フラッシュモブって知っていますか?
サプライズをするのに人気の、あの演出・・・いま結婚式でも、とても人気のあるサプライズ演出なんです!
とはいえ、フラッシュモブって見たこと聞いたことはあるけど、どうやるの?
結婚式に取り入れるとなると、どんな準備をすればいいの?
今回はWedding Tipsより、結婚式でのフラッシュモブについて、元ウェディングプランナーがお伝えします。
フラッシュモブとは
フラッシュモブって何?
簡単に説明すると、突如パフォーマンスをして誰かを驚かすというサプライズパフォーマンスのことです。
「フラッシュ」=閃光。突然現れる出来事を意味します。
「モブ」=群衆・集団・群れ
この2つの単語を合わせたものです。
踊るはずのない場所で、踊るはずのない人が突然動き出し、一人二人と人数が増えていき周囲を驚かせるパフォーマンス(ダンスや演奏など)をする。パフォーマンスを終えたら、何事もなかったかの様に解散するまでの一連のことです。
フラッシュモブのはじまり
はじまりは2003年頃、ニューヨークの雑誌記者のイタズラで、
「SNSでの呼びかけで同じ時間・同じ場所にどれだけの人が集まるか」を実験してみたのがフラッシュモブの始まりと言われています。
その後、プロポーズなどで行うサプライズフラッシュモブの動画が感動する!とYoutubeなどで世界中の話題に。
たくさんのテレビなどでも取り上げられていましたよね。
日本では2012年頃からイベント企画などでフラッシュモブを行う様になってきて、CMやドラマ、アーティストのプロモーションビデオなどでも話題となり、結婚式でブームになってきたのは2013年頃から。
今でもとても人気の高いサプライズ演出の一つです。
フラッシュモブが人気の理由
サプライズ感たっぷりで感動する要素のあるフラッシュモブはまさに結婚式の場にぴったり!
誰かを喜ばせる為にたくさんの人がナイショで準備をして、練習を重ねて、そんな姿が当日の会場でたくさんの感動を呼びます。
フラッシュモブを行う方の人も、一つの目的の為に頑張った達成感で感動します。
何より、当日の会場の空気を温かいものにしてくれて、フラッシュモブを行う人も、見ている人にも忘れられない結婚式にしてくれるのがフラッシュモブの人気の理由です。
フラッシュモブが始まると、会場では最初は驚いた表情ですが、最後は笑顔や涙でいっぱいになります。
そんな空気にしてくれるフラッシュモブ、素敵ですよね。
ただし、しっかりとやれば素敵な演出ですが、欧米とは文化も性格も違う日本では目立つことが嫌いだったり、反応に困ってしまう、恥ずかしいなどと消極的な意見もあるので、フラッシュモブをする相手の好みや性格などもしっかりと考えて上手に行えば、会場一体になって感動すること間違いなし!です。
結婚式フラッシュモブの段取り
どこから手をつければいいの?フラッシュモブ代行会社
フラッシュモブ、自分たちだけでも余興的には出来ますが、結婚式のサプライズで取り入れる場合にはプロのフラッシュモブ会社さんに依頼することをおすすめします。
実際の結婚式でも、自分たちだけで行なって、当日に振付を忘れてしまい立ちつくすだけで終わってしまった・・・なんて残念な例もあります。
サプライズで行う場合には、結婚式だからこそ残念な結果にならないようにプロの方にお願いしましょう!
代行会社さんはさまざまあります。
パック料金プランやお得な料金プラン、クオリティの高いものを作ってくれる、結婚式のこともわかっているなどさまざまですが、
結婚式のことをわかっているプランナーさんのいる代行会社さんを選ぶとよいでしょう。
街でフラッシュモブをするのと、結婚式で行うのとでは勝手が違うので、そのほうが安心できるでしょう。
代行会社さんを選んだら、プロが内容や選曲などの相談や、未経験の方にでも簡単に出来るものをレベルに合わせて考えて頂けたりするみたいなので、安心して進めます。
いくらかかる?費用・プロのダンサー派遣
やってみたいけど、気になる費用のこと。
代行会社さんによっても、形態や内容によっても料金はさまざまですが、
<一例>
プロのダンサー3名派遣+レッスンやリハーサル料で10万円前後~
プロのダンサーが配膳係やカメラマン、列席者様などに扮してサプライズを仕掛けていき、最後に新郎さま(新婦)も一緒に踊るなどの一例構成の場合の相場です。
フラッシュモブといっても、プロに頼むのは決して安くはありませんが、心を掴む術は持っているプロに頼むほうが安心ですよね☆
結婚式フラッシュモブにおすすめの曲
おすすめの曲ダントツ人気ナンバー1は、なんといってもサプライズする相手の好きな曲や思い出の曲です!
フラッシュモブで流行りの曲などもたくさんありますが、サプライズや余興をする相手の好きな曲や思い出の曲を選ぶほうが、間違いなく気持ちが伝わりますし、感動をよびます。
プロの方に頼むと、アップテンポなノリの良い曲でも、歌詞に意味のあるバラードなどでも、邦楽洋楽問わず希望をかなえてくれるでしょう。
結婚式フラッシュモブの3つのポイント
結婚式にフラッシュモブの演出を行う際の、注意すべきポイントを3つご紹介します。
1、演出のポイント
結婚式でフラッシュモブを行う場合、まずはきっかけが大切なポイントになります。
サプライズだからと急に音楽がかかって踊り出しても誰も見ていなかったり、お食事を愉しむ時間の妨げになったり、ただのダンスのショーのようになってしまったり・・・
大切なのは、結婚式(披露宴)の進行の流れや、結婚式にまつわる何かをうまく使って入れることです。
2、タイミング
例えば、
入場・退場・再入場で
お二人が入場するタイミングでメインテーブルまで先導してくれるキャプテン役から踊り出し、最後はお二人も一緒に。
祝電を司会者さんが読むタイミングで
お二人のどちらかからの祝電のサプライズから始まったり、
余興のタイミングでも
友人だけの余興かと思ったら、まさかの新郎さまも踊り出したり、
ご親族の演奏から入り、新婦さまがご兄弟と踊り出したり、
記念撮影のタイミングで
カメラマン扮するダンサーが「はい、ポーズ!」の発声と同時に踊り出したり、
という風に式や披露宴の進行の流れの中にタイミングを見つけてみましょう。
会場側のプランナーさんとも相談しながら。
3、誰にサプライズする?
フラッシュモブで誰を喜ばせたいかを考えて、演出や構成、人数などを決めると良いでしょう。
<新郎さまから花嫁さまへ>
プロポーズをしていなかったから、踊って驚かせプロポーズをしたい。
プロのダンサーやご友人と一緒に、最後は新郎さま(新婦)も登場して・・・
<来て下さるゲストへ>
ゲストに楽しんでもらいたい、お二人からのおもてなし演出。
プロのダンサーに会場スタッフに扮してもらったりして、お二人も一緒に・・・
<ご両親へのサプライズ>
今日までの日にあった思い出を演出。
ちょっとしたストーリー仕立てにしたりして・・・
そんな風に、誰を喜ばせたいかによってフラッシュモブでも色んな内容やキャストに出来るので、ターゲットをしっかりと決めましょう。
場合によっては、会場側の実際のスタッフさん達も参加してくれるかもしれません。
フラッシュモブで忘れられない思い出を
いかがでしたか?
フラッシュモブは結婚式でのサプライズ演出としても、余興としても、しっかりとした準備や練習が必要です。一生懸命練習したからこそ、そのサプライズは一生の思い出になること間違いなし。
大切な一日に、一生の思い出に残る結婚式フラッシュモブを素敵に行ってみてはいかがでしょうか?
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