結婚式のお見積もりはたくさんの項目があるので、なんだか分かりにくいと思う方も多いはず。
確かに全ての内容を完璧に理解するのはなかなか大変!
ウェディングプランナーの私が、皆さまに正しい結婚式のお見積もりの見方についてお教えします。
……とは言ってもそんなに難しいことではありません。

今回お伝えする5つの項目にさえ気を付けておけば、「こんなはずじゃなかった……!」なんてことにはなりません。
後でびっくりすることのないように、今のうちにお見積もりについて理解しておきましょう♡

 結婚式のお見積もりはこう見よう!後からびっくりしないために知っておくべきこと で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

契約時のお見積もりから大きく変わってくる項目5つをご紹介!

まず皆さまに知っていただきたいことは、契約時のお見積もりから大きく金額が変わる可能性を持っているのはどの項目なのかということです。

1|お食事・お飲み物にかかる料金

結婚式において、披露宴のお食事やお飲み物にかかる料金はやはり高額です。
何百万円かかる結婚式費用、ふたを開けてみれば結局はお食事とお飲み物にかかる金額の割合がとても大きいことに気が付くでしょう。

これらは一番初めの段階では、お料理やお飲物のランクは一番お安いものが見積もりに入れられていることも多いです。
つまり、その場合はお料理のランクをUPさせることにより、のちに大きく金額が上がる可能性を含んでいるということです。

POINT!そこそこいいお料理のコースを見積もりに入れてもらうとGOOD

見積もりに入れるお料理の金額は内容をみてからにすると安心。
とはいえ、まだあまりお料理のイメージがつかないという方も多いはず。
お料理にこだわりたいけれどもお料理のイメージはまだ……というおふたりは、ひとまず初めからお見積もりに「そこそこ良いランク」のコースを人数分入れてもらった方が良いでしょう。
ここが1人あたり5千円違うと、仮に70名の披露宴だったとして35万円の差が生まれます。結構、大きいですよ。

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2|ウェディングドレスとタキシードにかかる料金

最初のお見積もりには、ウェディングドレスとタキシードの料金が基本含まれています。
ただ、お衣装って本当にピンからキリまで。
選ぶお衣装によってかなり金額が変わる可能性があるのです。

POINT!せめてお衣装点数だけは絶対におさえておいて!

式場によっては、ウェディングドレスとタキシードの1着ずつしか初期見積もりに入れられていないこともあります。
見積もりに入れるお衣装の種類は何なのか。ここは事前に絶対に確認しておきたいところ。
何せ、ドレスを1点追加するだけで10万円から30万円位の差はすぐについてしまいます。

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3|フォト・ムービーにかかる料金

結婚式にかかる費用の中で、高額な商品と言えばやはりこちら。
写真や映像といった商品はひとつひとつがかなり高額ですので、どうしても1点プラスするだけですぐに20万円くらいポーンとお見積もりが上がってしまいがち。

POINT!希望のお写真や映像の商品を事前に把握

最初のお見積もりに、もし映像やお写真が含まれていない場合は、念のため追加しておいてもらうと安心。
ただ、やみくもに何もかも入れてもあまり今後の参考になりません。

まずは、お写真や映像の商品の種類を担当スタッフに教えてもらい、「やりたい!」「いいかも!」とおふたりが感じたものを見積もりに入れておくといいでしょう。

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4|フラワー全般にかかる料金

結婚式に欠かせないアイテムと言えば、絶対に忘れてはならないのがフラワー!装花関係です。
花嫁さまが手にもつブーケや披露宴会場を彩る会場の装花は、やっぱりこだわり抜いて決めていきたいところ。

POINT!金額とそれに伴うボリューム感や雰囲気の違いを把握

このあたりも、初めのお見積もりには最低限のものしか含まれていないことが多いです。
ここは担当スタッフさんに質問し、どこまでがお見積もりに含まれていて、どこから追加料金がかかるのかを知っておくようにしましょう。

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5|引出物・引菓子にかかる料金

意外に費用が掛かるポイントとして、引出物関連も忘れてはなりません。
というのも引出物は、地域による違いはあれど参加ゲスト全員にお渡しすることは少ないです。
つまり、70名のゲストがいたとしても70名全員ではなく、ご家族やご夫婦に対して1つのお渡しということも多いのです。

POINT!数の予想は難しいからこそ、金額に余裕を持たせたい

つまり、数の予測がなかなか難しく、初めから正確な個数をお見積もりに入れることが不可能に近いのが引き出物。

ここは少し余裕をもって、単価などの金額の部分で余裕を持たせてお見積もりに入れてもらうようにした方が良いでしょう。

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まずは見積もりの見方のポイントを知るのが大事

結婚式の見積もりは、最初にもらったものをそのまま金額だけでとらえるのではなく、そこからどんな項目にどういう追加料金がかかってくるのかを考える必要があります。

結婚式という普段あまり馴染みのないサービスのお見積もりは、おふたりがわかりづらくて当たり前。
見学に行った式場で「良かったけれど、見積もりの見方がわからなくて不安」といったことがあれば、正直に式場担当者にその旨をお伝えしてみてください。

式場も、悪意があって難しいお見積もりを出しているのではありません。
快くお見積もりについてわかりやすく説明してくれますよ♡

素敵な結婚式になりますように♡

どれだけ細かく詰め込んでも見積もりに記載されない結婚式の費用があるって知ってる?

 

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