この数年、結婚式や前撮りのブライダルメイクをセルフでする花嫁さまが増えています♡
自分の魅力は自分がいちばん知ってますもんね♪だからこそ、理想のブライダルメイクにも近付けるはず。
けれど……。
ブライダルメイクといつものメイク、根本的に違うものであることをご存知ですか?
今回のWeddingTipsでは、これからセルフブライダルメイクに挑戦しようとするプレ花嫁さまを支えるべく!ブライダルメイクの基本から、卒花さまたちの成功例と失敗例までをご紹介。
全ては、セルフのブライダルメイク成功の秘訣につながります♪
目次
セルフブライダルメイク成功の3つの秘訣
ブライダルメイクをセルフで成功させるために、プレ花嫁さまにお伝えしたい秘訣は3つです。
- ブライダルメイクの基本を知る
- メイク以外にも気をつけておくべきこと
- 卒花に学ぶ!ブライダルメイクの成功と失敗例
メイク技術はもちろんのこと、花嫁さま自身の美しさを底上げすべく、メイク以外のポイントもおさえてセルフでのブラダイルメイクを成功させましょう♡
では、早速具体的にブライダルメイクの秘訣をご紹介!
秘訣1・ブライダルメイクの基本を知る
まずは、セルフでブライダルメイクをするにあたり『ブライダルメイクの基本』を知るところからはじめましょう♪
「ブライダルメイクってなに?結婚式でいちばんキレイでいるための方法を知る♡」では、ブライダルメイクの基本を解説♪
- 「いつものメイクとブライダルメイクってなにが違うの?」
- 「ブライダルメイクで大切な事は?」
- 「理想のブライダルメイクって?」
といった、セルフブライダルメイクをするプレ花嫁さまには是非知っておいて欲しいポイントをご紹介しています。まずはチェックしてみてください♡
秘訣2・メイク以外にも気をつけておくべきこと
ブライダルメイクをセフルで成功させるためには、メイク以外にも気をつけておくべきことがあります!
メイクさんから花嫁さまへのアドバイス、メイク以外にもこのようなコトが……。
「首と色が違う!?」花嫁に日焼けはNG
結婚式を迎えるまで、プレ花嫁のみなさまは季節に関わらず日焼け対策を万全にしておきましょう!
お顔の日焼けは、日常的に注意していると思います。ファンデーションにもUVカット効果のあるものがほとんどですからね。
ですが、注意したいのが首やデコルテ、そしてうなじです。どうしても、日焼け止めを塗るのを忘れがちな部分。けれど、ドレスを着ると露出する部分です。
「あれ?首の色と顔の色が違う……」
あとで写真を見て愕然……。
なんて事態は、日焼け対策をしっかりとしておかないと起こります!
塗りにくいうなじはスプレータイプの日焼け止めなどを使用して、抜かりなく日焼け対策をしてくださいね!
お肌のコンディションを整える
ブライダルメイクをセルフでするのは、メイクテクニックやブライダルメイクの基本を知ることが大切です。
ですが、お肌の状態が悪いと全てが台無しに……。
ブライダルメイクを成功させるためには、美肌作りも徹底するようにしましょう!
規則正しい生活リズムはもちろん、バランスの取れた食生活も大切。夜更かしも極力控えるようにし、睡眠時間の確保だけではなく睡眠の質にもこだわって。
あと、先輩花嫁さまの中には、美肌効果の有る栄養ドリンクを飲んでおられる方もいますね。
肌のコンディションは人それぞれ。つまり、効果のある方法もそれぞれです。
自分に合った方法で、ブライダルメイク成功を支えるべく、美肌作りも取り組みましょう♡
シェービングでツヤ肌作り
お肌の状態を良くするためには、ブライダルシェービングもおすすめですよ!
産毛は肌がくすんで見える原因になるので、事前にしっかり剃っておくとメイクの仕上がりが違います。
肌表面に残っている洗顔だけでは落としきれない不要物を、除去してくれる効果も見逃せません。美容液の浸透もうんと良くなりますから、プレ花嫁さまにはおすすめしたいブライダルエステの一つ。
「潤ツヤ肌はシェービングで手に入れる!ブライダルシェービングはプレ花嫁のマストケア☆」では、シェービングの種類や、受けるベストなタイミングなどを解説♪
またこちらの「東京のブライダルシェービングならここ!花嫁におすすめのエステ&シェービングサロン8選」では、都内のおすすめサロンをご紹介しています。
あなたの美肌作りに役立つスポットが見つけられるかもしれません!
秘訣3・卒花に学ぶ!ブライダルメイクの成功と失敗例
プランナー歴10年の筆者は、たくさんブライダルメイクをセルフでされる花嫁さまを見守ってきました。
その中には「おー!やっぱり自分の美しいところは自分がいちばんよくわかってるんだな!」と思ってしまうプロ顔負けのメイクをされる花嫁さまや、「せっかく、たくさん練習していたのに……」な花嫁さままで……。
これからセルフメイクを考えているプレ花嫁さま、成功例はもちろん、失敗例からも学べることがあります。
ブライダルセルフメイク 成功例
まずは、なるほど!お見事!な成功例から。
ベースだけプロにお任せ♪
「新作が出るとすぐにチェックせずにはいられない!」という自称「メイクマニア」な花嫁さま。彼女のメイクのこだわりは、何と言ってもアイメイク!
確かに普段からぱっちりアイメイクが彼女の魅力でした。「アイメイクをとったら、ホントに誰だかわからないですよ(笑)」とおっしゃるほど、濃いのではなく確かなテクニックをお持ちだったのです。
そんな彼女でしたが、メイクリハーサル後の顔色が……。
ここだけの話、彼女のアイメイクテクニックは、式場のヘアメイクさんの技術を上回っていたようで、それは私にもわかるほどでした。
彼女は遠慮がちに「アイメイクだけ……自分でしても良いですか?」と。
答えは、もちろんOK。
結果、アイメイクだけはセルフで施し、その他のベースメイクやチーク・リップなどはメイクさんがすることに。ちなみに、メイクさん顔負けの大量のメイク道具を持っていた花嫁さまは、メイクに使用する下地からファンデ、アイシャドーなどはすべて持参されていました。
彼女から学ぶところは「アイメイクだけ自分でしたい」と遠慮なくプランナーに伝えることができたところ。
一生に一回の結婚式。少しでもモヤモヤがあれば、遠慮無くプランナーやメイクさんに伝えるようにしましょう!
プロ級☆花嫁さまが1番こだわったこと
美容部員の花嫁さまは、メイクはすべて自分ですると当初から決めておられました。
メイクテクニックは、さすがの本業!プロ級の腕前ですので、特にプランナーからは心配することはありませんでした。
そんな彼女が何よりもこだわっていたことは、お肌のコンディション作り。彼女は確かにメイクテクニックはお持ちでしたが、それを支えているのは吸い付くような肌質と、くすみのない透明感のお肌。
結婚式を控えた彼女はそれまで以上に美肌を整えるべく日常生活を見直し、さらに保湿の徹底と万全の日焼け対策を行っていたのです。
安定のテクニックと、1年に渡る徹底した美肌への努力で、もちろん結婚式当日のセルフメイクは最高の出来栄えに。
パウダーではなく「自前」でツヤ感を出していた彼女はとても輝いていました。
ただ1点、セルフメイクをする彼女に唯一心配していたのが「時間」です。結婚式当日の時間は限られています。メイクで披露宴を遅らすこともできず、また化粧直しができるタイミングも決まっています。だから、それだけは注意していただくようにお願いをしていました。
が、結婚式当日の彼女は、シミ・くすみ一つない美肌☆カバーする手間もかからず、スムーズにセルフメイク。さらに余分な皮脂も少なかったので、化粧くずれも最小限にカバーできたのです。
美肌は、ブライダルメイクをセルフで施す花嫁に取って『最強の味方』になってくれますよ♡
国ごとにちがう『美』の作り方
とある外国人カップルのお話です。
「美しい」というカタチは、国によって様々。
もちろん、花嫁の美しさを表すカタチも違っています。ただ万国共通しているのは、やっぱり結婚式当日は、自分至上最高に美しくありたいと思う気持ち。
この時担当させていただいた花嫁さまも、やっぱりメイクに関しては「こうありたい」を明確にお持ちのお客さまでした。しかし、難点は日本語がうまく話せないこと。対する式場側にも、彼女の母国語を話せるスタッフが担当者である私をはじめ誰もいなかったのです。
メイクリハーサルをしてはみたものの、メイクさんが事前にその国の花嫁さまのメイクを研究をしていたにも関わらず、どうしても花嫁さまを納得させてあげるメイクにはしてあげられなかったんです……。
結局「メイクは自分でします」とセルフメイクに切り替えることに。
結婚式当日、花嫁さまが施されたメイクは、日本では当時主流だったメイクとは少しニュアンスが違っていました。結局、この“少し”のニュアンスを埋める作業が、双方言葉で伝えることが困難だったということがわかりました。
花嫁さまご自身をはじめ、ご家族はこの日のメイクに大満足の笑顔。私も、心から納得された花嫁さまの笑顔は、とても美しく見えました♡
彼女が結婚式当日、心から笑顔で過ごすことはできたのは、勇気を持って「メイクは自分でします」と言ってくださったから。
結婚式に関わるメイクさんは、一定のクオリティはみなさまお持ちです。ですが、どうしてもメイクさんにうまく理想が伝わらず、残念ながら花嫁さまに納得していただくメイクができない場合が少数ながらあってしまうのです。
メイクさんに少しでも不安な気持ちを持ってしまっているのなら、ぜひ担当プランナーに相談してみてください。
ここは「こんなこと言うと、印象悪いかも……」なんて遠慮はなし。花嫁さまを最高に美しく仕上げるのは、結婚式に関わるスタッフの最重要課題ですから!
ブライダルセルフメイク~失敗例~
次は、ブライダルメイクをセルフでしたがゆえの失敗エピソードを……。
アイメイクが……
結婚式当日の花嫁さまは、嬉しかったり、ほんの少し寂しかったりとたくさんの涙を流されます。
だから前述の通り、ブライダルメイクをセルフでするときにはアイメイクの崩れ予防策は必須の課題なんです。
この日の花嫁さまも、充分にメイク崩れは予防していたはず……。ウォータープルーフのマスカラを使用されていたのは、私も確認していました。
が……、やっぱり崩れてしまったのです。たくさんの涙と一緒に下まぶたが真っ黒に……。そして涙を通してお顔には少し黒いラインも入ってしまいました。
このメイクが崩れたタイミングが、幸いにもスピーチ中。「幸いにも」とお伝えするのは、直後に食事歓談があったため、このタイミングを見計らって退席してメイク直しができたんです。
「泣くと崩れる」と思われた花嫁さまは、その後「泣くものか」との気合いでなんとか乗りきられました。それでも、最後の花嫁の手紙ではやっぱりほんの少しの涙……。ですが、先ほどメイク直しをしっかりしてくださっていたので、崩れることなく美しい涙となりました♡
メイク崩れに「リハ」はできないけれど、ウォータープルーフだからといって必ず崩れないという保証はありません。
セルフメイクで使用するメイク道具は、できれば事前に試して、当日も安心して使えるものを選びましょう。
ビーチでの前撮りで想定外の!
これは、結婚式当日ではなく、前撮りのロケーション撮影でビーチへ出かけた花嫁さまからうかがったった話。
予算を最小限に抑えようと、カメラマンの手配だけをし、メイクはセルフでした。
事前に、自分でメイクリハーサルも行い、ヘアスタイルとドレスとの相性もバッチリ。メイク時間も数回の練習を経て、問題ないと確認した上で前撮り当日を迎えられました。
ですが……
部屋の中で見るメイクの色合いと、屋外でしかも陽射しをさんさんと浴びるビーチでは「メイク映え」が違っていました。思っていた以上に白く写ってしまったそう。
さらに、ツヤ肌を目指したものの、暑さと潮風でもうお肌はテカテカ……。メイク直しのため撮影が何度も中断したとのことでした。
顔の白さは、カメラマンさんが写真を仕上げる時に少し補正をしてくれたので、出来上がったアルバムでは白浮きしてしまっている点は目立たなくなったとのこと。しかし、花嫁さまには苦い思い出となってしまったのでした。
前述の花嫁さまから学ぶべきポイントは2つ。
1つは屋外での撮影は、屋内に比べてハードルが高くなるということ。風や湿気、時に雨など気候の変化によってメイクのコンディションも変わってくるんです。
そして、2つ目は屋内と屋外とではメイクの見え方が違っているということ。自然光は室内の照明と照度が全く違っています。天候によっては白く浮き上がってしまう場合も。
いずれもベストな対策は、事前にロケーション場所に行ってチェックしてみること◎
ロケーション撮影で予定しているメイクをした上で、下見をしてみましょう。
練習よりうんと時間が掛かってしまって……
前述の通り、結婚式当日は分刻みでスケジュールが進んでいきます。そのため、メイクによる遅れはNG!
事前に花嫁さまも承知していただいた上で迎えた結婚式当日でした。
ですが……。
結婚式はどれだけ心の準備をしていたとしても、やっぱり気持ちが落ち着かないもの。何度も練習したはずのメイクが上手くいきません。アイラインも緊張のためか思うように引くことができず、マスカラも手元がくるってしまい瞼についてしまったり……。
こうなるともう全てが悪循環。焦りが先行してしまい、あとに続くメイクがスムーズに進まなくなってしまったんです。
結果、メイクは15分押しで終了。挙式も同じく15分遅れてスタートしました。周囲に迷惑を掛けてしまったと気にする花嫁さま……。笑顔も少し悲しげです。
ですが、ゲストの皆さまには花嫁さまのメイクのために時間が押していると気付かれることもなく、花嫁さまは笑顔を取り戻し、結婚式全てが滞りなく無事終了したのでした。
上記のトラブルは、セルフでメイクを予定しているプレ花嫁さまみんなに起こり得る可能性があります。
もし不安な場合には、当日トラブルがあったときのためにメイクさんの待機をお願いできるかどうか確認してみても。
もちろん、メイクをしてもらうかどうかはわかりませんし、メイクさん1人を確保するためには費用が必要になります。ですが「念のためにいてくれる」それだけで気持ちが安心できるのであれば、保険だと思ってお願いしておくという手もありますよ!
ブライダルメイクをセルフで成功するために大切なこと
自分で思い通りのメイクをするセルフメイク。ですが、日常のメイクとブライダルメイクとは大きく違っているので、事前に知っておくべきポイントや備えがあります。
元プランナーの筆者からお伝えできることは、やはりブライダルメイクをセルフでするなら『備え』がとても大切だということ。
メイクテクニックだけではなく、お肌のコンディション作りやメイクに必要な時間配分を把握すること。そしてメイクをお披露目する環境を事前に確認しておくこと……。
これらの積み重ねが、ブライダルメイクをセルフでするときの成功の秘訣といえるでしょう!
全てはメイクをする当日、最高に美しくあるためですから♡
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