【マリアベール】神秘的でロマンティックなベール | Wedding Tips｜ウェディングのプロが届ける結婚式のアドバイス

もとは魔除けの意味で使われ、今も花嫁の純潔を表す、ウェディングベール。

今回Wedding Tipsよりご紹介するのは、繊細なレース仕立てがロマンティックな、マリアベール。
聖母マリア様から名付けられた、神秘的で荘厳なウェディングベールです♡

1 マリアベールとは
2 マリアベールのデザイン 17選
3 まとめ

マリアベールとは

結婚式の会場が決まり、ウェディングドレスが決まったら、ウェディングベール選び☆ベールにはさまざまなデザインに加え、長さにも違いがあり、選ぶのも迷いますよね。

ウェディングベールを選ぶには2つのポイントがあります。
1. 挙式会場の雰囲気に合うか。
2. ウェディングドレスの雰囲気に合うか。

【マリアベール】洗練された女性らしい印象に♡神秘的でロマンティックなベール　で紹介している画像

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今回ご紹介するマリアベールは、ベールを折りたたまずにそのまま被り、フェイスベールがなく顔を隠さないタイプのベールのこと。

16世紀にスペインで生まれたこのタイプのベールは、「スパニッシュ・ベール」とも、スペイン語で女性用のレースのスカーフを指す「マンティラ・ベール」とも呼ばれています。
日本では、聖母マリア様が付けていたことからマリアベールと呼ばれるようになりました。

通常、幅広のレースで縁取りをされており、そのデザインや幅はさまざま。
顔や肩の周りに流れ落ちる繊細なレースのドレープが、洗練された柔らかく女性らしい印象のベール。

神秘的で荘厳な雰囲気にも、柔らかくロマンティックな印象も作りやすく、インパクト大☆
いずれにしても、ウェディングベールの中ではもっとも華やかで、品のあるタイプのベールとなります。

マリアベールに合う挙式会場

マリアベールは顔を覆うフェイスベールがないため、ベールダウンやベールアップの演出を行うことはできないので要注意！
キリスト教式の方は、チャペルによってはフェイスベールの着用がマストの会場もあるので、事前にプランナーさんに確認しましょう。

幅広のレースが神秘的なマリアベールは、クラシカルな洋館やチャペルなど、厳かな印象の会場がぴったり☆
また、ガーデンなどの太陽が降り注ぐ明るい会場もよく似合います。
マリアベールを頭のどの位置に付けるかによっても雰囲気が大きく異なるので、ウェディングドレスとのバランスをよく見ながら選んで♪

マリアベールに合うウェディングドレス

レースがたっぷり付いたマリアベールと合うのは、レースの付いたシルク、シフォン、チュールなど生地のウェディングドレス♡
マリアベールがもつ繊細で柔らかい印象を損なわないよう、スパンコールやリボンなどで華やかなデコレーションがあるドレスとはあまり合いません。
また、一番重要なのはシルエットで、プリンセスラインなど、ふわふわの可愛らしいウェディングドレスとも相性はイマイチ。
マリアベール特有の幅広のレースがボリュームの大きいドレスを覆い、身体全体を大きく見せてしまう効果があるからです。

また、このタイプは頭を覆い隠すため、ティアラなどのヘッドアクセサリーを同時に付けることが難しいベールとなります。
低めの位置やサイドで結んだシニヨンや、柔らかく流れるようなカールを付けたダウンスタイル、ハーフアップと◎

マリアベールのデザイン 17選

マリアベールはフェイスベールがないため、その付け位置によって全体の雰囲気に大きく差をつけます。
トップ、ゴールデンポイント、低めの位置に付けた場合の3タイプをそれぞれご紹介します☆

トップに付けたベールデザイン 13選

まずは髪の生え際ギリギリに付けた場合から、5-6cmほど下げて付けた場合のアレンジをご紹介します。
トップの高い位置に付けると、ベールの繊細なレースが顔や肩の周りで綺麗なドレープとして流れ落ち、まるで聖母マリア様のように神聖で厳かな印象に☆
下のほうで結ったシニヨンと合わせるとトラディショナルで清楚な雰囲気を演出できます。