結婚式での花嫁の手紙。
ウェディングプランナー時代は『花嫁の手紙の書き方ってどんなの?短めでもいいの?』『花嫁の手紙…例文や実例は?』『ゲストを感動させる花嫁の手紙の書き方は…?』このように花嫁の手紙の執筆に頭を悩ませる女性のお姿をお近くでたくさん見てきました。
今回は、元ウェディングプランナーだからこそ伝えられる!花嫁の手紙の例文、更には例文だけでなく先輩花嫁さまのお手紙の感動実例もばっちり教えちゃいます☆*
ここでは花嫁の手紙の書き方を、花嫁の手紙の書き出し・中盤のエピソード・お手紙の結びの3部に分け、例文を順番にご紹介していきますね♪
尚、花嫁さまのお手紙に使用するレターセットやBGMなどについてはこちらの記事を是非ご覧ください☆
目次
全体の雰囲気を左右する☆花嫁の手紙の書き出し
花嫁の手紙の書き出しをどうするかによって、お手紙の印象自体も大きく変わります。基本的に花嫁さまのお手紙の書き出しは、まずゲストに花嫁の手紙を読むことをお伝えするパターンと、誰よりもありがとうを伝えたいご両親へのお呼びかけから始まるパターンの2パターンに分けられます。
書き出しパターン1!花嫁の手紙を読むことをゲストに最初に伝える☆
この場をお借りして、両親への感謝の手紙を読む事をお許しください。
この場をお借りして、両親へ感謝の気持ちを伝えさせて頂きたく思います。本来であれば父母というべきでございますが、いつものようにパパ、ママと呼ぶ事をお許しください。
花嫁の手紙の書き出しでは、まずゲストに一言お断りを入れる方が近年増えてきたように思います。このような花嫁の手紙の書き出しは、より丁寧な印象になります。
書き出しパターン2!ご両親へのお呼びかけから花嫁の手紙スタート☆
花嫁手紙の第一声で、愛する娘から自分の事を呼びかけられるのはやはり強烈。そこから感動で涙が溢れて止まらない…なんてお父さんお母さんも多いです。花嫁の手紙の書き出しはやっぱり重要。
【実際にあった!感動の花嫁手紙…】シャイな花嫁さま編
だけど、やっぱりお父さんとお母さんに感謝の気持ちを伝えたくて勇気を出してお手紙を書きました。
とってもシャイで照れ屋な花嫁さまが実際に読み上げられた花嫁手紙のお言葉。大好きなご両親の前でもついつい素直になれなくて、照れ隠しでずっと「花嫁の手紙なんて無いよ!」なんてご自宅でおっしゃってたみたいで…
結婚式本番、はにかみながら発したこの花嫁手紙の書き出しのお言葉に、ご両親はおどろき、笑顔に、そして感動の涙を流されていました。
恥ずかしいから花嫁の手紙を読みたくない、なんて方もいらっしゃると思います。実際私もプランナー時代には『もう30代だから花嫁の手紙なんて…』などとおっしゃる花嫁さまに何回も出会って来ました。でも、大人だからこそありがとうの気持ちを花嫁の手紙で伝えることは大事。自立した女性が『娘』に戻りお父さんお母さんへのエピソードを語るとき、その表情の美しさにはいつも息をのみます。恥ずかしいならちょっぴり短めでもいい、きちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
感動を盛り込むなら絶対ここ!花嫁の手紙中盤はご両親とのエピソード
ここのエピソード部分はいわば花嫁の手紙のメインとなるところ。幼い頃や思春期のご両親への感動や感謝、そんなありがとうと伝えたいエピソードを思い出してお手紙に入れ込んで。エピソードが多ければ、その中で今のご自分につながっているものを花嫁の手紙にピックアップするのもおすすめ。
あの時はありがとう…ご両親に感謝している事・嬉しかったエピソード
今、私が着ているカラードレスは、自分自身で作ったものです。
お父さんお母さんに伝えたい感謝の気持ちやごめんなさいと謝りたいエピソード、それぞれの花嫁さまが胸の内に持っているエピソードを花嫁の手紙でしっかりと伝える事で会場は感動の涙に包まれます…
【実際にあった!感動!?の花嫁の手紙…】キュートなご両親編
おにぎりは本当においしくて、また福岡に帰るまで頑張ろうっていう気持ちにいつもしてくれていました。
花嫁さまのお手紙の中に、ご両親のキュートなお人柄が分かるエピソードを入れてももちろんOKです。「うちの親、ちょっと抜けてるから…花嫁の手紙に合うかっこいいエピソードが無い…」なんて尻込みする必要はありません。むしろ花嫁の手紙でのご両親のほんわかエピソードは会場を和ませます。
上記のエピソードも実際の花嫁さまが読まれたものなのですが、皆様さっきまで感動で涙されていたのに、お母様の天然エピソードに「アハハ…」と笑顔になられておりました。
【実際にあった!感動の花嫁の手紙…】大好きだからこそさみしかった本音編
でも、これからは大好きなお母さんと、一緒に旅行に行ったりその分たくさんの思い出を作っていきたいです。
花嫁の手紙を書くに当たってご両親とのエピソードを思い返した時、楽しかった思い出よりもさみしかったお気持ちの方が強く浮かんでくる方もいらっしゃいます。
この花嫁さまのお手紙の正直な胸の内にお母様は頷きながら号泣、ゲストも皆ハンカチで目を抑え、会場のあちこちから鼻をすする音が聞こえました。花嫁さまも便箋を持つ手を震わせながらお手紙を読み、涙が止まらないご様子でした。しかしお手紙を読み上げられた後はとても良い表情をしておられました。私も、お手紙の内容に涙、花嫁さまとお母様の表情に涙で…それはもう忘れられない感動的なシーンとなりました。
感謝の気持ちで引き締めて☆花嫁手紙の結び
花嫁様のお手紙の執筆にあたってご両親との過去を振りかえり、改めてご両親からの、そしてご両親への愛を感じる事ができました。
花嫁手紙の結びはそれらを踏まえて未来を見つめ、今後の新しい人生へ向けての思いや決意を表明するのがおすすめです。
義両親への感謝の気持ちで花嫁手紙を結ぶ
これからは○○さんとふたりで力を合わせ、おふたりのような仲良く、そして笑いの絶えない夫婦を目指していきますので、これからもよろしくお願い致します。
まだまだ至らないところの多い私ですが、○○さんを支えていけるように一生懸命頑張りますので色んな事を教えて頂けると嬉しく思います。
これから、どうぞ宜しくお願い致します。
花嫁の手紙の結びで義両親への感謝を伝える事で、義両親との絆がより深まります。
おふたりの間にお子様がいる場合の花嫁の手紙の結び
やはりお子様がいらっしゃる場合は、花嫁の手紙で宝物であるお子様の事にも触れたい!という方も多いはず。
その場合は、義両親への感謝の気持ちを述べた後、未来への思いを述べる結びの部分でお子様のお名前を入れるのがおすすめです☆
花嫁の手紙のコツは例文を意識しすぎずあなたらしさを活かすこと!
花嫁の手紙の書き方…いかかでしたか?
大まかな流れは書き出し・エピソード・結びとなりますが、基本のこの形さえ理解したら、あとはあなたが一番伝えたい事を花嫁の手紙を通して伝える事が何より大事。花嫁の手紙を書く作業は、いわば改めていままでの自分の人生と向き合う時間。これまで歩んできた道がおひとりおひとりちがうように花嫁の手紙の内容もちがって当たり前。
何年経っても、結婚式で花嫁の手紙を読んで良かった!と思えるようにしっかり自分自身と向き合いお手紙の執筆を進めていきましょうね♪*.
素晴らしい花嫁の手紙で忘れられない結婚式になりますように…
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