ウェディングケーキの相場値段と節約方法！おしゃれなデザイン画像とともに♡

ウェディングケーキ♡見て可愛い、演出して楽しい、食べると甘い♡こんなに素敵すぎるウェディンググッズある？でも、だからこそ絶対に失敗できないのがウェディングケーキなんです。
結婚式を成功させるために、元ウェディングプランナーがウェディングケーキの種類やそれぞれの相場値段、更には節約方法まで！おしゃれな画像と共にお伝えします♡

ウェディングケーキとは

考えたら、どうして結婚式でケーキの演出をしたり、食べたりしているのでしょう？
まずはウェディングケーキについてちょっとだけ考えてみましょう。

そもそもウェディングケーキってなに？

結婚式のために作られ、ケーキカットやファーストバイトなどの演出でゲストを盛り上げ、パーティの最後にはもちろん食べることもできる、ウェディングケーキ。
新郎新婦の個性のシンボルとして、ゲストをおもてなしするためとして、結婚式において重要な役割を果たすウェディングケーキですが、その種類はさまざま。
ここではウェディングケーキの歴史と、主な5種類をご紹介します☆

ウェディングケーキの歴史

ウェディングケーキの歴史は意外と古く、その由来には、古代ギリシャを始めとし、各地の神話や風習に基づいた諸説あります。
古代ギリシャでは、当時の主食であった小麦で作られたビスケットを砕き、収穫や子宝に恵まれるようにとの願いを込めて花嫁に撒き、繁栄を願ったそうです。
そしてそのビスケットのかけらには幸運が宿るとされ、ゲストは競って拾い集めたそうです。

その後、砂糖やバター、卵を使い、豊穣を意味するぶどうなどのフルーツや洋酒を加え、フルーツケーキへと形を変えていきました。
18世紀の後半にはこのフルーツケーキの上に、シュガーペーストでレースのようなデコレーションを施したウェディングケーキが主流となりました。イギリスで「ブライドケーキ（花嫁のケーキ）」と呼ばれる
1858年のイギリスのヴィクトリア女王のご成婚の際、豪華な3段ウェディングケーキが作られ、週刊新聞イラストレイテッド・ロンドン・ニュースで挿絵付きの記事が載ったことで、世界中に広まるようになったんです。

フランスではクロカンブッシュ、アメリカでは1段の長方形、イギリスでは3段にウェディングケーキが主流であり、日本では主にイギリス式のウェディングケーキが人気です。
イギリスの3段のケーキにはそれぞれ意味が込められており、最下段はケーキカットをしてパーティのゲストに振る舞い、中段は結婚式に来られなかった人にお裾分けをし、上段は大切に保管して、1年目の結婚記念日か、夫婦に赤ちゃんが産まれた日に食べているのだそう。

ウェディングケーキの5つの種類

ウェディングケーキの種類は主に５つ。ウェディングケーキの種類によっても、お値段の幅が異なります。まずは、ウェディングケーキとして使われているケーキがどんなものかチェックしていきましょう☆

1：イミテーションケーキ

値段が安いということが最大のメリットであるイミテーションケーキ。
名前の通り、本物のケーキではなく作り物です。ケーキ入刀をする部分だけ本物のケーキにしているため、演出としてケーキカットを行いたいカップルでも安心。
イミテーションケーキはレンタルという形での使用になるので、いくつかあるデザインの中から好きなデザインを選ぶことになります。

2：フレッシュケーキ（生ケーキ）

ウェディングケーキの中でもっともポピュラーなのがフレッシュケーキ（生ケーキ）タイプ☆
バースデーケーキやクリスマスケーキなど、いわゆるデコレーションケーキと言われるもので、スポンジの土台の上に生クリームやフルーツでトッピングをし、華やかなデコレーションしたものを指します。

生のケーキなので、ゲストの皆さまに食べてもらうことが可能です。また、デザインも自由自在！アレンジが一番効くのがこのタイプのウェディングケーキなんです。

ご家族だけでのパーティーには、一番好きなフルーツを使ったシンプルウェディングケーキはいかが？

3：シュガーケーキ

フルーツケーキにお砂糖で作ったシュガーペーストを塗って装飾したものをシュガーケーキといいます。保存が効く（湿気さえなければ100年持つとか！）のと装飾が壊れにくいのが特徴。
最近では、花嫁さまがご自分で作るシュガーケーキ教室などもあるんですよ♡結婚式場からOKが出た場合は、ご自分で手作りしたものを持ち込み当日結婚式で使うこともできます。
全部をお砂糖でコーディング！というのはちょっと…という場合はウェディングケーキはフレッシュにしてシュガーフラワーで飾り付けしても可愛い♡

4：バタークリームケーキ

その名の通りバタークリームがコーディングされているこのケーキ。日本では現在バタークリームケーキは少なくなりましたが、海外では未だに高い人気を誇ります。
なんだか懐かしい味のバタークリームケーキをウェディングケーキに使うなら、お父さんお母さんにラストバイトをサプライズで頼みたい!?個人的には個性派デザインがお好きなカップルにぴったりな予感…♡

生クリームに比べ、より動きをつけやすいのも大きな魅力。

5：タワーケーキ

ケーキなどをタワーのように積み重ねて作り上げるタワーケーキ。積み重ねるのはカップケーキやロールケーキなどを使うことの方が多いように感じます。
色々あるウェディングケーキの中でも、より豪華で見栄えがします。その分お値段も張るけれども、マカロンやイチゴなどのフルーツで作られたタワータイプは女子からの支持がアツい。最近ではドーナツのタワーケーキも！カントリー風スタイルにハマる♡

プレ花嫁さま必見！最新トレンド「ドーナツウォール」が流行の予感♡

ウェディングケーキの相場の値段は？

ウェディングケーキの値段は、ゲストおひとりあたり800円〜1,200円が相場です。
最初の見積もりはおひとり1,000円くらいで作成してもらうとイメージがつかみやすいですね。ゲストが70名だとしたら、約7万円です。
相場よりも安く抑えよう！とする場合は、工夫をしないと安っぽかったり、写真映えが全然しないケーキになってしまうことも考えられます。

ケーキカットをしたあとにゲストにサービスできるシンプル生ケーキなら、「1,000円×人数」程度が多いよう。デザインにこだわると「1,500円～×人数」、季節外のフルーツや生花・マジパンの飾り・飴細工を使うかどうかでも、全く値段が違ってしまうんですよ。
『こんなウェディングケーキにしたい！』といったイメージがあれば、事前にプランナーさんとしっかり打ち合わせをしましょうね。

会場にもよりますが、イミテーションケーキは1つ30,000円程度が多いです。フレッシュケーキにこだわりがなく、写真写りを重視するならイミテーションが良いでしょう。

以前は、見た目がとにかく大きく高く派手に！ということでイミテーションケーキが使われることが多かったのですが、現在は生ケーキが主流です。ケーキカットをした後は、お料理の最後にデザートとしておすそ分けできるのも良いですね。

ウェディングケーキの値段を節約する3つの方法

ウェディングケーキの相場がわかったところで、続いてウェディングケーキの値段を節約する方法を教えちゃいます！

1：シンプルなデザインにする

ウェディングケーキをシンプルにする。これはただ何も飾られていない部分が多ければいいというものではありません。ウェディングケーキのフルーツひとつにしても旬ものを使いましょう。逆に、季節外のフルーツを無理やり使ったり、凝ったマジパン・アメ細工、マカロンで飾るなどするとやはりお高くなりますね。
形に関しては、シンプルなスクエア型が、ハート型やオリジナルの形状よりも比較的お得なお値段になりやすいのです。これはなぜでしょう？正解は…カットしたときに無駄が出ないから！なんです。

メリット

最近の結婚式のトレンドも、昔のような派手婚ではなく、アットホームにシンプルなウェディングスタイルが主流です。
ウェディングケーキがごくシンプルでも、ケチってるように見えず、逆にシンプルでおしゃれに見えるのです。

デメリット

シンプルもやりすぎると、デザインが寂しく、ゲストからケチったな、と思われてしまうことも。
会場の雰囲気やウェディングドレスのイメージと合っていれば、シンプルなデザインでも綺麗なコーディネートができ、おしゃれな雰囲気になるでしょう。

2：イミテーションケーキにする

現在、ウェディングケーキはフレッシュケーキが主流だとお話しました。ですが、ウェディングプランナー時代、20代のカップルに意外と人気があったのがイミテーション。イミテーションケーキ派の花嫁さまいわく『写真写りが可愛い！』からだそう。確かにフォトジェニック♡

メリット

やはり写真映えすること。また基本的にイミテーションケーキは高さがあることが多いので、遠くのゲストにもケーキカットの演出を見届けてもらえるというメリットもあります。当日遠くに座るのは、実はおふたりの演出をいちばん近くで見たいご両親やおじいちゃんおばあちゃんだったりします。
イミテーションケーキなら遠くからでも華やかにみえるのでご両親たちも安心。

デメリット

イミテーションなので高さがあり豪華なものが多いです。ですが、ケーキをゲストの皆さまに食べてもらうということはできません。
ケーキの代わりに、会場のお料理としてデザートをお出しすれば特に誰も気にしないので『生ケーキがいい！』という強いこだわりがない場合はイミテーションケーキが一番お得。

3：持ち込みにする

結婚式場の専属のパティシエに作ってもらうより、自分で気に入ったケーキ屋さんを探して依頼した方がウェディングケーキの値段そのものは安くすむことも。
しかし結婚式場によっては持ち込みNGな所も多いです。ウェディングケーキを手配する前に必ずプランナーさんに確認を。

メリット

コストを削減できる可能性が高く、ケーキ専門店なので味も期待できます。

デメリット

持ち運びに手間がかかる…。
また、持ち込み料や搬入料などがかかり結果的に結婚式場に依頼するのと金額が変わらなくなってしまうこともあるんです。
あとはナマモノなので、衛生面に不安が残ります。

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