結婚式の準備をはじめたばかりのあなた、そして結婚式の準備は進めているけれど見積もりが気になる方も!

「先輩カップルって、一体いくら位結婚式に費用を掛けたんだろう……」

と、気になりませんか?

ゼクシィを発行しているリクルートでは毎年多くのカップルのデータを集めた「結婚トレンド調査」を実施しています。
その中には、先輩カップルのリアルな結婚費用の実情が!


「結婚式費用の相場って、どのくらい?」
「結婚式の見積は、やっぱり上がるの?」
「結婚式の費用をグンと上げる項目って何?」

先輩カップルの実例で見る2017年の結婚式費用の実情と、「見積もりを上げた」と答えられた3項目に対する節約術もご紹介します!

「結婚式の費用が気になる……」あなたへ、お役に立てる情報をまとめてみました!

※参考データ:ゼクシィ結婚トレンド調査2017

実例で見る!2017年先輩カップルの結婚式費用

まずは先輩カップルの結婚式費用について、同データを元に実例をみていきましょう!

結婚式の費用|総額平均は370.6万円!

 2017年結婚式を挙げた先輩カップルの【見積もりを跳ね上げた3大項目】 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

結婚トレンド調査2017によると、昨年結婚式を挙げたカップルが結婚式に掛けた費用、総額平均は平均370.6万円だということがわかりました。

そして注目は、ここ数年の結婚式費用の推移です。今から10年前、2007年は結婚式費用の総額平均は318.7万円だったとか。

結婚式費用の総額平均は、この10年で51.9万円もアップしているという結果に。

少子化が進み、年々結婚式の件数は減っている一方、1件の結婚式に費用を掛ける傾向が強くなっているんですね。

しかし、上記費用はあくまでも平均。
結婚式の費用は、ホテルやゲストハウスといった結婚式場のスタイルや、招待人数などで大きくかわります。

ちなみに同データによると、招待人数の平均は64.4人でした。結婚式費用の平均を招待人数の平均で割ると【1人単価:5.74万円】。

Advice from planners
つまり、今予定している【招待人数×5.74万円】があなたの結婚式における、おおよその見込額というワケですね!参考までに……♡

自分の予算に合わせた会場の見つけ方がある!

前述の通り、結婚式場のスタイルによって同じ人数の結婚式でも結婚式の費用にはかなりの差があります。
予算にぴったり合う結婚式場探しは、ふたりだけの力ではなかなか難しいもの……。

そこでおすすめはブライダルカウンターの利用です。
数多くのブライダルカウンターの中でも、顧客満足度No.1の人気カウンターハナユメでは、知識豊富な専任スタップが、一組一組お客様の要望を聞いて、予算や条件に合う結婚式場を紹介してくれます。


「結婚式の費用に不安がある……」
「決まった予算の中で結婚式を挙げたい!」
「後払い出来る結婚式場を教えて欲しい」

そんなあなたは、ふたりで悩まずに是非プロのアドバイザーに相談してみてください。ふたりの希望に添った結婚式場が見つかるはず!

先輩カップルの8割が「見積もりが上がった!」と答えてる

 2017年結婚式を挙げた先輩カップルの【見積もりを跳ね上げた3大項目】 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

「結婚式の費用は上がる」と聞いたことがあると思います。どうやらそれはホントのようで……。

結婚式の見積もりが「最初の見積もりから上がった」と答えたカップルは実に8割。平均アップ金額は110.9万円という結果に。

確かに私がプランナーをしていたときにも、多くのお客様のお見積もりは上がっていました。

中には「私はウェディングドレス1着で良いって思っていたのに、お母さんが『どうしてもお色直しして!』って言うから」といった声も少なくありませんでした。

結婚式の見積もりは、本人も想定していないことがきっかけで上がる場合もあります。
結婚式の見積もりを『絶対に上げない』方法は無いと言えるかもしれません……。

ただし急に見積もりが上がってしまったり、上がった金額に驚くことが無いように備えておくことは出来ます。

こちらの記事では、ブライダルフェアや見学会での見積もりのもらい方について解説しています。
これからブライダルフェアに参加して結婚式場を決めようと思っている方には、是非参考にしていただきたい内容です。
結婚式の見積もりには、もらい方にコツがあるんですよ♪

【ブライダルフェア♡パーフェクトガイド】元プランナーが結婚式場の選び方のコツを解説〜後編〜

そして先輩カップルの見積もりを110万円以上も上げた理由、気になりませんか?
続いて「見積もりより上がった理由」として挙げられた3つのアイテムを詳しくご紹介します!

先輩カップルの見積もりを上げた3大項目

装花や引出物・演出などの主要なアイテムを押さえて、先輩カップルが「見積もりより上がった理由」として挙げたアイテムは……

  1. 料理
  2. 衣装
  3. 写真・ビデオ

でした。

詳しく解説していきましょう。

【料理】少しの単価アップでもゲスト全員分ともなれば…

 2017年結婚式を挙げた先輩カップルの【見積もりを跳ね上げた3大項目】 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

料理は、ゲストも期待するポイントですもんね。
それを理解している花嫁さまや新郎さまが多いからこそ、お料理は結婚式の見積もりを上げてしまう一番の原因に……。

1人あたりのアップ金額は1,000円だったとしても、仮に60名の結婚式なら総額6万円のアップに。
さらに、料理やドリンク関係にはサービス料が加算されるため、約10万円近いアップ金額になってしまうのです。

ちなみに、2017年先輩カップルの実例は

料理や飲物の平均単価
  • 料理平均単価 :15,800円
  • 飲物平均単価 :4,300円

との結果でした。
おもてなしに一番大切なお料理です。出来るだけ費用を上げないようにするコツとは?

料理の費用を上げないコツ

 2017年結婚式を挙げた先輩カップルの【見積もりを跳ね上げた3大項目】 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

ご存知の通り、結婚式で提供されるお料理は、招待されたゲスト全員が楽しみにしているアイテムとしても過言ではありません。

ウェディングプランナーとして数多くの結婚式に立ち会い、料理を前に笑顔いっぱいになるゲストを見てきた私の経験を踏まえると、料理を極端に節約することはあまりおすすめ出来ないのが本音です。

しかし結婚式の予算は限られているのも事実……。
料理のコース自体をあげてしまうと、どうしても予算オーバーになってしまうもの……。
そういう時にはコースは変えずに、料理の素材を変えてしまうという方法も。
この方法は結婚式場によって対応しているところと、そうでない式場もあるので、プランナーさんに確認をしてみてください。

Advice from planners
結婚式の費用を節約するときには、優先順位に沿って決めて。

  1. ゲストのおもてなしに支障無く
  2. 自分たちも重視していないもの

から削って、限られた予算の中でも納得の内容に繋げましょう。

【衣装】運命の1着に出会ったら予算は気にしてられないかも……

 2017年結婚式を挙げた先輩カップルの【見積もりを跳ね上げた3大項目】 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

花嫁さまなら誰だって重視したい「衣装」。しかし衣装も結婚式の見積もりを一気に上げる項目になりがち。

結婚式場のプランにもよりますが、最初の見積もりに入っているドレス費用は、最低基準の場合がほとんど。

そのためかプラン内だと「選べる数が少ない」、「デザインが古い」と言った声も。

実はそんな私も、衣装で見積もりをグンと上げた卒花嫁のひとり。
当時自分が勤務していた結婚式場で結婚式を挙げたので、当然プラン内の衣装は把握していました。
しかし、ドレスショップに一歩足を踏み入れるとそんなこと忘れてしまうんですよね。

ドレスショップにずらりとならんでいるドレスを眺めていると、予算よりもデザイン重視になってしまうのは女心としては仕方ないのでは……と思ってしまいます。

ちなみに、先輩花嫁さまの衣装に掛けた費用の平均はこちら。

花嫁さま衣装の平均単価
  • ウェディングドレス平均単価:26万円
  • カラードレス平均単価:21.8円

しかし、衣装の費用を出来るだけ上げないコツもあります!
ご紹介しましょう。

衣装の費用を上げないコツ

 2017年結婚式を挙げた先輩カップルの【見積もりを跳ね上げた3大項目】 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

衣装の費用を上げないためには3つの方法があります。

  • 衣装を持ち込みする
  • 衣装の費用を下げたいなら、結婚式場提携ショップ以外のドレスショップから衣装を持ち込む方法があります。

    直接ドレスショップでレンタルや購入をすると、衣装代は比較的抑えられることが多いです。

    しかし注意しておきたいのは、持ち込み料の存在。
    多くの結婚式場では「持ち込み料」を設定しています。持ち込み料の相場は、1点3万円〜10万円程度。

    持ち込み料を払うなら「結局結婚式場の提携ショップで購入した方が良いのでは?」となってしまうことも……。
    現に、同データによると44%のカップルが落ち込み料を払って持ち込んでいます。

    しかし一方では「持ち込み料は必要だったが、会場側がサービスしてくれた」と答えたカップルが15%も。

    持ち込み料の交渉は、結婚式を申し込む前がカギ。
    プランナーとの関係を壊すこと無く、交渉する方法をこちらでご紹介しています。
    まだ結婚式場を決めていなくて、これからというあなたは一度チェックしてみてください。

    【結婚式の値引き交渉】プランナーと信頼関係を崩さないために知っておいて欲しいこと

  • ヘアスタイルとブーケのチェンジ
  • イメージチェンジが狙いなら、ドレスをもう1点用意しなくても、ブーケとヘアスタイルを変えるだけで印象は大きく変えられます。

    挙式や挙式後のヘアスタイルは、挙式の雰囲気に合わせてアップスタイルのフォーマルなイメージに。
    ヘアチェンジではダウンスタイルで大きなウェーブを活かしたナチュラルなヘアスタイルに。
    花冠などヘッドフラワーを付けると、またイメージはグンと変わりますよ☆

    ヘアスタイルとブーケだけのチェンジなら、衣装の着替えに使っていた時間を短縮できるので、披露宴会場から離れる時間を少しでも短く出来るメリットも♡

  • 何より予算重視なら……「予算外のドレスは見ない!」
  • 担当させていただいた花嫁さまの中には「デザインより予算絶対重視!」と断言される方もおられました。
    そんな花嫁さまにおすすめしていた衣装の節約術はズバリ予算内のドレス以外は見ない!という方法。

    担当プランナーの私からもドレスショップのスタッフに「プラン内のドレス以外は選ばれないと断言されているので」事前に伝えておきます。
    その場合、ドレスショップのスタッフもプラン外のドレスはご紹介しないため、試着の際にも予算内のドレスの中から選ばれていました。

    ただしドレスショップのスタッフも「値段を上げよう」と悪意があるのではなく、「納得が出来る範囲で選べる幅を広げられるなら……」との配慮で「1万円アップならこんなドレスも」と少しずつ紹介することもあったようです。

    この方法であれば花嫁さまも当然納得。
    「気付いたら、衣装の値段が跳ね上がっていた!」なんてサプライズも起きません。

    ドレスのデザインより、どうしても予算重視の場合は、こうして選ぶ方法もあるんですよ。
    (揺るぎない強い意志が必要にはなりますが……)

【写真・ビデオ】思い出はカタチにしておきたいから…

 2017年結婚式を挙げた先輩カップルの【見積もりを跳ね上げた3大項目】 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

特に、先輩カップルの93%が注文しているというスナップアルバム。
需要は高いにも関わらず、結婚式に絶対必要な項目ではないため、最初の見積もりには含まれないことが多いアイテム。

先輩カップルがスナップアルバムやビデオ撮影に掛けた費用の平均はこちら……

スナップアルバムとビデオ撮影の平均単価
  • スナップアルバム平均単価 :21.3万円
  • ビデオ撮影平均単価 :19.6円

いずれも決して安い金額ではありません。
とはいえ、もう一度言います「一生に一回の結婚式」です。
後になって「やっぱり写真に残しておけば良かった……」なんて後悔しても“時既に遅し”であるため、注文するカップルが多いんですね。

また最近では、インスタなどのSNSの人気により、さらに写真の需要は増えているようです。

写真やビデオの費用を上げないコツ

 2017年結婚式を挙げた先輩カップルの【見積もりを跳ね上げた3大項目】 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

写真やビデオの費用を少しでも抑える方法は2つ。

  1. カメラマンを持ち込みする
  2. 持ち込み料が掛かることがほとんどですが、カメラマンを持ち込みする方法が一番節約に繋がります。

    前述の衣装と同様で、結婚式場を経由してカメラマンの手配をするのでその分の手数料が上乗せされている写真やビデオの料金。
    直接自分でカメラマンを捜して手配すれば、手数料分は節約出来ます。

    しかしカメラマンの持ち込み自体がNGの場合もあります。
    持ち込みを決める前に、担当のプランナーさんには相談してみてください。

  3. 写真の場合はデータ重視で選ぶ
  4. 「写真はデータさえもらえたらいいのに!」そう思う花嫁さまも多いと思います。ですが、実際のところ結婚式場で『データのみ』で販売されていることは少なく、アルバムにデータが付いている状態で販売されていることがほとんどです。

    どうしてもスナップアルバムの費用を節約したい!という場合には、一番最低価格のアルバムを注文し、そこに含まれているデータを使って挨拶ハガキやご両親へのアルバムを作ってみても。

    ただアイテムの中には、アルバムの値段が高い程データ数も多い設定になっていることもあります。
    購入前には、含まれるデータ数も確認しておきましょう!

    先輩カップルの実例を参考に、結婚式の費用は賢く節約する!

    2017年に結婚式を挙げられた先輩カップルの費用を参考にしながら、節約に繋げる方法をご紹介しました。

    結婚準備は、結婚式だけではなく新居や新婚旅行など、正に湯水の如くお金が必要になります。
    素敵な結婚式は挙げたいけれど、予算は限られていますもんね……。

    先輩カップルの実例を参考に、結婚式の見積もりは適時に確認しつつ、必要なモノ・そうでないモノを精査しながら賢く節約していきましょう♡

     

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