結婚式の受付係を頼まれた方必見!
結婚式というフォーマルな場で責任ある役割を任されることは、嬉しい半面、緊張もしますね。
受付は、全てのゲストが一番最初に立ち寄る場所です。受付係は、いわば結婚式の「顔」のような存在なので、服装やマナーを守って誰に対しても失礼の無いように務めなければなりません。
また、高額なご祝儀を受け取って管理しなければならないので、責任や緊張感も伴います。
マナーやルールを守り、しっかりと段取りを確認したうえで、ミスのないように受付係を務めましょう!
目次
受付係を頼まれた時の返答について
受付係をお願いされる際、多くの場合は、メールや電話などで新郎新婦から事前に確認の連絡が来ます。
この時にOKの返答をすると、後日改めて郵送で受付依頼の手紙が届きます。受付依頼の手紙は、結婚式の招待状と一緒に送られてくるケースが多いです。
結婚式の受付の依頼は、余程のことがない限り、できるだけ積極的に引き受けるようにしましょう。
大事な晴れ舞台であなたに受付をお願いするということは、新郎新婦があなたを信頼しているからこそです。
どうしても断らなければならない際は、お断りする理由と共に、先方に早めに連絡をしましょう。
受付係の持ち物
受付で必要なものは会場に備え付けられているので、特別に準備していくものはありません。連絡用の携帯電話と、念のため、報告ごとが出た時のための筆記用具を持っていけば十分でしょう。
受付係の主な役割
- 親族側の立場で挨拶をする
- ご祝儀を受け取り管理する
- ゲストブック(芳名帳)への記帳を促す
- 会場への案内・誘導
結婚式の受付係は、両家から2名ずつ、合計4名で行うことがほとんどで、受付係としての役割を4人で分担して行います。受付係同士、初の顔合わせとなる場合も多いと思いますが、お互いの顔をしっかりと覚えて連携をとっていきましょう。
受付係の服装~女性編~
- 服装
- 髪形
- メイク
- ネイル
- 靴
- バッグ
- 服
- 小物
- 靴
フォーマルな服装がマナーです。肌の露出が少なく、清楚で明るいイメージの服を選びましょう。受付なので、少し華やかな装いが好ましいです。白色、黒色は、結婚式の受付係の服装としてはNGカラーとなりますので避けましょう。
受付ではお辞儀をする回数が多いので、アップ、ハーフアップなど、髪が顔にかからないような髪形にセットしましょう。
結婚式の「顔」である受付係にふさわしい、上品で華やかなメイクをしっかりとしておきましょう。受付の様子は、写真などの記録に残される可能性も高いです。
ご祝儀の受け取り等、受付での仕事は非常に手元が目立つので、指先はきれいにしておきましょう。
その際、ネイルを施す場合は、華美になりすぎないよう、清楚で清潔感のあるネイルデザインを心がけましょう。
結婚式ではヒールを履くのがマナーです。受付係は立っている時間も長いので、ヒールの高すぎない、履きなれたパンプスを履いていくとよいでしょう。
受付は狭いので、あまり多くの荷物は持っていかず、小ぶりのパーティーバックのみを持っていくようにしましょう。どうしてもパーティーバックに荷物が入りきらない場合は、サテンなど、上質な素材のバッグを合わせて持っていきましょう。
受付係の服装~男性編~
女性同様、フォーマルな服装がマナーです。男性の場合は、黒、ネイビー、グレーのスーツを着ましょう。シャツやネクタイは、薄いピンク、薄いブルー、白、派手すぎない柄物など、明るめのものを着用するようにしましょう。
お祝いの席ですから、華やかにポケットチーフを着用しましょう。カラーは白が基本です。
靴は黒のストレートチップを着用しましょう。女性同様、カジュアルな履物はNGです。
受付係 結婚式当日の流れ
会場に到着したら、まず初めに、会場のスタッフに受付係を任されている旨を伝えましょう。
その後、面接可能であれば親族控室に行き、結婚のお祝いを兼ねて、新郎新婦や親族にご挨拶をしておくと丁寧です。
ゲストが来場し始める前に確認しておくこと
ゲストが来場しはじめると、受付はとたんに忙しくなってしまいます。ゲストが来場する前に、以下の点を済ませておきましょう。
- 必要な備品の確認
- 自分自身の芳名、ご祝儀の提出
- お車代を渡す人、遅刻者についての確認
- 会場内の席などを事前に確認
- お手洗いを済ませておく
- 親族の立場として挨拶をする
- ご祝儀を預かる
- 芳名帳への記入をお願いする
- 席次表などを渡し、会場へ案内する
- 受け取った全てのご祝儀を担当者に渡す
芳名帳など、受付に必要なもの一式が揃っているかどうかを事前に確認しておきましょう。万が一揃っていない場合は、会場のスタッフに伝え、ゲストが来場し始める前にしっかり揃えておきましょう。
他の受付スタッフに確認してもらいながら、自分自身の芳名とご祝儀の提出を済ませておきましょう。
事前に、お車代を渡す人をしっかりチェックしておきましょう。渡すべき人に渡さなかったり、間違えて他の人に渡してしまったりすると大変です!遅刻者についても、事前に確認しておくとスムーズです。
会場内の席の位置を確認しておくと、後ほど席案内をする際スムーズに行えます。
また、受付係は、ゲストから会場の施設について様々な質問を受けることが多いので、事前に化粧室やクロークの位置など、会場施設の主要な情報を把握しておくと良いでしょう。
ゲストが来場し始めると、なかなかその場を離れることができないので、事前にお手洗いは済ませておきましょう。その際、鏡をチェックして身支度を整えることも忘れずに!
ゲストが会場に見えたら
心構えとしては、受付の仕事を行っているときは、親族側の立場としてつとめるようにしましょう。
私語や無駄話をしないのはもちろんのこと、正しい言葉遣いを意識し、くれぐれも失言などないように注意しましょう。
ゲストがご祝儀を差し出したら、両手で受け取り、
「ありがとうございます。お預かりいたします。」とお礼を述べてから受け取ります。
ゲスト名簿をチェックして、ご祝儀を受け取った記録を残していきます。
ご祝儀を受け取る際、注意をすることが2つあります。
1つは、「こちらからご祝儀を催促することはしない」ということ。
万が一ご祝儀を頂かなかった場合は、その旨をゲスト名簿に記載して残しておきます。
もう1つは、ご祝儀泥棒に気を付けること!
あまり信じたくない話ですが、多くの人でごった返している結婚式の会場には、ご祝儀泥棒が紛れ込んでいる場合があります。きれいに着飾ってゲストに紛れこみ、ご祝儀を盗む機会を狙っているのです。場合によっては数百万の大金になるご祝儀。盗難に合うことのないよう、受付係として、もっとも気をつけたいポイントです。
芳名帳への記入を、ゲストにお願いします。
「こちらにご署名をお願いいたします」とお声がけをし、ご記入いただく箇所をそっと片手で示してから、ペンを両手で渡します。ゲスト名簿をチェックして、出席者の記録を残していきます。
席次表など一式を手渡し、ゲストを控室にご案内します。
お車代や駐車券をお渡しする必要がある場合は、この時に渡します。
全員の受付を完了したら、ご祝儀と芳名帳を専用の袋に入れて、事前に新郎新婦から指示されていた担当者に確実に手渡しに行きます。
以上が、受付の流れになります。
心のこもった受付で、新郎新婦にはなむけを!
結婚式の受付係を引き受けるとなると、緊張し心配な気持ちになることもあると思います。
でも、ポイントを押さえ、心を込めて対応すれば、それほど難しいことはありません。
大役を任せてくれた大切な友人の結婚式。
2人の期待に応えるべく、しっかりと事前に確認・準備をし、心を込めて、受付係の役を利を果たしましょうね☆
最新情報をお届けします
Twitter でWeddingTipsをフォローしよう!
Follow @WeddingTips0310