結婚式当日の朝。
新郎新婦がラブレターを交換する、欧米では伝統的な儀式を知っていますか?
今から夫婦となる、永遠の愛の誓いを交わす二人が、今この瞬間の想いを正直に綴ったラブレター。
それを読む瞬間が、もしかしたら結婚式の中で、一番心に残る瞬間かもしれません。
結婚式のときに、何か感動するサプライズを、とお考えのカップルにおすすめ。
今回はWedding Tipsから、結婚式当日の朝に渡す、ラブレターの書き方についてご紹介します。
目次
一生の宝物。感動するサプライズ ”ラブレター” の良さ。
結婚式当日の、朝。ついにこの日がやってきた。
緊張と興奮で寝付けず、何度も寝返りをうって過ごした夜。
伸びをして起き上がると、まだ早い時間。誰も起きていない。
ベッド脇の棚にある白い封筒に目をやると、宛先にはあなたの名前。
差出人は、あなたの愛する人。
昨夜、ディナーをしているときに渡されたもの。
結婚式当日の朝になるまで、絶対に開けちゃだめだときつく言い渡されたのだ。
そして、ついにそのときがきた。
こんな場面を想像してみてください。
何度も何度も、人生の大切な瞬間に読み返すことのできるのが、手紙の良さ。
結婚式当日の想いを、いつでも新鮮なものとして思い出させてくれます。
結婚式では、お互いのパートナーに喜んでもらいたい、感動してもらいたいと、サプライズをお考えの方も多いはず。
シンプルで、だからこそ一番心に残る、昔ながらの ”ラブレター”、この機会に書いてみてはいかがですか?
ラブレターのスケジュール
ラブレターを書いてみようと思い立ったら、まずはパートナーにその旨を伝えましょう。
せっかくラブレターを書くなら、一方通行ではなく、お互いに交換したいですよね。
お二人で相談の上、以下のスケジュールで進めてみましょう。
書くタイミング
昔ながらの伝統に則り、前日の夜か結婚式の朝に書くのがベストタイミング。
カップルによっては、何日も何週間も前に書き始めている場合もあるでしょう。
当日の朝は、緊張や興奮もピークに達し、手紙なんて書いてる余裕はない!と思われるかもしれません。
でも、前日の夜か当日の朝だからこそ起こる、強い気持ちや正直な想いを伝えるのが一番。
気持ちを落ち着けて、お互いに対する愛情を改めて確認し、結婚式前に一人になれる最後の瞬間をじっくりと楽しむのもオススメです。
渡すタイミング
書き終わったら、会場に向かうために家を出る前に渡しておきましょう。
会場に到着すると、それぞれのタイムスケジュールが異なっているので、お互いが会うタイミングはほとんどなくなってしまいます。
交換するタイミングがなかなかない場合は、信頼のできる友人や家族、または会場のスタッフにお願いしてみましょう。
大切なものだとわかれば、必ずわたしてくれるはず☆
読むタイミング
会場に向かう前の、一人きりになれる静かな部屋で心を落ち着けて読むのがオススメ。
結婚式の会場や選んだオプションにもよりますが、花嫁さまはヘアメイクや着付けなどの準備をしている間にも、フォトグラファーがお支度写真を撮ってくれる場合も。
お互いのお手紙を読む瞬間、その表情まで、鮮明に写真に残してもらうのも素敵ですね。
感動するサプライズ ”ラブレター” 書き方のコツ
ラブレターの書き方に決まりはありません。
ですが、正直な気持ちを正確に言葉に表すのは、だれにとっても難しいもの。
大切な想いであればなおさら、丁寧に扱いたいですよね。
そこで、これから夫婦となる最愛の人にプレゼントするラブレターの書き方のコツをご紹介します。
素敵なステーショナリーを用意しましょう。
まずは、ラブレターを書くための便箋とペンを用意しましょう。
シールなどを使って可愛らしく仕上げたり、今までの大好きな思い出の写真を貼るためにアルバムタイプのメッセージを買ってもOK。
素敵な便箋と、新しいペンを使って書けば、書くことがより楽しくなるはず。
書きたいことをリストアップ。ブレインストーミングのお時間です。
結婚式の数週間前を目安に、ブレインストーミングを始めましょう。
実際にラブレターの中に書くかどうかは一旦置いておいて、伝えたいことをできる限りたくさん書き出していくのです。
あとで、あれもこれも書き忘れた!とならないよう、細かいことでも思い出したらすぐにメモしましょう。
携帯電話などに書きだめておくのがオススメです。
ラブレターは長すぎず。
伝えたいたくさんの想いがあると思いますが、結婚式当日の朝はあまり時間がないもの。
1ページか2ページくらいの、短めにまとめることをおすすめします。
特に、大切なラブレターだからこそ、ゆっくりとかみしめて読みたいですよね。
長ければ素敵な文章になるというわけでもないので、長すぎず、心のこもった文章にしましょう。
箇条書きにしないこと。
箇条書きにすると、簡素なイメージになってしまうので、箇条書きにするのはやめましょう。
おそらく、どこを愛しているか、お誕生日や記念日などのタイミングで、今までに伝えていることもあると思います。
これから二人で一緒に始める新しい人生や、二人の未来についてなど、未来のことを書くのがおすすめです。
また、結婚生活を通して、パートナーへ伝えたい、守りたい約束を伝えるチャンスです。
正直な気持ちを。
これから結婚式を迎える今、パートナーに対しての想いを、正直な気持ちや感情をすべて書き出しましょう。
どれくらい愛しているかも大切ですが、「なぜ」愛しているのか、なぜ大切なのか、他の人と何が違うのかを具体的に書くのが良いでしょう。
また、その理由とともに、あなたがどれほど感謝しているかも添えましょう。
いつも通りの言葉で。
綺麗な言葉や、詩の引用、使い古された決まり文句はすべて忘れましょう。
パートナーを感動させたい、という気持ちも大切です。
ですが、パートナーは読んでいるとき、きっとあなたの顔を思い浮かべて、あなたの声で聞いているはず。
だからこそ、格好つけずに、いつも通りの自然な言葉で気持ちを伝えましょう。
漢字の間違いなど、ちょっとくらいミスしても大丈夫。間違えたからといって最初から全部書き直す必要はありません。
最後に、パフュームを振りかけて。
いつも使っている香水があるのなら、最後にラブレターに振りかけましょう。
香りには、記憶を呼び覚ます効果があります。
読みながら、あなたのことを思い出してもらえるように、ワンプッシュ振りかけて、素敵なプレゼントの総仕上げに。
彼氏彼女としてもらう最後の手紙で感動的なサプライズを。
いかがでしたか?
いくつになっても、もらって嬉しい、ラブレター。
たっぷりと溢れる愛情には、一番感動するサプライズが待っています。
これから夫婦となる、最愛の人からもらう、独身時代最後のお手紙は、一生大切にしたい宝物です。
結婚式の朝、心をこめて、ラブレターを書いてみましょう。
*ラブレターを使った結婚式の演出は、『この箱を開けるのはケンカしたとき。結婚式の演出”ラブレター&ワインボックスセレモニー”って知ってる?』で紹介しています。ぜひご覧ください☆
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