バージンロードを歩く瞬間は、女の子たちの永遠の憧れ。
これから愛する人と愛を誓うための道を歩く凜とした姿は、誰もが感動する瞬間です。
今回Wedding Tipsよりご紹介するのは、結婚式でバージンロードを歩く前に知っておくべき心構えと準備について。
バージンロードの意味や、どの由来などを、ウェディングプランナーよりご紹介します☆
目次
STEP1:まずはバージンロードについて学びましょう
バージンロードとは?
バージンロード(ヴァージンロード)とは、キリスト教式の結婚式のとき、結婚式場の入り口から祭壇に至るまでの通路と、そこに敷かれる布のことを指します。
結婚式では、花嫁さまはエスコート役の方に導かれ、聖壇の前までこのバージンロードの上を歩いて入場します。
昔は、悪魔が教会の床下に潜んでいると信じられており、白い布を敷いてその上を歩くことで、花嫁を悪魔から守ると言われていました。
バージンロードの意味
みなさんは、バージンロードの意味を知っていますか?
バージンロードは「花嫁の人生」そのものを表し、その神聖な道は花嫁の「過去・現在・未来」を象徴すると言われています。
バージンロードは花嫁の一生を表す大切な道。
だからこそ、新郎新婦やその家族を除くゲストは、バージンロードを歩くことを許されておらず、壁に沿って両端を入場することがマナーとされているのです。
過去
扉が開いて、踏み出す一歩目は花嫁が生まれた日。
1歩1歩、生まれたときから今日この日までの過去を思い返しながら、歩いてください。
エスコート役の方は、花嫁の今日までの人生を共に歩き、一番近くで支えてきた方にお願いしましょう。
現在
そして現在、今日この日。
花嫁さまを今まで支えてきた父親から、新郎さまにバトンが渡されます。
「これからは私たちの代わりに、娘を幸せにしてください」の意味を込めて、握手を交わしたり一礼をする方も。
未来
そして新郎と歩む、これから先の未来。
聖壇の前で、永遠の愛を誓いましょう。
バージンロードを英語で言うと?
「バージンロード」という言葉は、日本のウェディング業界が考えた和製英語です。
そのため、海外で言っても通じないので、ご注意を!
英語では「結婚式場の通路」を意味する、「wedding aisle(ウェディング アイル)」、もしくはただの「aisle(アイル)」と呼びます。
バージンロードの色
バージンロードの色は、会場によっていくつか種類があります。
結婚式場によっては青いバージンロードや、バージンロードにライトが入っていて光るタイプのもの、お好きなお花を敷き詰めることができるものなど、最近ではバリエーションに富んださまざまなバージンロードがあります。
しかしカトリック宗派のバージンロードは赤か緑、プロテスタント宗派のバージンロードは白が正式とされています。
バージンロードには色ごとにそれぞれ、大切な意味がこめられています。
赤いバージンロードは「聖霊の祝福」、「命までも捧げる深い愛情」、緑のバージンロードには「希望」、そして白いバージンロードは「純潔」「輝きと命」「勝利と喜び」という意味が込められています。
珍しい青色のバージンロードには「果てなく続く空」「海のように永遠に続く愛」という意味があるのです。
バージンロードの色によって、会場全体の雰囲気がぐっと変わり、ウェディングドレスの見え方や映え方も変わります。
お花とのコーディネートを考えたり、お好みに合わせて選ぶのも楽しいですね♪
STEP2:誰とバージンロードを歩くかを決めましょう
バージンロードに込められた意味をおさらいしたら、誰にエスコートしてもらうかを決めましょう。
絶対に誰と歩くべき、というルールは存在しません。
花嫁の一生を表すバージンロード、今までの人生を振り返りながら、誰と一緒に歩くかを考えるのも楽しいですね☆
<ウェディングプランナーが教える>父親?母親と?バージンロードのエスコート役についてにて詳しくご紹介しています。
こちらからご覧ください☆
STEP3:バージンロードの美しい歩き方を学びましょう
『<ウェディングプランナーが教える>バージンロードの美しい歩き方レッスン』にて詳しくご紹介しています。
ぜひご覧ください☆
バージンロードで辿る花嫁さまの一生
結婚式には、一つ一つの儀式やアイテムに、大切な意味が込められています。
バージンロードもその一つ。
花嫁さまの人生を象徴する道だから、結婚式の前にきちんと意味を知ってから歩いてもらいたい。
ぜひ、エスコート役をお願いする方にも、その意味をお伝えし、想いをシェアしながら入場してくださいね☆
最新情報をお届けします
Twitter でWeddingTipsをフォローしよう!
Follow @WeddingTips0310