結婚式に待ち時間はつきものと思っていませんか?
ですが、ただ待っている時間は想像以上に退屈です。
待ち時間は退屈したくないし、させたくない!ですよね。
その要望を叶えるのがウェルカムパーティーなのです!
目次
そもそもウェルカムパーティーって?
日本の結婚式の多くは挙式と披露宴という2部構成で行われます。
ですが近年は、ウェルカムパーティーを入れた3部構成の結婚式を希望する人も増えています。
一大イベントの結婚式。
3部構成にするなんて、なんだか大変そう……と感じる人も多いでしょう。
けれど少しだけ、結婚式を待つゲストのことを考えてみましょう。
結婚式前の待ち時間、ゲストは何をしているのでしょうか?
受付待ちで長蛇の列に参戦? ソファに座って友人待ち?
それも悪くはありませんが、せっかく来てくれたゲストには、待ち時間から結婚式の空気を楽しんでもらいたいですよね。
挙式の前にウェルカムパーティーを行うことで、待ち時間の悩みは一挙に解決できちゃいます♡
ウェルカムパーティーはいつやるの?
ウェルカムパーティってなんだか楽しそう♡
自分たちの結婚式にも取り入れたい!
でもウェルカムパーティーをするタイミングはいつ?
自分たちのスケジュールでできる?
そう、ウェルカムパーティは読んで字のごとく、お出迎えの時に行うもの。
披露宴の前でも悪くはありませんが、できるなら挙式の前がおすすめです。
おふたりの趣味嗜好をうまく取り入れてコーディネートすれば、もうすぐ始まる結婚式へ向けて、ゲストのワクワク感も高まりますよ。
ウェルカムパーティーに適した場所は?
ウェルカムパーティーを行うためには、ある程度の広さと飲食可能な場所を用意する必要があります。
もしも結婚式をゲストハウスや迎賓館などで、貸切スタイルで行う場合は、プランナーさんにウェルカムパーティーを行いたい旨を伝えましょう。
多くの場合は、ガーデンやアトリウムなど、ウェルカムパーティーができる場所を提示してくれます。
ホテルなどさまざまな目的の人が集う場所だと、ウェルカムパーティーのための部屋を確保する必要がある場合も。
ホテル内の予約状況が影響してくるので、できるだけ早い段階で相談しましょう。
ウェルカムパーティーができないケースは?
以下のようなケースでは、残念ながらウェルカムパーティーができないこともあります。
ウェルカムパーティーは結婚式に付随するものではありますが、食べ物や飲み物を提供するひとつの宴会。
実施にあたっては、事前に会場に確認することが必要不可欠です。
会場内にウェルカムパーティーができるスペースがない
ウェルカムパーティーは近年になって注目されてきたスタイル。
そのため、歴史ある会場はそもそもウェルカムパーティーがあることを想定して作られていません。
会場によっては、最低限の迎賓スペースしかなく、物理的に難しい場合もあります。
あまりにも狭いスペースでのウェルカムパーティーは、ゲストにとってもストレスになってしまいます。
また、バンケット(宴会場)以外では飲食ができない会場もあります。
これは会場が定めているルールなので、申し込みの段階からウェルカムパーティーを考えているなら、可能かどうかを確認しましょう。
両家の控室が用意されている
これは、ウェルカムパーティーができないというよりも、やっても集まらないリスクがあります。
昨今では、両家の控室自体がない会場も増えています。
ですが、会場や家族の意向によって、控室を用意するケースも多いのが現状です。
この場合は、挙式直前までは両家別々に待機し、親族紹介で隔たりをなくすという日本古来の考え方を重視しているため、ウェルカムパーティーを行うタイミングがありません。
また、控室があれば親族の多くは、親がいる控室へと向かいます。
新郎新婦もそれぞれの控室で待機することを求められるため、ウェルカムパーティーは難しいのが現状です。
ウェルカムパーティーを希望する場合は、親御様の了承を得ることも大切ですよ。
スケジュールの組み方に無理がある
たとえば、会場外の神社やチャペルで挙式をする場合、おふたりは先に挙式場所へ向かい、リハーサルをする場合もあります。
そしてその時間は、まさにゲストが披露宴会場へ集まる頃。
挙式に列席するゲストも、各々に挙式場所へ移動している時間です。
このような場合は、挙式前にウェルカムパーティーを無理に行うと、おふたりにもゲストにも負担となることがあります。
それは、挙式が済んで披露宴会場へ到着してからウェルカムパーティーを行うというもの。
この場合は、挙式から披露宴への流れについての綿密な打ち合わせと、会場側のコントロールが必要になります。
いずれにしても、挙式や披露宴の開始時刻を決定する前に相談することが大切です。
ウェルカムパーティーへの招待
ウェルカムパーティーをすると決めたら、さっそく招待の準備を始めましょう。
せっかく準備するウェルカムパーティー。
多くの人に集まってもらいたいですよね。
そのためには事前のご案内が必須です。
工夫を凝らしたインビテーションで、ゲストの関心を引き寄せましょう。
招待状を一工夫
結婚式の招待状を送る際に、一緒にウェルカムパーティーのご案内を入れる方法です。
招待状の文面校正の段階で、「ウェルカムパーティー 〇時」と入れれば、招待状を送る全員にご案内できます。
もうひとつおすすめの方法は、招待状にタイムラインを同封するというもの。
おしゃれなだけでなく、当日のタイムスケジュールが一目瞭然で、実用性もばっちりです。
招待状とは別にカードを送る
もしもウェルカムパーティーに呼ぶ人を限定したい場合は、招待状とは別にインビテーションカードを送りましょう。
「挙式の前に楽しんでいただけるパーティーをご用意しました」という内容でOKです。
どのように作ったらいいか迷うという人は、招待状の前に送るSave the Dateのサービスを利用するという方法も。
Save the Dateは、結婚式の日が決まった段階で「この日は空けておいてください」という意味で送るカード。
ですが近年ではSNSでも気軽に送ることができます。
文面を少し変えるだけで、立派なウェルカムパーティーのご案内になりますよ。
ウェルカムパーティーに必要なものは?
次は、さっそくウェルカムパーティーの準備にとりかかりましょう。
ウェルカムパーティーをより楽しんでもらうための三大アイテムはお忘れなく♡
ウェルカムドリンク
パーティーは飲み物がなくては始まりません。
思わず心がときめくような、鮮やかな色合いのドリンクを用意したいですね♡
カジュアルな雰囲気を楽しみたいのなら、珍しいボトルのドリンクを氷にざくざく入れて、セルフサービスで飲んでもらうのもおもしろいですよ。
軽食ブッフェ
ドリンクとあわせて、軽くつまめるような軽食もあるとベターです。
カナッペやサンドイッチなどの定番メニューもいいのですが、キャンディブッフェやドーナツブッフェもフォトジェニックでおすすめです。
男性が多いのなら、枝豆やナッツ類があると喜んでもらえるでしょう。
ウェルカムボード
もはや定番となっているウェルカムボードですが、せっかくなら少し工夫を凝らしたものを用意しましょう。
ウェルカムリースなら、よりおしゃれにゲストをお出迎えできます。
アイアンゲートがある会場なら、なおさらおすすめです。
プラスアルファのアイデア
これだけでは物足りない!
もっと自分たちらしさを出したい!
そんなおふたりには、こんなアイデアはいかがでしょうか。
一味違ったアイデアで、ゲストの印象に残るウェルカムパーティーにしましょう♡
ウェディングツリーを人前式の証明書に
もしも挙式が人前式なら、ウェルカムパーティーでウェディングツリーを作ってもらいましょう。
ウェディングツリーはスタンプでも、シールでも、パズルでもOK。
七夕の季節なら笹を用意して短冊を、クリスマスが近ければツリーにオーナメントをかけてもらってもいいですね。
ゲストの思いが込められたツリーに、挙式で署名をすれば、おふたりだけの結婚証明書が完成します。
披露宴の前でもOK! プレケーキカット
ゲストが集まったところで、サプライズ的にケーキご入刀を行えば、ウェディング気分がさらに盛り上がりますね。
披露宴でケーキカットを予定しているのなら、ここではクロカンブッシュやマカロンを使用した遊び心のあるケーキがおすすめです。
一度の結婚式でケーキカットのシーンを二度収められるので、ゲストにとってもうれしいサプライズになりますよ。
ゲストが見守る中で花嫁のベールダウン
チャペルに入場してすぐに、お母さまが花嫁のベールダウンをする様子はよく見られますが、本来ベールダウンは入場前に行うもの。
よりそのスタイルに近づけつつ、ゲストにもその様子を見てもらいたいのなら、ウェルカムパーティーでベールダウンを行いましょう。
その後はゲストを引き連れてチャペルの中へ。
そんな挙式の始まりも、きっと新鮮味あふれるものになるでしょう。
和婚でもウェルカムパーティはできる?
近年、じわじわと人気が上昇している和婚。
私たちも和婚を予定しているけれど、ウェルカムパーティーの雰囲気とは合わない……?
そんなことはありません。
和婚ならではのウェルカムパーティーも趣があって素敵ですよ。
たとえば、鏡開きを行い、その後にお酒を振る舞ったり、ちょっと贅沢に上生菓子のブッフェを用意したり。
心温まるウェルカムパーティーに、ゲストも和婚の良さを実感することでしょう。
ウェルカムパーティで晴れやかな一日を♡
アイデア次第で結婚式が何倍も楽しくなるウェルカムパーティー。
ウェディングの新定番になりつつあるものの、まだまだ目新しく新鮮な演出です。
ウェルカムパーティーを行う一番のメリットは、みんなが笑顔でいる時間がより長くなること。
晴れやかな笑顔あふれるウェルカムパーティーを楽しみましょう♡
最新情報をお届けします
Twitter でWeddingTipsをフォローしよう!
Follow @WeddingTips0310