最高の思い出にしたい一生に一度の結婚式♡
全てを理想通りに……といきたいトコロですが、結婚式にかけられる費用には限界があるのが現実です。

結婚準備を進めるほど少しずつ上がっていく見積りがちょっと不安……。
どこにお金を掛けて、何を節約するべきなのか悩むプレ花嫁さまも多いはず。

今回、WeddingTipsはゲスト目線で考える見積りの見直しポイントに注目しました。
これから結婚式場探しするあなた、結婚式準備中に結婚式費用の見直しが必要になっているあなたも必見の【結婚式費用の節約術】をお伝えします♡

結婚式の費用は【節約できるアイテム】と【節約しない方が良いアイテム】がある

 【結婚式の費用】見積りの見直しポイントをゲスト目線で考えてみる で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

これまでお世話になってきたゲストを精一杯の気持ちでおもてなしするなら、結婚式費用をどう使うべきでしょうか?

見積りの工夫次第では、ゲストの満足度アップに☆
けれど、一歩間違えれば「ケチった」という評価に……。

プランナー歴10年の筆者が、正しい見積りの見直しポイントを解説します!

限られた結婚式費用を上手に抑えるポイントは、“節約OKアイテム”と“節約NGアイテム”の境界線を知ること。

その境界線とは、『ゲストに直接関係のあるアイテム』かどうか。
ゲストに直接関わるアイテムは、言い換えればゲストが期待しているアイテム。期待が大きい分、裏切ってしまうと後の結婚式満足度にも直結してしまいます。
ゲストの満足度が上がる結婚式費用のお金のかけどころ、是非知っておきましょう!

結婚式費用が節約できるアイテム=ゲストに直接支障のないアイテム

結婚式の見積りを見直すときには、まずはゲストに直接関わりのないアイテムから節約ポイントを探していきます。

花材にこだわると比例して費用は上がる『装花』

結婚式の装花は質にこだわるほど見積りは上がります。

例えば、結婚式といえば定番のバラ。年中手に入りカラーバリエーションも豊富なことでよく使われる花材です。

ですが「真っ赤なバラだけを使った装花」をリクエストすれば、かなり高額になってしまいます。
そこで、バラではなく「真っ赤」ということだけにこだわってみましょう。
咲き方が少し似ているトルコキキョウやカーネーションをセレクトすれば、バラより費用を抑えることができます。
花材の見直しは、こだわりをキープした状態で費用は抑えられる、おすすめの節約方法です。

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Advice from planners
結婚式の装花はアレンジの仕方も費用を上げてしまっているポイント。
オアシスを使って丁寧にカタチを作り上げるアレンジは、技術と手間を必要とするため費用は上がりがち。
上記イメージ写真のようにガラス瓶に投げ入れるタイプのクラッチアレンジは、手間が最小限に抑えられるためちょっとした節約にも繋がりますよ♡
装花の見積りを見直すときには、花材だけじゃなくアレンジの仕方にも注目してみてください。

工夫すればイメージチェンジは叶う『衣装』

トレンド調査2017によると卒花嫁さまのカラードレスの平均費用は21.8万円だそう。それにお色直しのためのヘアメイク費用、ブーケ代などを合わせるとお色直しに掛かる総額は30万円相当に。

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お色直しの目的のひとつは、ガラッとイメージが変わった花嫁さまを見てもらいたいから。
それなら、ドレスを1着増やさなくても、ヘアスタイルとブーケチェンジだけでも充分にイメージは変えられます。
また、1着のウェディングドレスでイメージチェンジが叶う、セパレートドレスという選択肢も。

もし「ウェディングドレスとは違う衣装を着てみたい」という希望があるなら、前撮りで写真に残しておく方法もあります。前撮りなら、結婚式当日にカラードレスや和装でお色直しをするより費用はグンと抑えられます◎

Advice from planners
衣装を1着にするのは、費用を抑えるという点だけではなく、お色直しのために高砂から席を外す時間を短縮できるというメリットも。
短くなった離席時間をゲストとの会話時間にすれば、これもひとつの“おもてなし”につながりますね♡

手間は掛かるけど数万円の価値がある『プロフィールビデオ』

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結婚式の定番演出ともなっている、映像演出は式場に注文すれば5万円〜10万円くらいが相場。ですが、手作りすれば高くても1万円前後、パソコンに備え付けの動画作成ソフトを使えば無料で作ることだってできます。

確かに手作りは手間が掛かってしまいます。でも、この一手間が数万円の節約に繋がるなら「アリ」な手間なのではないでしょうか☆

Advice from planners
演出映像を手作りする場合、プロジェクター使用料が別途必要になることがほとんどです。事前にプロジェクター使用料の確認も忘れないようにしておきましょう!

おもてなし重視なら“しない”という選択肢もある『演出』

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結婚式に華々しい演出はつきものですが、その演出のひとつひとつには数万円から数十万円単位の費用がかかることも多いです。
でも、ゲストはそこまで演出に期待しているのでしょうか?というのが、500件近く結婚式を担当した私個人の感想です。

むしろ「私たちを見て!」の演出よりも、新郎新婦ふたりとお話ししている時間の方がゲストの笑顔も多かったように思います。この触れ合いの時間もゲストの満足度を高めるポイント。

例えば、ゲスト卓をラウンドする演出。キャンドルサービスならやはりキャンドル代や、トーチ代。細かいところをいればトーチに付ける装花も必要です。これで約5万円〜8万円程度の出費に。

費用を抑えるなら、キャンドルサービスはではなく、ゲストテーブルごとに写真を撮影してまわるのもおすすめです。
ゲスト全員との写真も残せて、全てのテーブルを丁寧にまわれるのでゲスト全員との会話を楽しむこともできます。そして何より追加費用も抑えられます♡

結婚式の演出は、しなくちゃいけないモノではありません。ゲストの満足度を高めるなら、見せる演出を減らし、触れ合う時間を増やしてみてください。ゲストからの好感度もアップするはず♪

優先順位をつけて予算内に『ブライダルエステ』

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結婚式の見積りには直接載らないかもしれませんが、結婚式費用のひとつとしてウェイトを占めるのが花嫁さまに掛かるブライダルエステ代。
トレンド調査2017によると卒花嫁さまの95%が何らかの美容ケアを受けていて、平均9.1万円。中には20万円以上掛けている花嫁さまも。

掛ければ掛けるほど美しくなれるブライダルエステ。とはいえ……、やっぱり限られた結婚式費用。
しかもゲストの満足度を最優先に考えれば、直接関係の無いブライダルエステは費用の抑えどころでもあるんです。

ドレスの着こなしやヘアアレンジによって、ケアが必要な部分も変わってくるはず。どこをケアすべきかを考えて優先順位を付けてみてください。

潤ツヤ肌はシェービングで手に入れる!ブライダルシェービングはプレ花嫁のマストケア☆

結婚式費用で節約しない方が良いアイテム=ゲストが期待しているアイテム

結婚式に招待されたゲストみんなが楽しみにしている【料理】。
そして、習慣による相場もあり、やみくもに価格を抑えると、ご両親の顔に泥を塗る可能性もある【引出物】。
どちらもゲストが期待している分、節約は避けるべきアイテムです。

詳しく解説していきましょう!

ゲストみんなが結婚式に招待されたら期待する『料理』

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これまで結婚式に招待されたとき、「どんなお料理が出るのか」と楽しみではありませんでしたか?

結婚式でサービスされる料理の数々は、味はもちろん、鮮やかに彩られた見た目も“演出”のひとつ。
結婚式の中でどんなアイテムよりもゲストに深く関わる料理は、節約する優先順位は低めにしておく方が賢明です。

先輩カップルは料理にいくら掛けてる?相場を知る

「結婚式のお料理って普通はいくらくらい掛けてるんだろう?」見積りを見直すときに、ふと気になりませんか?

トレンド調査2017によると、先輩カップルが結婚式でお料理に掛けた費用は一人平均1万5,800円だったそう。

結婚式の見積りに掲載されるのは、一人当たりの料理代にゲストの人数。さらに、料理や飲物にはサービス料も加算されるので、料理は見積りの中でも大きなウェイトを占めます。
だからこそ、「節約したいけれど、ゲストの満足度を考えると……。」と悩んでしまいますよね。

確かに料理は、節約の優先順位は低くする方が良いです。
ですが、高額になる結婚式費用……。仕方なく料理を節約せざるを得ないときもあるはず。

参考にして欲しい料理の節約ポイント

ゲスト目線で考えてみると、メニュー表に掲載されている品数や食材を見れば、なんとなくコース料理の高い低いは想定できてしまうもの。

コース価格が低いほど、品数は少ない傾向にあります。
そして、メイン料理に使われている食材を見れば、価格帯はなおさら明確になってしまいます。

つまり「品数」「メイン料理」に節約のポイントがあるというコトでもあるんです。

単純に1万円のコースを1万5,000円にすれば、品数も増えてメイン料理のクオリティもアップ。ゲストの満足度も上がるでしょう。しかし、それでは節約にはなりません。

そこで式場が対応可能であれば、ベースを1万円のコース料理にして

  • 単品で品数を増やす
  • メイン料理だけ差し替える

いずれかをするだけでも、メニュー表の見栄えも変わり、ゲストの満足度もキープできます☆

品数アップや、食材の差し替えいずれかであれば、コース料理ごとランクアップするほど見積り金額が上がらないことがほとんどです。

結婚式の見積りの中で、どうしても料理の見直しが必要になった場合には、こんな節約術もあることを知っておいてください♡

習慣や地域性を考えると節約すべきでない『引出物』

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結婚式でゲストにお渡しする引出物は、ご祝儀のお返しでもあり、『両家からゲストの皆様へ』という意味もあります。そのため、引出物をむやみやたらと節約するのは非常にキケン。
ご両親の顔に泥を塗ってしまう事にもなりかねません。

結婚式の見積りを見直す中で、どうしても引出物の節約が必要になったときは、自分たちで判断せずに必ずご両親の確認も取っておきましょう!

引出物の相場は「ない」と思っておく

トレンド調査2017によると、引出物の相場は5,000円でした。しかしこれはあくまでも『相場』。

引出物の費用を考える上で、注意するべきポイントは

  • 地域の習慣
  • 親族間の相場
  • ゲストとの関係性
  • ご祝儀見込み

の4点です。

引出物の相場や、選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。是非参考にしてみてください☆

注目!ゲストをがっかりさせないための【引き出物の相場とそのポイント】

ゲストがっかりの結婚式にしないためには、見積りの見直し方にコツがある

これから結婚式の準備をはじめるあなた。そして、今まさに、結婚式の見積りの見直しが必要になっているあなたへ、ゲスト目線で考えてみた見積りの見直し方法についてご紹介しました。

このように見積りを見直すときには、ゲストからの期待度を考慮する必要があります。
限られた結婚式の費用の中から、何にいくらお金を使うのかを考えるコトってとても大切なんです。

この記事を読んでくださったみなさまの結婚式が、ゲストにとって「これまでの結婚式のひとつ」ではなく「これまでには無い結婚式だった。」と振り返ってもらえるようなゲスト満足度の高い結婚式になることを願っています……♡

 

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