結婚式は新郎新婦おふたりが主役。当然、新郎衣装も重要なポイントです。
なのに「主役は花嫁だから、花嫁が美しく目立っていればいい」「新郎は引き立て役だから…」「試着するのが面倒くさい」と衣装選びに消極的な新郎さま!ちょっと待ってください!
優しい新郎さまほど、花嫁さまが引き立つことを重視されます。でも、花嫁さまを美しく引き立てるためには新郎衣装のコーディネートがとても重要だって知ってました?本当に花嫁さんのためを想うなら新郎衣装も力を入れたコーディネートが必要!ただの引き立て役じゃない。愛する花嫁さまの「最高の引き立て役」=「最高のエスコート役」に♡
新郎衣装合わせの流れ
まずは新郎さまの衣装合わせについて、タイミングや衣装合わせの回数などをレクチャーしていきます♡
新郎の衣装はいつ頃決める?
多くの場合、花嫁さまの衣装が決まったタイミングで新郎の衣装合わせをします。時期としては結婚式の2~3か月前が多いです。花嫁さまの衣装に合わせてコーディネートしていくので、花嫁衣裳の決まるタイミングで予約を入れましょう。
可能であれば衣装を着ている花嫁さまと並びながら決める同時試着もお勧め。当日がぐっとイメージしやすくなりますよ♡
新郎の衣装は合わせは何回する?
多くの場合、新郎衣装は1回の試着で決定します。もちろん決めきれない場合は後日再試着ををすることもあります。無事に衣装が決定したら、結婚式当日までにサイズ合わせを行います。
新郎の衣装合わせには何を着て行けばいい?
基本的にどんな服装でもOKです。ただ服の上からベストやジャケットを羽織るので、夏場でも袖付きのシャツが良いでしょう。試着用の立ち襟シャツなど、衣装室に用意してあることが多いですが、念のためスタッフに確認しておくと安心です。また、和装の場合も私服の上から試着することが多いので、襟のないTシャツなどを着ておくのがお勧めです。
新郎の衣装合わせの持ち物は?
- 靴下
靴も試着する事が多いので靴下を持っていきましょう。
- ステテコやスパッツ
衣装のパンツを直接履くのが気になる場合は持っておくとお勧めです。
- 決定したドレスや和装の写真
新郎衣装に並べたりすると当日のイメージがしやすいです。
- カメラ
新郎衣装を試着した姿を撮影しておけば、後から確認出来て安心です♪また、客観的に新郎姿を見れるのも良い点です。
新郎の衣装合わせには誰と行く?
特に決まりはありませんが、花嫁さまとふたりで行くことがほとんどです。おふたりでドレスとの兼ね合いなど相談しながら決めていきます。中にはご両親も呼んでたくさんの方からの意見をもらう場合も。ただ、試着スペースがそんなに広くないことも多いので、スタッフに相談してみると安心です。
新郎衣装の選び方ポイント
「さぁ、いよいよ新郎衣装の試着!だけど一体どうやって選べばいい?スーツと同じような感覚で決めていいの?」
新郎衣装もたくさんの種類があるので、何から試せばいいのか分からないですよね。そんな方もばっちり衣装を決定できるようにお勧めのポイントをご紹介します。
新郎衣装の選び方ポイント1☆色を決める
何から決めれば分からない・・という場合は、衣装の色から検討するのがおすすめ。まずは衣装の上を羽織って自分に合った色を探してみましょう。
ホワイトやシャンパンゴールドなど明るい色は似合わないと思っていても、着てみると意外としっくりくるなんてよくある話。ぜひ食わず嫌いせずに、色々な色にチャレンジしてみましょう。また、結婚式や披露宴のイメージに合う色をチョイスするのも素敵です。
和装の場合は花嫁さまの着物の色に合わせて紋付の色を決めていきましょう。
新郎衣装の選び方ポイント2☆衣装の形・サイズ感をチェックする
「細身のパンツが好き」「足を長くみせたい」など、拘りポイントがある新郎さまは衣装の形やサイズ感の希望をスタイリストに伝えてみましょう。譲れない拘りがあるなら、そこから決めていくのが良いです。ジャケットももちろん、特にパンツは衣装によってサイズ感が異なる場合が多いです。同じサイズでも衣装ごとに必ず試着をしましょう。結婚式当日は緊張もあり、長時間着用をしていると普段よりも疲れます。ですので、衣装の着心地もしっかりチェックしましょうね。
新郎衣装の選び方ポイント3☆花嫁衣裳とのバランスをとる
「花嫁さまとバランスをとること。」新郎衣装を決めるにあたり、1番大事なポイントです。
具体的にどのようにバランスをとるのか?花嫁衣裳ごとに解説します。
ウェディングドレス
ウェディングドレスに合わせるのに大切なのは「色」と「式のイメージ」です。
「色」はホワイトの新郎衣装を選ぶ場合です。「ウェディングドレスは白なんだから、新郎は何色を着てもいいんじゃない?」と思いがちですが、実はポイントがあるのです。それは新郎衣装がウェディングドレスより白くならないことです。ウェディングドレスに「ホワイト」「オフホワイト」「アイボリー」と白さの段階があるように、新郎衣装にも白さに違いがあります。新郎新婦が並んだ時に新郎衣装よりウェディングドレスの方が白い方がバランスが良いです。ですので花嫁さまのウェディングドレスよりも落ち着いた(アイボリーよりの)色を選びましょう。
また、「式のイメージ」がある場合は新郎衣装もイメージに合わせて選びましょう。例えば「ロイヤルウェディング」がイメージだったら、襟に刺繍が入っていたり、ジャケットの丈が長めの新郎衣装などがお勧め。新郎新婦揃って「式のイメージ」を表現できると素敵ですね♡
カラードレス
カラードレスに合わせるのに大事なのは「色」と「披露宴会場の雰囲気」です。
「色」は花嫁さまのカラードレスのと対照的な色を選ぶとメリハリがつきます。例えば淡いピンクのドレスの場合、白やシャンパンゴールドなどの新郎新婦だと少しぼやけた印象になる可能性があります。なのでネイビーやブラウンなど違いのはっきりする色にすると、カラードレスと新郎衣装がお互い引き立ちますよ♡またカラードレスの色と、ベストやタイチーフなどの色を合わせると一体感が出て素敵です。新郎衣装によってカラードレス・おふたりが並んだ時の印象が驚くほど変わるので面白いですよ♡
そして「披露宴会場の雰囲気」を確認しておくことも大事なポイントです。例えば大人っぽい会場の場合、明るい色を着るのかシックな色を着るのかで大分印象が変わってきます。「披露宴のイメージ」とともに、披露宴会場の壁の色なども頭に入れておくと良いですよ。ガーデンウェディングなどカジュアルな披露宴の場合は、ベストのみのスタイルにするのも素敵です♡
和装
花嫁さまが和装の場合、新郎さまは紋付き袴を着るのが正式です。色は黒がメジャーですが、お色直しの際には白や紺などの紋付き袴にチャレンジするのもおしゃれですよ♡花嫁和装が黒や濃紺などシックな色の場合は、紋付き袴を明るめの色にするとバランスが良いです。
細かい部分もぬかりなく!こだわり小物でさらにおしゃれに♡
新郎衣装が無事に決定!でもそれで終わりではもったいない!せっかくなら小物類にもこだわりましょう。細かい部分までばっちりきめて、花嫁さまを華麗にエスコート♡
ネクタイ・ストール
ネクタイは新郎衣装全体の印象に関わるを左右する重要なアイテムです。落ち着いたイメージにしたい場合はレギュラータイ、高貴な印象にしたければアスコットタイ、カジュアルにきめたいなら蝶ネクタイ・ストールを選ぶなど、シーンに合わせて選びましょう。また衣装デザインに合わせたネクタイがある場合も。同じ種類のネクタイでもちょっとした違いで印象が変わるので、ぜひ色々とチェックしましょう♡
ポケットチーフ
新郎衣装の胸元を華やかに飾ってくれるアイテムです。ネクタイと色やデザインを合わせるのもお勧めです。またポケットチーフは挿し方も様々な種類があり、同じデザインでも印象が違うのでスタイリストにお勧めの挿し方を聞くのも良いかもしれません!
カフスボタン
シャツの袖につけるボタンです。実は指輪交換やケーキカットで、新郎さまの手元は結構目立つのです。ですのでカフスボタンにもこだわるのはいかがでしょう?アコヤガイのシンプルなデザインも素敵ですが、思い切ってオリジナルのカフスボタンを作るのもお勧めです!おふたりの名前や結婚式の日付を入れたりして、「世界に1つだけのカフスボタン」をつけたらとても素敵。結婚式にゲストとして参列する場合でももちろん使えます。
ブートニア
新郎衣装の胸元を華やかに飾ってくれるアイテムです。お花が一般的ですが、お勧めはダイヤモンドやパールで作られたブートニア!キラキラとした輝きが顔周りを明るくしてくれます。披露宴では座っている時間が長いので、花嫁さま同様、新郎衣装も上半身のデザインが重要。ですので胸元に豪華なブートニアがついていたらとても華やかな印象になります。また、シンプルなチェーンタイプのブートニアとお花のブートニアのダブル付けも素敵♡購入した場合はゲストで招待された結婚式でもおしゃれにきめられますね♡
シークレットブーツ
「花嫁との身長差がない」「足を長くみせたい」こんな悩みを抱える新郎さまにはシークレットブーツがお勧め!靴の中部分が厚底になっているので、外からは全くわかりません。一般的な靴底が3cmに対して、シークレットブーツは5~9cmほど。履き心地も考慮しながら選びましょう!
素敵な新郎姿に花嫁さまもうっとり♡
花嫁衣裳に負けないくらい、新郎衣装も全力でセレクト☆かっこいい新郎姿に思わず惚れ直しちゃうかも・・・♡
新郎新婦揃ってこその晴れの日のコーディネート。楽しみながら運命の一着を選びましょうね♪
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