人生の大切な節目となるプロポーズ。
「結婚の想いを彼女に伝えよう!」
そう考えるものの、失敗したらどうしよう……とお悩み中の男性も多いはず。
今回Wedding Tipsでは、実際にあったプロポーズの失敗談をご紹介します。
結婚式の司会者として、筆者がこれまでにお聞きした先輩夫婦のエピソードから《押さえておくべきポイント》を解説していきます!
これからプロポーズをする方の参考になれば幸いです♩
成功と言えるプロポーズとは?
これは筆者の意見ですが、「夫婦にとって幸せの記憶であり、お互いがいつまでも楽しく語れる思い出であること」だと思っています。
結婚式の司会をしていてたくさんのプロポーズエピソードを聞いてきました。
海外ドラマのようなものもあれば、プランがバレバレだったものや、旅行先でなかなか言えず帰ってきてからお家で言ったものなど、本当にさまざまです。
プロポーズのシチュエーションは周りの人からよく聞かれるものです。
シチュエーションを振り返りながら話す際に、どちらか一方がなんとなくモヤっとした気持ちでいると、夫婦の大切な思い出としてはまだ成功に結び付いていないのかもしれません。
知らなきゃ後悔!ありがちなプロポーズの失敗ポイント3つ
「今度もう一回プロポーズしてね」
花嫁さまにそう言われたら少しショックですよね……。
でも、それは女性には幼い頃から理想のプロポーズというものがあるからなんです。
ここで、成功に導くポイントをお伝えします。必見です!
その1!言葉のチョイスミスで失敗
「いざ言おうとしても、なかなか話を切り出せなかった」
「緊張してしまってなんて言ったか覚えてない(泣)」
「回りくどい表現で、プロポーズだと気付いてもらえなかった」
プロポーズは、結婚の想いがしっかりと相手に伝わることが大事です。
緊張してしすぎてしまわないように、言葉はできるだけシンプルに考えておきましょう。
その2!場所選びを重要視せずに失敗
「愛があれば、どこでも……」いいえ、場所はとっても重要ポイントなんですよ。
プロポーズできるような場所か
周りに観光客でいっぱいのパワースポットや、隣の人と距離が近いレストランは緊張感をより与えてしまいます。
写真で見るだけではなく下見に行けばよかったと話していた新郎さまもいました。
特別感を感じられるか
夜景が見える場所、初デートで訪れた場所など、おふたりにとって思い出深いところを選びましょう。女性は「特別感」がないとプロポーズの話を聞ける状態にならない可能性が高いですよ。
永遠にある場所か
長い夫婦生活、記念日などの節目の時には訪れる場所にもなります。10年、20年とその先も残っているものかどうか慎重に見極めましょう。
その3!タイミングを知らずに失敗
自分にとっても彼女にとっても都合の良いタイミングで伝えることが大切です。
お仕事で慌ただしく過ごしていたり、転職時期、身内で何かあった時など、もしかしたら彼女は結婚モードにならないかもしれません。
それでもタイミングがつかめなかったなら、結婚式でプロポーズがおすすめ!
むしろ結婚式当日に行うのがとっても素敵なタイミングでもあります。
おふたりにとって結婚式は特別な日。
皆さんの前で堂々とプロポーズするのも素敵ですし、大切なゲストに協力してもらうプロポーズでも思い出になります。みんなの前だと恥ずかしい方は、もちろん、おふたりだけの時間を作ってもらって想いを伝えることも可能です。
式場のプランナーも司会者もスタッフも、これまで何組もの挙式当日のサプライズプロポーズをお手伝いしてきました。
結婚式の打ち合わせの時から「実はプロポーズの時はうまく言えなかったので、しっかりと想いを伝えたいんです!」と話せば、きっと全力でおふたりに合ったプランを一緒に考えてくれるはずです。
もし、これまでにプロポーズのタイミングがなかったという方は、こっそりスタッフに相談して、一生思い出に残るプロポーズ大作戦を成功させましょうね♡
▼結婚式でのサプライズプロポーズについて紹介した記事です。いろんな演出アイデアがあるのでチェックしてみてください♩
指輪なしで「言葉のみ」でもいい?
言葉だけでも十分気持ちは伝わります。指輪への憧れも強い女性が多いですが、一方で婚約指輪がなくてもいいと考える人も少なくないです。
婚約指輪に対する考え方
お給料の3か月分とは一昔前の話ですが、それでも高くかかるエンゲージリング。
その分を新婚旅行の費用にするなどして言葉のみでいいと考える方もいるようです。
以下の数値をみてあなたならどう考えますか?
■婚約指輪にかかった金額(ゼクシィ結婚トレンド調査 2017調べ)
「30~40万円未満」が29.6%で最も高く、
「20~30万円未満」が20.1%、
「40~50万円未満」が12.7%、「10~20万円未満」が12.6%で続く。
平均は35.4万円となった。
婚約の記念品を贈るなら指輪はダントツ1位
ゼクシィ結婚トレンド調査 2017によると、婚約にあたり彼女に記念品を贈った男性のうち、約9割の方が「指輪(エンゲージリング)」を選んでいました。
ストレートに想いを伝えるだけでも素敵なプロポーズですが、想像以上に緊張するものです。
婚約指輪はあなたにとってプロポーズ当日のお守り代わりになってくれます。
自分の気持ちを落ち着いて正しく伝えるためにも、この指輪は大切な意味を持っています。
▼婚約指輪についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。婚約指輪の選び方の参考にしてくださいね♩
婚約指輪が手に入りにくい時期がある!?
今日もどこかでプロポーズが行われ、新たに結ばれていくカップルが誕生しています。
プロポーズは1年を通して行われていますが、最も集中する時期がX‘masシーズン。
煌くイルミネーションの雰囲気に、この時期を選ぶ方が多いように思います。
プロポーズをする予定ではなかった男性も、結婚への気持ちが高まる時期でもありますね。
筆者の独自調査によると、毎年12月(特にクリスマスや年末年始)に「婚約指輪」という検索ワードが急上昇しています。
ちなみに、婚約指輪ってお店に行ったその日に手に入らないのです。
指輪の種類やデザインにもよりますが、だいたい納品までに1カ月半ほどかかると考えたほうがよさそうです。
ジュエリー業界の繁忙期は、10月頃から年末にかけて
「店内が人でいっぱいだった」「なかなかいいデザインがなかった」「完成するまでにそんなにかかるとは思わなかった」ということがないよう、早めに行動しておきましょう☆
婚約指輪の代わりってなにがあるの?
エンゲージリングは素敵な愛のカタチとはいえ、彼女のサイズに合わなかったり、デザインが気に入らないと言われたらショックが大きいですよね。
そこで、指輪の代わりになるような婚約記念品と選ぶ理由をご紹介いたします。
ネックレス/ピアス
「普段使いしやすい」「指輪よりダイヤモンドが小ぶりで可愛い」「結婚後も使う場面が多い真珠(パール)に」
花束
「花の種類や色・本数で意味を持たせられる」「彼女のイメージに合う花を選べる」
腕時計
「“同じ時間を歩んで行こう”という意味を持たせられる」「お揃いにできる」
でも中には婚約指輪に強い憧れを抱いている彼女のために、一緒に指輪選びをする前提で別の婚約記念品を贈る男性もいます。記念品をプレゼントしたあとに「婚約指輪、一緒に買いに行こっか?♡」と彼女の様子を伺うのもいいかもしれませんね。
まとめ
プロポーズは、記念品としてカタチに残るものもあれば、言葉だけで伝えて記憶に残るものなどさまざまです。
おふたりとも幸せそうな表情でプロポーズのエピソードを話していたら、きっと成功したのだろうと思っています。相手を想う気持ちを大切に、これから準備を進めていってくださいね!
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