『婚姻届受理証明書』という言葉を聞いたことはありますか?
婚姻届とは、また違った役割をする『婚姻届受理証明書』。
これから入籍を控えたあなたに、今後もしかしたら必要になる文書かもしれません。
今回のWeddingTipsでは、『婚姻届受理証明書』について詳しく解説していきます!
目次
婚姻届受理証明書とは
婚姻届を提出して晴れて「夫婦になった♡」と思っても、戸籍がその場ですぐに作られるわけではないのをご存知ですか?
自治体によっては、戸籍ができるまでに数日から1週間ほど要することも。つまりこの間、あなたたちが「正式に夫婦となりました」と証明する公の文書がないんです……。
そこで役に立つのが、今回ご紹介する『婚姻届受理証明書』。
婚姻届受理証明書に記載されている内容
『婚姻届受理証明書』には、自治体によって細かく内容が違っていますが、おおよそ以下のような内容が記されています。
- 婚姻届を受理した日
- 夫の氏名・生年月日、本籍地など
- 妻の氏名・生年月日、本籍地など
- 受理証明
- 市町村長名
では、この『婚姻届受理証明書』はどんな時にあると便利なものなのでしょう?
婚姻届受理証明書が必要になるとき
婚姻届受理証明書は、以下にご紹介するような場合に役立つ文書です♪
住民票の申請
住民票の申請時に、婚姻届受理申請書を使うことができます。
引越し後すぐに、新婚旅行や海外挙式へと旅発つ予定のあるあなたには注意して欲しいポイントです。
だから、引越し後すぐに長期間自宅を離れる場合には、早急に住民票を移管する手続きが必要に。
けれど、このタイミングで新しい名字で戸籍が取れていないと、一旦旧姓で住民票を申請することになります。そうなると“夫婦別性の2人が同居している”という状態に。
そして、戸籍ができた後に再度申請の修正を依頼。……と、二度手間になってしまうんです。
そこで役に立つのが『婚姻届受理申請書』。
戸籍がまだできていないタイミングであっても、『婚姻届受理証明書』が手元にあれば住民票は新しい名字で申請することができます♪
となると……「入籍はいつするのがベスト?」なギモンに……。
「【結婚式・入籍の順番】みんなどうしてる?先輩カップルの85.1%が先に選んだのは○○!」では、先輩カップルたちが、結婚や引越し、入籍の順番をどんな段取りで進めたかを解説しています。
会社への届け出
結婚して名字が変わると、会社に報告する必要があります。会社によって、入籍後に報告する期限や提出書類が違っているので、事前に確認を取っておきましょう。
特に急ぎでないなら婚姻届受理証明書は必要ありません。
ですが、会社規定の報告期限が間近に迫っているのにまだ戸籍ができていない場合や、年末調整の扶養控除などの関連処理に「夫婦となっている」という証明が必要な場合があります。
その際には、婚姻届受理証明書を提出すれば、スムーズに申請が通ります。
海外挙式のとき
国内で結婚式をするとき一般的な式場では「入籍しているか否か」は特に問われることはありませんが、海外で挙式の場合は別!
海外では、挙式スタイルによって「夫婦になった」と証明できる書類が必要になる場合があります。
なぜなら「夫婦になった2人が記念として挙式する」という意味合いがあるからです。
つまり「夫婦になっていない」なら挙式ができないということ。だから婚姻届受理証明書を使って「公的に夫婦である」と証明して、はじめて結婚式を挙げることができるんです♪
婚姻届受理証明書が使えない場合も……
一方、入籍によって名字が変わったことで、名義変更をしたくても『婚姻届受理証明書』が使えないパターンがあります。
- 運転免許証の名義変更
- 銀行口座の名義変更
- 保険関連の名義変更
など。
その際は、先に婚姻届受理証明書を使って住民票を申請し、そのあとに名義変更をするとスムーズ♪
婚姻届受理証明書を発行してもらいたい!
ここでは、婚姻届受理証明書の発行の仕方について詳しくご紹介します。
発行してもらえる場所と時間帯
婚姻届受理証明書の申請は、婚姻届を提出する役所で手続きをします。
申請は、役所の業務時間中に!
婚姻届に記入漏れなどの不備がない場合には、すぐに婚姻届受理証明書も発行してくれますよ♡
だから、入籍手続きにミスがないかのチェックがとても重要……。
「プレ花嫁なら知っておきたい!入籍日の決め方」では、一生の記念日ともなる入籍日の決め方を解説!「元ウェディングアドバイザーが教える!入籍までのダンドリと注意点」を合わせて読んでいただくと、段取りなどの入籍に関するすべてがわかります♡
土日は、役所の業務時間外になるので、婚姻届を受理はしてくれるものの、万が一不備があれば差し戻しに……。そう、狙っていた入籍日に入籍できないことになってしまうんです……。くれぐれも注意しましょう!
また土日は、婚姻届の受理はしてもらえますが、婚姻届受理証明書の発行はやはり役所の業務時間内に。後日、改めて窓口に行く必要があります。
必要な物
婚姻届受理証明書を申請する際に必要なものは2つです。
- 本人確認ができるもの(マイナンバーカードや運転免許証など)
- 婚姻届受理証明書に関わる手数料(普通紙タイプ:350円)(賞状タイプ:1,400円)
そして、もちろん不備のない婚姻届も♡
すべて揃っていれば、その場で婚姻届受理証明書を受け取ることができます♪
婚姻届受理証明書には色んなデザインが♡
“役所でもらう公文書”と聞くと、どうしてもお堅いイメージ……があるのは筆者だけでしょうか……。
実は、婚姻届受理証明書には、シンプルなものから賞状タイプのもの、また自治体によって様々なデザインの証明書があったりもします。
婚姻届は提出するものなので、いずれ手元からなくなってしまいます……。けれど、婚姻届受理証明書はずっと手元に残るもの♡入籍の記念として取っておくのもいいですね。
インスタでは、いろんなタイプの婚姻届受理証明書を花嫁さまたちがアップしています♪
ぜひ参考に!賞状タイプのものが人気です♡
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入籍を証明し、記念にも残る『婚姻届受理証明書』♡
『婚姻届受理証明書』について詳しくご紹介させていただきました。
『婚姻届受理証明書』は、婚姻届提出から戸籍ができるまでの間、あなたたちが公に認められた夫婦であることを証明する大切な公文書。
様々な申請に使えることもあるので、これから自分たちが「どんな申請が」「いつのタイミングで必要なのか」をじっくり調べておく必要がありそうですね!
またこれからの結婚準備に関しては、下記の記事でも段取りなどを解説しています。今後の結婚式準備の参考になることもあると思うので、ぜひ合わせて読んでみてください!
- 【彼と一緒に読んで☆】結婚式における新郎の役割を元プランナーが伝授!
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