結婚式や前撮りで和装を考えているプレ花嫁さま、手元のこと忘れていませんか?せっかく和装をするならネイルまでテーマを合わせて美しい手元を演出しましょう!
今回のWedding Tipsは、和装ネイル特集。和装ならではの気を付けたいポイントから和風ネイルの魅力を最大限に引き出す写真ポーズまで、たっぷりのネイルデザインとともにご紹介します!結婚式で着物を着る予定のプレ花嫁さま、必見です!!
インパクトが違う!和装の手元ってこういうこと
和装と洋装ではその美しさは全く違います。ドレスなら布地だけでも沢山の種類があって、手にするブーケも様々で花嫁さまの個性が出ますよね。
いっぽう和装は布の質感や小物の色形に大きな差はないものの、一枚の着物に存在する色は実に多様でその組み合わせは無限大。和装は小物の数も多いため、そのぶん手元にフォーカスした写真は意外と多く残るんですよ。
和装ならではの「色重ね」のインパクト
色打掛、引き振袖、十二単・・・色のある和装であれば、一着の中に沢山のカラーが存在しています。手元をアップに写真を撮れば、着物は色彩鮮やかな背景として手元を引き立たせてくれるのです。
この一枚の写真でもかなり華やかな印象ですね。よく見てみましょう。
朱赤のベースにホワイト&ゴールドと和装では定番の色が華を添えます。さらにはブラックにグリーン、ターコイズブルーまで!!ピンクの桜刺繍も見えますね。パッと見はオーソドックスな朱赤の色打掛ですが、実はこんなにたくさんの色から成り立っているとは驚き。
そこへ合わせたのは、色をおさえたオレンジゴールドベースに小花のネイル。控えめな和風デザインが着物と和ブーケに絶妙にマッチしているのがわかります。
和婚ならではの写真アングルがある!小物の多さと神前式がポイント
和装には小物類がたくさんあります。そして和婚の写真であれば、小物にフォーカスを当てた写真は定番中の定番!結婚式で撮られる写真のアングルやポーズ、知らないとなかなかイメージがつきにくいかもしれませんが、和装の小物アップ写真は必ず撮るものと思ってください!
そして神前式が執り行われている最中にも、手元が注目される大事な場面があるんです。神前式を挙げる花嫁さまには是非知っておいてもらいたいポイントです。
小物や神前式の手元アングルについては「和装ならではのネイルを美しい写真で永遠に」で詳しくご紹介します。
着物の色×ネイルで選ぶ
和装と相性のよいカラーを選ぶには?色合わせのコツ
ヌードカラー or ホワイトを選ぶ
肌の色に近いヌード系のネイルにすれば、どんな色の着物であっても上品にまとまります。
またホワイトやゴールドも、日本古来からお祝いの色として定着しています。ほとんどの着物に入ってくる色ですので、統一感が出ておすすめです。
和装以外にウェディングドレスなど洋装をする場合は、このベーシックタイプを選ぶと良いでしょう。どんなカラーにも対応できる万能ネイルといえます。
着物の中にある色を選ぶ
たくさんの柄や色を持つ和装のときのネイルは、着物の中にあるカラーを選択することが鉄則です。
和装で前撮りをする方などは、思いっきり世界観にこだわって、和装でしかキマらないネイルをするのも特別感たっぷりでオススメです。
白無垢
白無垢姿は、何から何までとにかく真っ白であることが最大の美しさといえます。白無垢の元来の意味合いは、嫁ぎ先の色に染まるための純白衣装ですから色は入れないのが基本です。
基本はやっぱり白!ホワイトネイル
クリアネイルにシルバーラインがポイントになったネイル。全てがホワイトベースの中に控えめなシルバーのきらめきが、指輪の色と相まって美しいですね。
ポイントで赤を差す、和風フレンチネイル
基本は真っ白ですが、白無垢に最も合うカラーである赤なら取り入れやすいです。紅白カラーでお祝いの雰囲気が一気に高まりますね。斜めに細く引かれた赤はまるで「紅を差す」かのような美しさ。
肌に近いベージュピンクのグラデーションネイル
肌の色に近づければ白無垢の純白を邪魔しません。手元もやわらかい印象になって女性らしさが引き立ちます。こちらは指輪がゴールドであることもあり、暖色でまとまった良い例といえます。
カラーのある着物
色打掛、引き振袖、黒引きなど、日本伝統の花嫁衣装には色とりどりの着物が存在します。和装にあわせるネイルの鉄則は、着物に入っているカラーを選ぶこと。和装は着物だけでも襟や刺繍模様で多彩な色が使われています。うるさい印象にならないようにカラー選びは慎重に!
赤/朱赤の着物にあわせるネイル
色打掛でも断然人気の高い色が赤。若々しい印象の真っ赤なものから、日本古来の厄除けの色である朱赤まで、同じ赤でもそのテイストはさまざま。あなたのイメージする赤にあうネイルはどんな色?
黒の着物にあわせるネイル
黒の地色に紫がポイントカラーになっている印象的な黒引き振袖。同じ紫を取り入れた斜めフレンチ。
せっかくのブラックをネイルにも取り入れるならこんなデザインはいかがでしょうか。薬指だけ黒にして、他の指はヌードカラーでひかえめに。黒の模様がドットであるのも可愛らしい印象に。
ブルー系の着物にあわせるネイル
最高におしゃれなこのネイル。色打掛の柄ありきで決められたデザインであることがわかります。色打掛の地色はブルーですが、裏地のサーモンピンクをネイルのベースカラーにもってきます。そこにブルーラインや和柄のデザインチップで絶妙なまとまりあるネイルに。
既に着物が決まっている花嫁さまは是非ネイリストさんに相談してみてください。
着物の地色はグリーンがかった水色ですが、ネイルはゴールドラメのグラデーションになっているようです。着物の模様は金彩といって、模様の糸目の部分を金線でくくる「金くくり」に代表される金加工が施されているものが大変多いです。つまり、どんな色の着物であってもゴールドは不思議と馴染むのです。
グリーン系の着物にあわせるネイル
こちらは着物の柄である白をベースカラーに選択。模様から察するに鶴でしょうか、大きいモチーフのようですので白の面積も広めです。その白をネイルに持ってくることで、まるで爪先が着物の柄の一部かのように自然に溶け込みます。
珍しいライトグリーンの衿色と合わせた個性的でおしゃれなネイル。色打掛でも引き振袖でも衿色は基本は白ですが、最近では衿にカラーを持ってくるおしゃれな花嫁さまも増えてきています。計算された色合わせで、この着物でしか出せない魅力たっぷりの指先に仕上がっていることがわかります。
和モチーフ×ネイルで選ぶ
なかなかネイルデザインが決まらないなら、和装ならではのお花や柄、モチーフから選んでみるのもオススメ。
ここではさまざまな和ならではのネイルモチーフをご紹介!お気に入りの一枚を見つけてみてください☆
桜
桜は日本を象徴する花です。やさしく柔らかい印象のピンクは女性らしい可憐な手元にピッタリ。
おしゃれなオトナ花嫁さまにはこんな落ち着いた桜ネイルもおすすめ。
牡丹
白の地色でも赤の地色でも合いそうなネイル。牡丹柄の着物を着る花嫁さまに。
黒引き振袖にも似合いそうな、珍しいマットな質感のキュートなネイル
ダリア
最近では和装に洋髪をあわせる花嫁さまも多くなってきました。ダリアは洋髪の髪飾りとしても人気の高いお花です。ダリア自体は洋花で、明治・大正時代から着物の柄として取り入れられるようになりました。存在感があり、洋の雰囲気にも合うのが特徴。こんなネイルならドレススタイルでサムシングブルーにもなりそうですね。
和テイストを強めたいなら、こんな柄も素敵。
もみじ
秋に和婚をする花嫁さまには絶対おすすめ!もみじのモチーフがあるだけで一気に秋らしく和テイスト満載のネイルに。
黒のフレンチネイルで大人っぽい表情に。
和柄
それだけで和テイストを感じられる和柄。レトロな雰囲気の着物を選ぶならネイルは和柄でキメるのが吉◎
ネイビー×ホワイトで作る市松模様が洗練されたイメージに。
こちらは矢がすり柄が入ったデザイン。落ち着いた色味が大人っぽいですね。
麻の葉模様なら洋装でも使えそう。
水彩画ネイル
こちらはちょっと番外編。水彩画のような柔らかな花が印象的なネイル。和装にもウェディングドレスにも合わせられそうですね。
和装ならではのネイルを美しい写真で永遠に
結婚式当日に和装をする花嫁さまも、前撮りで着物を着る花嫁さまも、一生残る和装の写真だからこそ爪先まで美しく残しましょう。
和婚をするなら知っておきたい当日撮られるポイント、和装ならではのおすすめポージングを教えます。
和装小物アップの写真は定番!
ここでは具体的な小物のアップ&ネイルのイメージがわくような写真を厳選してご紹介します。
- 末広
- ブーケ
- 花嫁5点セット
流れるような美しい指先にそっともたれる直線の末広扇子。和婚ならではの一枚です。
最近では末広をブーケのようにアレンジしたものもあります。
近年では和風ブーケを持つ花嫁さまも多く見られます。和のお花たちで作るボールブーケは、可愛らしいものから凛とした表情のものまで多彩です。ネイルもブーケの印象に合わせてデザインしてみては?
和装の花嫁だけが着けることを許される5点セットがあるのをご存知ですか?懐剣、筥迫、抱え帯、丸絎け帯締、末広の5つのアイテムです。着物を華やかに格上げするのみならず、差し色によるアクセントの役割も。小物が集まった帯部分は花嫁衣装ならではですので、是非写真に残すことをオススメします。美しいデザインネイルの手先でおしゃれな一枚に仕上げてみてください。
これぞ神前式!三々九度のときの手元
神前式特有の儀式のひとつ、「三献の儀」。いわゆる三々九度というものです。そっと伸びた指さきには艶やかな朱赤の盃。その場の厳かな空気が伝わってきそうな雰囲気のある写真です。三々九度の花嫁さまは奥ゆかしく美しい。この写真を見ればネイルの重要さも一目瞭然ですよね。
杯を受けるシーンもシャッターチャンスのひとつ。神前式では所作ひとつで美しさが全然違います。身体の姿勢を正すのと同時に手の姿勢も正すのです。自信を持てる美しいネイルで式に臨みましょう。
ネイルを決めたらポーズも考えよう
自慢のネイルが決まったら、ネイルの美しさを最大限に引き出せるポーズも決めておきましょう。気に入ったネイルデザインなら、いつまでも見返したくなるステキな手元の写真が永遠に残ります。ここでは和装ならではのポージングを厳選してご紹介します。
和のブライダルネイルで手先までしとやかに
着物は着るだけで背筋がピンと伸びる思いになりますよね。自然と手元、足元の所作も美しくなるものです。さらにお気に入りのネイルなら意識も指先まで行き届きます。和装の美しさを引き出すキモとなる、流れるような女性らしい指先をネイルで完成させてみませんか。
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