結婚式の招待状の「正しい送り方」を知っていますか?
実は、送る時期や発送方法、手渡しの仕方など、様々なマナーがあるんです。
せっかく素敵な招待状が出来上がっても、このマナーが守れていなければ台無しですよね。
そこで今回はWedding Tipsより、「招待状の正しい発送方法・手渡しの方法」についてご紹介します☆
招待状の発送スケジュールを知っておこう♩
招待状の発送は結婚式の2ヶ月前
招待状を発送するなら、結婚式の約2ヶ月前の大安に発送するのが良いとされています。
結婚式の日時や会場が早めに決まったからといって、あまりにも早い段階での招待は、予定がまだわからないことも多く、ゲストも返信に困ってしまいます。
一方で、ギリギリでの招待では、既に予定を入れてしまっていたり、遠方からのゲストは宿泊や交通手段の段取りなどでご迷惑を掛けてしまいますよね。
そのため、結婚式の招待状を発送するのは2ヶ月前がちょうど良いのです♩
招待状の返信期日は結婚式の1ヶ月前
では、招待状の返信期日はいつぐらいが良いのでしょうか?
それは結婚式の約1ヶ月前の大安の日とされています。
結婚式が近づいてくると、お料理や引出物の個数、誰がどこに座るのかという席次表の作成、名前を入れた席札の印刷など、ゲスト人数が決まっていないと準備出来ないものがたくさん出てきます。
結婚式まで1ヶ月あれば、そういった様々な手配が間に合いますので、招待状返信期日は、結婚式の約1ヶ月前がベストですね☆
招待状の発送で注意すべき5つのポイント
Point1:宛名書き
宛名書きには、主に3つの方法があります。それぞれの特徴をご紹介しましょう。
1・ベストは毛筆の手書き
宛名書きには、毛筆の手書きが一番理想的です。
更に、毛筆を使用する際には、黒々とした墨の色味で書くようにします。
薄墨色だったり、かすれている字は慶事ではなく弔事の意味合いとなり、とんでもないマナー違反になってしまいますので、ご注意を!
2・筆耕業者を利用する
普段、なかなか毛筆を利用することは少ないですよね。苦手な人もきっと多いはず。
そんなときに役立つのが「筆耕業者」です。
ネットで検索すると、筆耕専門の業者が沢山出てきます。また、自治体のシルバー人材センターなどで、安価に引き受けてくれるところもあります。
3・パソコンの宛名書きを利用する
特に年配のゲストなどは、まだまだ「宛名は直筆の毛筆があたりまえ」と思われているのが現実です。しかし、そうはいってもなかなか難しいことも多いですよね。
そんな時はパソコンの宛名印刷でもOK。
でも、字体には気を付けましょう。毛筆風になる「行書体」「楷書体」をオススメします。
Point2:敬称の書き方
招待するゲストの敬称の書き方は、招待状の発送でもっとも注意が必要なところ。
ゲストのお立場や肩書きなどをしっかり確認の上臨んでください!
■会社関係の場合■
取引先や、会社関係の方に送る場合には「会社の名前」「肩書き」「ゲストの名前」の3つを宛名として書きます。
その場合の敬称は「○○様」です。
■恩師の場合■
学生時代お世話になった「恩師」という立場の方を招待する場合には「様」ではなく、「○○先生」です。
家族で招待する場合
■夫婦の場合■
ご主人の氏名の横に「令夫人」「奥様」と書くのが一般的です。
奥様の名前を書く場合には、ごくごく親しい仲である場合や親族の場合です。
■家族の場合■
ご主人の氏名の横に「ご家族様」と書きます。
これで「家族みんなで来てね♩」という意味合いになります。
また、子供の人数が1名の場合には、家族みんなの名前を書いてあげても丁寧ですね。子供の名前が2名以上になると宛名を書く場所がいっぱいになってしまうので「ご家族様」がベストです。
Point3:手渡しするべき人
本来、結婚式の招待状は全員手渡しが理想です。…しかし何十人も招待する中、全員に手渡しはなかなか難しいですよね。
そのため、今では招待状を発送しても、マナー違反ではありません。
しかし、結婚式の招待に関して、主賓や会社の上司など目上のゲストには、出来る限り手渡しする方が丁寧で理想的。また、そういったゲストには「主賓挨拶」をお願いしたりすることも多いと思いますので、そのご挨拶も兼ねて手渡ししましょう。
また、手渡しする場合には宛名書きの際に住所は記載せず、名前のみの記載となります。
Point4:慶事用切手を使う
封筒の発送料金は通常82円ですが、結婚式の招待状は内容量もありますので、使用する切手は92円のものを選びます。もし心配であれば、郵便局で直接価格を確認すると安心ですね。
大切な結婚式の招待状が「料金不足です」なんて札が張った状態で届いては大変です!
また、結婚式の招待状を発送するときは、通常の切手ではなく慶事用の切手を使います。
ただし、必ずしも慶事用の切手でないとダメ!ということではなく、通常の切手を使用してもマナー違反にはなりません。
その際には、結婚式という華やかな場に適した明るめの柄の切手を使用しましょう。
Point5:発送日に「適する日」がある!
やっとここまできて、発送の準備が出来た!!
だからすぐに「じゃー、発送しよう♩」…とはならないように気を付けて!
結婚式の招待状を送るときには、発送日には「適する日」があるんです。
結婚式に絡んで何かをしようとすると、必ずと言っていい程「お日柄(六輝)」が重要視されています。
これは、招待状の発送日を決めるときも同様です。招待状の発送は「大安」の日が適しているとされています。発送だけではなく、手渡しの際にも出来れば大安の日を選んで先方の都合と調整をしましょう。
発送マナーを知って素敵な招待状を送りましょう♩
「発送の方法」「手渡しの仕方」など、意外と多い招待状発送のマナーをご紹介いましたが、いかがでしたでしょうか?
これから結婚式の準備を進めるにあたり、何かと注意が必要なマナーのこと。
でも、大丈夫!初めてのことばかりなので分からないコトだらけで当然です。
困った時は、周りに頼って正しいマナーを知りながら少しずつ丁寧に準備を進めましょう♩
結婚式の招待状の作り方はこちらをチェック☆
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