結婚式の日取りをどう決めれば良いか悩んでいる花嫁さまへ。
今回は“時期・季節”にフォーカスしたお話しをしていきます。
春は異動で忙しい?
夏は暑すぎ?
秋は台風の可能性が?
冬は服装に困る?
などなど結婚式を控えた花嫁さまは考えることがいっぱい。
大丈夫です!大事なポイントさえ忘れなければどの時期でも素敵な結婚式が挙げられます。大事なのは、ゲストへの配慮を忘れないこと。
少しの工夫で、梅雨の時期だって素敵なウェディングシーズンに☆
実際に結婚式が多い時期は?
毎年たくさんの人がおこなっている結婚式。みんなはどの季節を選んでいるのでしょうか?
まずはデータで見てみましょう。
結婚トレンド調査2015 調べ
ゼクシィ、ブライダル総研の結婚トレンド調査2015によると、「11月」が13%で一番多く、「10月」が12%、「9月」が11%、「5月」と「3月」がともに10%と続きます。
上記のグラフを見てもらうと、前年に比べて各月の差が少なくなっているのがわかります。定番の人気時期にこだわらず、自分達に合った日取りを選ぶ人が多くなっているのが最近の傾向。日取り選びが多様化している証拠ですね。
それぞれの季節にはどんな特徴があるのでしょうか?
季節別*結婚式のメリット・デメリット
春*3〜5月
暖かくなってきてお花も増える春は、人気の結婚式シーズンでもあります。特に、緑をポイントにした会場にとてもおすすめの時期です。
おすすめポイント
▷気候
寒さも和らいで、過ごしやすい気候がこの時期のポイントです。
▷自然の恵み
新緑や桜など、たくさんのお花が咲き誇る春。ウェディングにも取り入れない手はない!緑の多い会場を選ぶも良し、会場装花にこだわるも良し、自然をたっぷり活用しちゃいましょう。
注意点
▷年度末(3月下旬)年度初め(4月上旬)。
多くの企業で、この時期に人事異動があります。そのため、事前に出欠の確定がしにくかったり、直前の参列キャンセルも他の時期に比べて多い傾向があります。
何よりも、異動になったゲストをバタバタさせてしまう可能性がありますから、この時期に結婚式を行う場合には、ゲストへのこまめな連絡を忘れないようにしましょう。
▷ゴールデンウィーク
長期休みのとれるゴールデンウィークには、旅行を計画している人も多いはず。突然の案内で「旅行の予定が狂ってしまった!」なんてとても申し訳ないですよね。ゴールデンウィークに挙げる場合には、絶対に参加してほしいゲストの予定を事前に確認してから日にちを決めましょう。
▷気温
3月の頭はまだ寒い日も多いので、上着を着てきても大丈夫なようにクロークがあるかの確認もしておきましょう。
結婚式のご提案
▷春といえば桜♡
▷お花たっぷりのナチュラルガーデン
▷新緑に映える和装
初夏*5〜6月
ジューンブライドと言われて結婚式が多いイメージの6月ですが、日本では梅雨の時期にあたるため、実は挙式数が少ない時期です。
おすすめポイント
▷割引
梅雨の時期ならではのキャンペーンを行っている会場も!上手に情報収集しましょう。
▷しっとりとした雰囲気
あえて森の中で、雨のしっとりとした雰囲気を楽しむのも素敵…♡室内で全て行えるホテルなんかも、天気に左右されないのでこの時期におすすめですね♪
▷海外挙式
じめじめした日本を脱出して、海外挙式というのも良いかもしれません!
注意点
▷会場までの道のり
会場が駅に直結していたりタクシーやバス乗り場がすぐにあったり、ゲストが濡れずに来られる経路を事前に確認しておきましょう。
▷タオルの準備
待合室にタオルを用意しておくなどの気遣いがあるとゲストにも気持ち良く過ごしてもらえます。気のつかえるカップルだな、なんてポイントアップも狙えちゃう♡
*素敵な雨の日ウェディングの提案がたくさん載っているこちらもご参考に*
結婚式のご提案
▷じめじめを離れてリゾートへ
▷しっとり雨を楽しむ森の中
▷雨が降っても安心のホテル
夏*7~9月
この時期は気温がぐっとあがるため、ゲストのことを気にかけて挙式日をはずすカップルも多く見られます。
おすすめポイント
▷真っ青な空
夏の暑さがデメリットにならない会場もあります。暑さを回避できれば、陽射しもキラキラ気分も上がります。
▷写真写り
空の色が濃く、緑も青々と、夏は写真も鮮やかに綺麗に写ります。
▷割引
梅雨の時期と同じく、夏のキャンペーンを行っている会場も。
注意点
▷駅からの距離
会場選びの好条件は駅から近いこと!最寄駅から遠い会場は、直前にゲストが汗だくになってしまいます。特に男性はスーツですから温度調整が難しいですよね。なるべく歩かずに、出来れば駅から外を通らずに行ける会場だとゲストも快適です。
▷ウェルカムドリンク
何よりも暑さがネックのこの時期です。会場についたらまずは冷たい飲み物を提供して一息ついてもらいましょう。アイスキャンディなんかを準備しても喜ばれそう!
*カクテル・アイスキャンディのDIYはこちらを参考に*
▷台風
実は、一年の中で一番雨が多いのは9月なんです。事前に天気予報のチェックをして雨対策を。
▷旅費
リゾート婚や遠方のゲストが多いなど飛行機の利用予定がある場合、お盆付近は交通費が普段の倍以上の金額になります。下調べをしっかりして、高い日取りは外せるとベストです。
結婚式のご提案
▷暑さを楽しむ水辺のウェディング
▷暑さから逃げて木陰のもとで
▷ゲストも快適。室内の結婚式
秋*10〜11月
秋も、春と同じく人気の季節です。気候が良いことと紅葉が綺麗なこと。和装の挙式なんかも素敵ですよね。
おすすめポイント
▷気候
春と同じく、過ごしやすい気候がこの時期のポイントです。
▷紅葉
草木の多い会場であれば、紅葉を味わえるのも秋挙式のポイント。紅やオレンジをメインにしたテーマウェディングなんかも素敵です。ハロウィンを取り入れても面白いかも。他の季節とは違うノスタルジックな雰囲気が大人花嫁にぴったりです。
注意点
▷シルバーウィーク
連休の多い時期なので、ゲストが旅行の計画をたてている可能性があります。早めに日取りを伝えられるようにしましょう。連休中に行う場合には、真ん中の日は特にお出かけしたい人も多いので避けた方が無難です。
▷挙式日かぶり
人気の時期なので身近に結婚式を予定している友人がいる場合には、同じ日や近すぎる日になってしまわないよう事前に探りをいれましょう。参列者がかぶっている場合には尚更、ゲストのことを考えた配慮が必要です。
結婚式のご提案
▷紅葉には和装
▷ノスタルジックな雰囲気の秋のガーデン
▷かぼちゃのモチーフでハロウィンウェディング
冬*12〜2月
この時期に挙式が少ないのはやはり寒さが原因でしょう。でも実は、婚姻の雰囲気にぴったりな季節だって知っていましたか?冬は空気が澄んで、独特の神聖な空気がただよいます。上手に会場を選んで、ワンランク上の結婚式を挙げちゃいましょう。
おすすめポイント
▷イルミネーション
この時期にはイルミネーションを行っている会場が多くあります。ムード満点なナイトウェディングもおすすめです!
▷キャンドルナイト
教会では、キャンドルナイトを行う会場も。電飾とはまたひと味違う暖かみのある明かりがおふたりの祝福ムードを盛り上げます。
▷ホワイト・ウェディング
嫌煙される雪ですが、ピリッと張りつめた空気の中でしんしんと降ってくる様子はとても神秘的だと思いませんか?静けさが増して、儀式の神聖さが高まります。
注意点
▷駅からの道のり
上着を着たり脱いだりも大変なので、披露宴会場が挙式会場と繋がっていたりすぐに移動出来たりする場所だとゲストも便利ですね。会場が駅から少し離れている場合には、タクシーやバスの経路もしっかりと確認を。
▷クローク
ゲストは上着を着てこなければいけないため、会場にクロークがあると挙式中に荷物を気にすることなく過ごすことが出来ます。
▷雪
雪の降る地域に住んでいる方は、なるべく外の導線のない会場を選びましょう。そして、普段は雪が降らない地域であればあるほど、突然の雪で交通機関がマヒしてしまう可能性も。事前に天気予報をチェックして、雪が降りそうな場合にはゲストにも伝えておくなどフォローをしっかりと行いましょう。
▷クリスマス・年末年始
ロマンチックなクリスマスには、予定を入れたいゲストもいるので事前に確認と相談を忘れずに。年末年始は帰省や旅行など、居なくなってしまう人も多いため、家族のみの挙式でなければあまりおすすめは出来ません。
結婚式のご提案
▷神聖な空気がただよう教会
▷キラキラと何か楽しいことが起こりそう…☆
▷冬限定。雪と氷のウェディング
あなたはどの季節を選ぶ?
調べてみると、どの季節にも素敵な会場がたくさんあります。会場によってもベストな時期は変わってきますよね。もちろん過ごしやすい季節というのはありますが、ゲストへの少しの配慮を忘れなければ大丈夫。
おふたりが選んだ日に気に入った会場で、最高の結婚式を挙げましょう☆
日取りを決める際に、六輝について気になるという花嫁さまは、こちらの記事もご覧ください☆
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