。
レースやビーズが付いているドレスを選んだなら、それと同じデザインが施されているベールを選ぶのが正解◎
ウェディングベールは数あるアイテムの中で、最も華やかな脇役。ドレスに合わせる、ということを忘れないで。

もし、絶対にこのベールを付けたい♡というお目当てのベールがすでに決まっているなら、雰囲気を壊さないように、デザインの似ているドレス、もしくはシンプルなドレスを選ぶと◎

挙式会場との相性

注目したいのはウェディングベールの長さ。
もし、チャペルや大聖堂のような厳かで豪華な会場での挙式なら、ドラマティックなロングベールがぴったり。
反対に、ガーデンなどの屋外での挙式なら、動きやすいショートやミディアムベールがベスト◎

髪型との相性

髪型と、ウェディングベールの付け位置はとても大切。
アップスタイルにする場合、ベールは結び目の上に付けるか、下に付けるかで、全体の雰囲気も全く異なります。
ヘアメイクリハーサルなどで、ヘアメイクさんと相談するのがベストです。可能なら、ベールを事前に合わせながら相談すると安心☆
ダウンスタイルの髪型は、どんなウェディングベールとも相性抜群♪♪
もし凝った編み込みなどの髪型にするなら、なるべく薄く透けているベールを合わせて、せっかくの髪型がよく見えるように配慮を。

ウェディングベールの色味

ウェディングベールはホワイトといっても、その色味には若干の違いがあります。
オフホワイトやアイボリー、ホワイトなど、さまざま。
基本的にはウェディングドレスと同じ色味を選びましょう。
あまりにも異なる色を選んでしまうと、ベールだけ浮いてしまう結果になるので要注意!
もし2色で悩んでいるのなら、顔の近くにおいたときに顔色がなるべく明るく見えるほうを選べば◎

ウェディングベールの長さ

ウェディングベールは、その長さが長ければ長いほど品格があるといわれています。
また、ドレスのトレーン(後ろに長く引きずったスカートの裾の部分)より長いものを選ぶのが正式です。
しかし現在ではそういったしきたりもだんだんと薄れ、オシャレでモダンなショートベールなどが流行ってきているのが現状。
気品ある華やかなロングベールを選ぶのか、キュートでスタイリッシュなショートベールを選ぶのか、好みに合わせてお選びください☆

ちょっとしたアドバイス

最近はネットショップなどでウェディングベールを購入する花嫁さんが増えてきました。安価で、かつさまざまな種類から選べるのは、とっても嬉しいもの♪
ただ一つ注意してほしいのは、選んだウェディングベールがウェディングドレスと合うかどうか。
せっかく買ったベールが、ドレスの色味と合わずに浮いてしまう・・・顔の肌の色と合わない・・・ドレスのデザインと相性が悪い・・・などといったことのないよう、ベールの色、デザインはしっかりチェックした上で購入しましょう☆
不安な方は、ウェディングドレスと同じお店で、コーディネートしながら一緒に買うのが安心♪

ウェディングベールの種類

ベールにはさまざまな形、デザイン、長さ、素材があり、どれを選ぶかで全体の雰囲気ががらっと変わります。
ここからは、主なウェディングベール7種類をご紹介します!

ショートベール

ショートベールからは2種類をご紹介。

 【完全保存版】世界で一番キレイな私に♡正しいウェディングベールの選び方 で紹介している画像

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バードケージ・ベール

まずご紹介するのは、「バードケージ・ベール」。
ウェディングベールの中でももっとも短いベールです。

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目や鼻など、顔の半分程度を覆う、非常に短いベールのこと。
1950〜60年代のヴィンテージルックスと相性抜群◎
タイトでシンプルなウェディングドレスや、足首が見えるミニ丈のドレスと合わせ、クラシカルなフェザーやブローチでアクセントにするとオシャレ。
また、フェイスベールが短いため、ベールアップやベールダウンの儀式を行うことができないので要注意。
キリスト教式では着用できない可能性もあるので、事前にチェックして。

詳しくはこちらから♡

フライアウェイ・ベール

次のご紹介するのは、肩に付くか付かないかくらいの長さの「フライアウェイ・ベール」。
こちらもショートベールです。

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明るく元気な花嫁さんにぴったりな、若々しくカジュアルでキュートなベール。
楽しくって賑やかな、笑顔いっぱいの結婚式に♡
こちらも、タイトでシンプルなウェディングドレスや、ミニ丈のドレスとよく似合います☆
ショートヘアの髪型にはちょうど頭全体をすっぽり覆うこのベールの長さはぴったり!
ロングヘアの花嫁さんは、シンプルに低めの位置で結ったシニヨンがおすすめ。

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ミディアムベール

続いてご紹介するのは、二の腕のあたりから、手首くらいの長さのミディアムベール。

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ショートベールのように軽やかで動きやすく、ロングベールのように上品でロマンティック。
ちょうどショートベールとロングベールの良いところを組み合わせたミディアムベールは、洗練されたまさに万能ベール♡
ウェディングドレスも髪型も、何にでもよく似合う、名脇役です。

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ロングベール

花嫁さんがもっとも憧れるのが、こちらのロングベール。
その美しい後ろ姿は圧巻です☆

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床に引きずるロングトレーンと合わせると、息をのむほど美しいウェディングベール。
ウェディングドレスの裾より少し長くするのが正式な合わせ方です。
ドラマティックで格式の高いロングベールは存在感があり、ウェディングドレスとの相性が重要です。
気品のあるクラシカルなレースやシルクを合わせた、豪華なドレスと相性◎
細身のマーメイドラインとも、華やかなプリンセスラインとも、レースやビーズなどのデザインを合わせればどちらでも問題ありません。
しずしずとバージンロードを進む姿は、まるで物語のプリンセスのよう♡
写真うつりも美しいものになること間違いなし☆

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ジュリエット・キャップ

次にご紹介するのは、個性派オシャレな花嫁さんにおすすめの「ジュリエット・キャップ・ベール」。

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まるで「キャップ」のように頭を覆う、クラシカルでオシャレなウェディングベールです。
存在感のあるベールなだけに、ウェディングドレスはシンプルにしたほうがベター◎
また、このベールは顔覆うフェイスベールがないため、ベールアップやベールダウンの儀式を行うことができないので要注意。
キリスト教式では着用できない可能性もあるので、事前にチェックして。
人前式や挙式後のパーティに特にオススメ☆

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マリアベール

最後はその神々しい姿が美しい「マリアベール」。
フェイスベールがなく、顔まわりをレースが覆い、まるで聖母マリアのよう♡

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優しく女性的、かつ気品のあるマリアベール。
幅広のレースで縁取りされているため、ウェディングドレスがシンプルでも全体的に華やかな雰囲気を演出することができます。
レースがたっぷりついたドレスとの相性が抜群☆
こちらも、顔覆うフェイスベールがないため、ベールアップやベールダウンの儀式を行うことができません。
キリスト教式では着用できない可能性もあるので、事前にチェックしましょう。

詳しくはこちらから♡

まとめ

いかがでしたか?
ここでご紹介したのは、ウェディングベールに関する全知識、完全保存版です!
しっかりと心に留めて、誰もが憧れる素敵な花嫁さんになるため、世界で一番キレイな花嫁さんになってくださいね♡

 

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