結婚式の節約ポイントといえば、「買わずに手作りDIY」もしくは、「ランクアップしたいけどやめておく」など、労力や我慢が節約の手段と思われがちですね。しかし!結婚式の節約は、結婚式の日程を決めるときからポイントはあるんです♪
まずは結婚式の日程を決めるときに、賢く、でも無理なく節約してみませんか?
今回のWedding Tipsでは、結婚式の費用を節約するなら、まずは知っていて欲しい!結婚式の日程を決めるときの節約ポイントを4つご紹介します☆

 <元ウェディングプランナーが教える>結婚式の節約術レッスン 〜日程編〜 で紹介している画像

Point1・どの「季節」に結婚式をするかが節約に繋がる!?

結婚式は季節によって、金額が大きく変わるんです☆その理由をご紹介しましょう。

結婚式のオンシーズンとオフシーズンを知る!

結婚式は、一年中行うことが出来るビッグイベント☆しかし、一年の中でも結婚式の「オンシーズン」「オフシーズン」と呼ばれる時期があります。
まずは、月別に結婚式が行われている割合を見てみましょう。
 <元ウェディングプランナーが教える>結婚式の節約術レッスン 〜日程編〜 で紹介している画像

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2014調べ

オンシーズン

このように、結婚式は3月~6月、9月~11月に多く行われており、この6ヶ月を結婚式の「オンシーズン」と呼びます。
ちなみに、さらに結婚式が多い5月、10月、11月の3ヶ月はオンシーズンの中でも「トップシーズン」と呼ばれます。

オフシーズン

また、逆に結婚式が少なくなる冬の12月~2月。夏の7月~8月。この時期を「オフシーズン」と呼びます。

節約のポイントはオフシーズン!

ズバリ節約を狙うならオフシーズンです!
なぜなら、1件でもたくさん結婚式をして欲しい結婚式場側は、大幅に値引いている割安プランや、それに加え特典をつけるなどしているからです。
ガーデンでデザートブッフェやバルーンリリースなど、屋外のイベントを希望していないプレ花嫁様には特におすすめ!屋外に出る演出がない結婚式なら暑さ寒さは関係ないですよね。
ちなみに、トップシーズンとオフシーズンとの金額の差は、結婚式場や予定しているゲストの人数にもよりますが、数十万単位で変わることが多くあります。

季節による具体的なメリットデメリットや、おすすめのウェディングスタイルはこちらの記事からご覧ください☆

<ウェディングプランナーが教える>どの時期が一番いいの?結婚式の日取りの決め方【季節編】

Point2・「六輝」と結婚式と節約の関係

「今日の六輝は?」なんて、普段はあまり気にしないですよね。でも、結婚となると、この六輝との関係は切っても切れない仲なのです。
結婚式をする日はもちろん、結納をする日、招待状を出す日、招待状の返信をもらう日。引っ越しの日まで!お日柄によっては「結婚式に向いているお日柄」「避けておいた方が良いお日柄」があります。
その「避けておいた方が良いお日柄」こそが、結婚式の節約ポイントなんです。

六輝を知る!

六輝は6種類あります。まずは、その意味をご紹介!

大安結婚式をするなら、お日柄のなかで最も良いとされています
友引「友を引く」と書き、お祝い事を引き寄せるという意味でもあり、結婚式には向いているお日柄です。
先勝「先んずれば勝つ」という意味の先勝。結婚式は、午前中にすると良いとされています◎
先負先勝とは逆の意味で「先んずれば負け」という意味の先負。午後から始まる結婚式なら◎
赤口出来ればお祝い事は避けておいた方が良いとされています。しかし!正午12時をまたぐ結婚式なら良いとされています。
仏滅「仏も滅する日」という怖い字の如く、お日柄の中でも一番「凶」の意味があります。結婚式は避けておいた方が良いとされている六輝はこの「仏滅」です。

節約のポイントは「仏滅」!

結婚式には一番不向きとされている「仏滅」。やはり、いずれの結婚式場も大安や友引に比べ、仏滅は空いてしまいがち。そんな仏滅の日は、格安のプランを打ち出している結婚式場が多くあります。そこが、節約のポイント!
オンシーズンでも仏滅なら割安になる場合も!六輝よりも、気候の良いシーズンを重視したい!そんな人なら、オンシーズンでも仏滅を狙って結婚式を検討してみると節約につながりますよ☆

ちなみに「仏滅」は、一昔前には「物滅」とも表記されていました。これは「ものが全て無くなる」という意味で、「これまでのことを一旦整理して、新たなスタートをきる」という解釈もあるようです。これ以上下がることはない、これからは上がるだけ。そんな意味合いのあるお日柄に結婚式をするのも悪くないかも◎

六輝を決めるときに、大切にしておきたいコト

六輝といえば、親や親戚など年配のゲストは、まだまだ気にされる方も多くいらっしゃいます。特に、結婚式のような一生に一回の大切なお祝い事なら尚更です。
お日柄より予算重視☆で、お日柄が良くない日でも、それで節約出来るなら嬉しいですよね。ですが、結婚式の日を決めるとき、もしお日柄がよくない日を選ぶなら、決める前に一度親御様にご相談をしておくことをおすすめします。
場合によっては節約以上に大切なこともあるということを、少し頭の片隅に置いておいてくださいね☆

六輝によるメリットデメリットはこちらの記事からご覧ください☆

<ウェディングプランナーが教える>どこまで気にするべき?結婚式の日取りの決め方【六輝編】

Point3・結婚式をする「時間」がナゼ節約につながるのか

結婚式の節約をするためにもう一つ大切なのが、挙式時間時間の選び方。結婚式場によっては、結婚式は一日に何件か行われています。
その中でも、人気の時間帯、不人気の時間帯があるんです。ココが結婚式を節約するポイント☆

結婚式の時間別メリットデメリットをチェック☆

時間帯によってのメリットやデメリットをまとめてみました♪

午前中挙式

メリット

  • 遠方からゲストが来られている場合には、その日の内に余裕を持って帰ることができる。
  • お祝い事は明るい時間帯にする方がよい」という慣習が、まだ年配の方には残っている。

デメリット

  • 土曜日の場合、遠方のゲストは前泊が難しいので、かなり早朝に移動してもらわないといけない。
  • 女性ゲストの中には、ヘアセットや着付けなどの手配が必要になる。でも、いつも通っている美容院では早朝になるため、予約が取り難い。
  • 同日に二次会を行うなら、結婚式の時間から二次会の開始時間までが中途半端に空いてしまうときがある。

午後挙式

メリット

  • 遠方からのゲストは、時間に余裕を持って移動できる。
  • 夕方に差し掛かる時間帯の場合には、夕食時間帯と重なる。

デメリット

  • 同日に二次会もする場合、二次会の開始時間が遅くなる。
  • 日曜の午後の場合、遠方ゲストは、当日中の帰宅がかなり遅くなってしまう。
  • 日曜の午後の場合、遠方ゲストで、当日中に帰れないような挙式時間帯だと、宿泊が必要になり、翌日仕事がある場合には不都合。

節約のポイントは「土曜午前」「日曜午後」☆

こうした理由から、遠方ゲストに都合が良いのは「土曜午後」「日曜午前」です。だから、結婚式の予約も大人気。
つまり、「土曜午前」「日曜午後」は残りがちというワケです。
そこで結婚式場側は、その残りがちな「土曜午後」「日曜午後」の予約を埋めたい!となり、仏滅やオフシーズンプランほどの割引プランが出ていなくても、割安なプランや、お得な特典を付けている場合が多いのです。だから、公にお得プランなどを打ち出していない場合にでも、ココは交渉の余地アリです☆

結婚式の時間を決める場合には、ゲストの都合を考えてみる

今招待を予定しているゲストに「新幹線・飛行機を使った移動が必要なゲスト」がいないのであれば、節約ポイントである「土曜午前」「日曜午後」を検討に入れてみましょう。
しかしゲストにとって、結婚式当日にどんなスケジュールで行くかはとても大切なコト。特に女性ゲストなら、午前中からの結婚式にした場合には、土曜日曜いずれにしても、ヘアセットや着付けをどこでするのかは気になりますよね。その場合には、結婚式場で手配出来るのかを確認しましょう。もし出来るのであれば、それをゲストには伝えてあげましょう。必要であれば、予約を新郎新婦自身手配してあげると丁寧な対応ですね。
ゲストにとって負担にならないようフォローをしてあげるのは、節約をしながらでも大切なおもてなしポイントの一つです♪

 <元ウェディングプランナーが教える>結婚式の節約術レッスン 〜日程編〜 で紹介している画像

Point4・結婚式までの「準備期間の長さ」がポイントになる節約

ズバリ「今日から半年以内の結婚式」が節約に大きくつながるんです!
そのワケをご紹介しましょう。

先輩カップルが結婚式場を決めてから、結婚式までの平均は?

まずは、ゼクシィトレンド調査から、先輩カップルたちが結婚式を決定してから結婚式までの日程を見てみましょう。

 <元ウェディングプランナーが教える>結婚式の節約術レッスン 〜日程編〜 で紹介している画像
出典:ゼクシィトレンド調査2014

このように、結婚式の平均9.4ヶ月前から検討をはじめ、7.8ヶ月前に決定をされています。
早い人では1年以上前、6ヶ月以内となってくると、結婚式を希望するカップルはグンッと少なくなります。グンっと少なくなると、結婚式場側は「空いている日を埋めなくては!」となるワケです。そうなると「直近プラン(プラン名は様々です)」なるものを打ち出します。
これは、どこの結婚式場もかなり割安なプランで、更には特典なども多くついていてとってもお得なプランです。

結婚式の節約にはなるけど、準備は大丈夫?

結婚式までの日数が少ないと、やはり気になるのが準備が間に合うかどうか。ですよね。結論としては「大丈夫」!結婚式の打ち合わせは、約4ヶ月前から始まります。コレは、1年前から結婚式の予約をしていた方も一緒です。早くに予約をしたからといって、打ち合わせが早く始まる訳ではありません。だから、安心して準備も進められますね☆

節約につなげるなら結婚式は6ヶ月以内にする!

準備期間の不安が解消されたなら、結婚式は今から6ヶ月以内に挙げるのが節約ポイント!
結婚式場が決まれば、まずはドレスの試着、そして、招待状の発送。これからいよいよ忙しくなりますね。でも、2人で沢山相談をしながら、楽しく準備を進めてください☆準備期間は一年でも半年でも、結婚式を作り上げるための思い出作りは同じです☆

 <元ウェディングプランナーが教える>結婚式の節約術レッスン 〜日程編〜 で紹介している画像

「重視するポイント・譲れるポイント」の整理が結婚式節約のカギ!

結婚式の日程を決めるタイミングで節約をするなら、何を重視して、何を譲れるのかという優先順位を、親も含めて話し合っておくことが大切です☆お日柄や季節はどうしても親も気にあるトコロ。それは、自分達の都合ではなく、ゲストにとって不都合がないかという配慮を考えての話でもあります。
どこで結婚式をするのか?は新郎新婦の好みが大きく影響されますが、いつ結婚式をするのかはゲストの都合を考えてあげてください。その上で、不都合がなければ、それは結婚式を節約するチャンス!
また、条件面で迷ったときには同じ条件で、オンシーズン・オフシーズンなど、比較しやすいように2パターン見積もりを出してもらうと分かりやすいですよね。これから、結婚式だけではなく、結婚生活にも沢山のお金が必要になります。
まずは、結婚式の日程を決める段階でポイントを押さえながら賢く節約しましょう☆

 

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