結婚式場の費用。どうしても見積もりばかりに注目しがち。
しかし結婚式の費用は、見積もりに掲載されているもの以外にもたくさんのものが必要になるのをご存知ですか?
今回のWeddingTipsでは、結婚式場でもらう見積もりには載らない!後々発生しがちな費用についてご紹介します。
目次
結婚式の費用総額は「見積もりの費用」+「自分たちでコントロールすべき結婚式に関わる費用」
結婚式の予算を立てるときには、2つの項目を立てておきましょう。
この2つの合計が結婚式の本当の費用です。
その1・結婚式場でもらう見積もり
まず1つ目は、結婚式場でもらう見積もりの費用。
結婚式場を通して注文するものなので、見積もり管理は主にプランナーさんの役割。
結婚式の準備中、今自分たちがどの位の予算になっているのかを知りたいときは、お願いすれば現状の見積もりを作成してくれることが多いです。
その2・自分たちでコントロールすべき結婚式に関わる費用
一方、結婚式場の見積もりには記載されない、全て自分たちの管理になる費用があります。
「いつ」「誰に」「何が」必要になるのかをふたりでしっかり把握しておく必要があるのがこちら。
見積もり以外の費用といっても、合わせると数十万円に及ぶことも。
結婚式の予算を管理する上で絶対見落としてはいけない項目と言えますね。
とはいえ「じゃあ、一体何が必要になってくるの?」と疑問に思いますよね。
続いて、結婚式の見積もりには載らないけど必要になる可能性の高い項目について、詳しくご紹介していきます♡
自分たちでコントロールすべき結婚式に関わる費用4つ
結婚式の見積もり以外で必要になる項目はたくさんあります。
その中でもこれからご紹介する4つの項目については、数万円単位の費用負担になることから見落とせないアイテムです!
中には、ふたりだけで決めるものではなく、ご両親に相談した方が良い項目もあります。
早めに準備を進めておく方が吉。
どこまで負担?がポイント|ゲストの交通費・宿泊代
自分たちの結婚式のために、遠方から駆けつけてくれるゲストのみなさま。
そのため新幹線や飛行機等を利用して来てくれるゲストへは、新郎新婦側が交通費を負担するのが一般的です。
そこで、注意しておきたいのは交通費をどこまで負担するのかという点。
- 交通費の片道分だけ負担する
- 交通費全てを負担し、ホテルが必要なら宿泊代だけゲスト負担に
- 交通費も宿泊代も全て新郎新婦負担
など、費用負担の程度は様々あり「このパターンが正解ですよ!」がありません。
ココがご両親への相談ポイントです。
特にご親族間においては、新郎新婦のふたりが知らないだけで家ごとに習慣があるところがほとんど。
そのため交通費や宿泊代の負担程度についてはご両親に相談しつつ、誰にいくら負担するのかを決めましょう!
交通費や宿泊代のことを総称して「お車代」といいます。お金の準備の仕方や、渡し方のマナーについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください☆
負担額は両家で揃える必要はなく、それぞれのルールに添って負担しましょう☆
今後のお付き合いを考えた上でも大切|主賓挨拶・乾杯・受付・余興へのお礼
結婚式を盛り上げるために、準備や演出に関わってくださるゲストもたくさんいます。
そのお礼も結婚式に関わる費用として大切な項目。
お礼の相場や、渡し方にはマナーがあります。
こちらの記事で詳しく解説をしています。お礼の渡し漏れが無いようにこちらの記事を参考に必要になる予算を立ててください。
「誰が」「何を」負担する?|参列者着付け・ヘアセット代
披露宴会場の雰囲気をより華やかにするのは、ゲストの役目。
ゲストが明るい色や華やかなドレスを着用していたり、お着物だったりすると、それだけでも披露宴の格がグンと上がったような雰囲気になりますね。
しかし、気になるのは着付けやヘアセットにかかる費用は誰が負担するのか?という点。
【親族の場合】新郎新婦もしくは両親が負担することがほとんど
私のプランナー時代の経験から言えば、
お客様を拝見しているとご親族の着付け代は、新郎新婦かご両親が負担されていることが多かったように思います。
しかし親族間の慣例として「自分たちに関わる費用は、自分たちで全て負担する」と取り決めていることも多くはないですが、あります。
そのため着付けやヘアセットにおいても支払い方法は、必ずご両親に一度確認をすることを忘れないようにしましょう!
【友人の場合】不公平にならないよう配慮が必要
ご親族の着付けやヘアセット代とは違い、友人ゲストの費用負担は「新郎新婦持ち」「ゲストの自己負担」と意見が分かれがちです。
女性ゲストの場合には、行きつけの美容院でヘアセットをして出席される方も多く
「自分で美容院に行った人は、自分で払う」
「結婚式場で着付けやヘアセットをした人は、新郎新婦が払う」
では、不公平になってしまうからというのが理由です。
ご両親と相談の上「友人ゲストの着付けやヘアセットも招待する側で持つ」となれば、事前にご友人たちには伝えてあげましょう。
自己負担していただく場合には、結婚式場でも手配出来る事と費用を伝えた上で花嫁さまが手配をしてあげるとスムーズです。
できれば着付けやヘアセットは結婚式場で手配してあげる方が丁寧♡
招待状に「着付けやヘアセットは結婚式場でも承ります。希望される方は、事前にお知らせください。」など一言添えた付箋を同封してあげると、ゲストも頼みやすい環境になりますよ。
ゲストへ少しでも負担を掛けずに出席していただくよう手立てを整えるのも、大切なおもてなしのひとつです♪
花嫁として万全の体制を整えておきたいから♡|ブライダルエステ
「ドレスをもっと綺麗に着るために♡」「写真写りを自分至上最高に美しくするために☆」卒花嫁さまの93%が受けている(結婚トレンド調査2017より)というブライダルエステ。トレンド調査によると卒花嫁さまが掛けたブライダルエステ代の平均は9.1万円とのこと。
一口にブライダルエステといっても店舗やコースによって価格は大きく異なります。とはいえ決して安い買い物とは言えません。
結婚式場の提携店を利用する場合には、結婚式の見積もりに計上される場合があります。しかし提携外のエステサロンを利用する場合には、当然見積もりには載らないため結婚式の費用を考えるときには予算を掛ける項目としておさえておきたいトコロ。
こちらの記事では「ブライダルエステとは?」といった基本知識から、メニューの紹介や相場などを解説しています。ブライダルエステは、普通のエステとは違い「花嫁さま」に特化したエステです。気になる方は一度チェックしてみてください☆
結婚式の準備を楽しく進めるためには、費用の管理も重要なポイント☆
結婚式場でもらう見積もりには載っていないけど、結婚式の準備を進める中で必要になると思われる項目をご紹介しました。
ご紹介した項目は、花嫁さまに必要なアイテムもあれば、ゲストケアに必要となる費用も。
これまでお世話になってきたゲストへのおもてなしの場でもある結婚式。
ゲストみなさまに笑顔で過ごしていただくためにも出来る限り負担を減らし、お礼の気持ちを伝えるための備えはしっかりしておきたいものですね……♡
最新情報をお届けします
Twitter でWeddingTipsをフォローしよう!
Follow @WeddingTips0310