初めての結婚準備♡
プロポーズされた後は、結婚式に新婚旅行、ふたりでの新しい生活など楽しみな計画が目白押し!
だけど、いざ準備をはじめようと思っても「ところで、結婚準備は何からはじめたらいいの?」と疑問に思う方も多いはず。
特に、結婚準備の中でも大きなイベントとなる入籍や結婚式、そして同居スタートのタイミングなどは、どんな順番で進めるべきか迷うカップルも少なくありません。
これから結婚準備をすすめるカップルのみなさまに、結婚式や入籍、また同居スタートのタイミングなどについて詳しくご紹介していきます♡
※ご紹介する先輩カップルのデータ全て、ゼクシィ結婚トレンド調査2017より引用しています。
結婚準備前に、是非知っておいて欲しいことを
とはいえ何から始めれば?迷えるプレ花嫁さまへ継ぐ【結婚式準備の始め方】
【プロポーズされたら★】結婚の準備に向けて彼と話し合うべき4つのポイント
こちらの記事でで解説しています。
目次
結婚の段取りは自分たちだけではなく、ご両親ともしっかり話合って
結婚準備は、ご両親世代と新郎新婦世代とでは価値観や習慣にズレがあることが多くあります。
例えば、今みなさまが気にしている「結婚式と入籍、どっちを先にする?」について。
新郎新婦の世代の考えとしては、自分たちの仕事の都合や結婚式準備の兼ね合いで決めたいと思っている方がほとんど。
なので「結婚準備といえば、この段取が絶対よね」といったパターンが無いのが現状です。
けれども、ご両親世代の価値観に寄り添ってみると状況は一変。
ご両親世代が結婚をされたあの頃、一般的な結婚準備の順番は『婚姻の儀式(結婚式)を行い、正式に夫婦となることを皆様にお披露目したあと、入籍と同居をスタート』という段取りでした。そのため、この順番が当然だとお考えの方も多くおられます。
もちろん、ご両親の中には新郎新婦おふたりの意見を尊重し「自分たちの好きにしなさい」とおっしゃられる方もおられます。
ですが、ベースとなる考えとしては結婚式が先、入籍は後。
入籍や結婚式の日程、また同棲をスタートさせるタイミングなどは、自分たちの希望を話し合った上でご両親にも意見を伺いながら慎重に決めるようにしましょう。
結婚準備は、ご両親の意見を尊重しながらすすめるべきポイントがあります。
こちらの記事に、ご両親へ確認した方が良いポイントをまとめてみましたので、合わせてチェックしてみてください☆
結婚式前に同居をスタートさせているカップルは85%!
ゼクシィ結婚トレンド調査2017によると「一緒の住みはじめたタイミングは?」との質問に、85%のカップルが「結婚式よりも前に同居をはじめている」と答えています!
詳しくみていきましょう☆
40.5%のカップルは結婚を決める前に同棲をスタート
更に詳しく同アンケートを見てみると、結婚式前に同居をスタートさせているカップルの内「結婚が決まる前」に一緒に住みはじめているカップルが40.5%おられました。
私がウェディングプランナーをしていたときにも、正式に結婚が決まる前から同棲生活をスタートされるカップルは多く、その理由として聞かれたのは……
- 「結婚はしたいと思っていたから、ふたりで一緒にお金を貯めたくて」
- 「結婚前提の『お試し同棲』」
- 「ふたりの休みが合わなくて、少しでも一緒にいたかった」
- 「元々ふたりとも一人暮らしだったので、節約のために一緒に住んでいた」
と、結婚式場に来られるカップルの意見としては、やはり「結婚をする前提」での同居。また一緒に合う時間が無いことや、お金の面で一緒に住んでしまった方が節約になるなどの合理的な理由から同居をスタートさせている方が多かったように思います。
結婚が決まってから同居をはじめているカップルも多い
一方プロポーズ後、ご両親への結婚挨拶を終え正式に結婚が決まってから、引っ越しをし同居をはじめたカップルの割合は44.5%と、結婚が決まる前に同棲しているカップルよりも少し多め。
結婚が決まってから同居をスタートさせる大きなメリットの1つが、結婚式の準備がスムーズにすすむという点。
引っ越し・入籍・同居・結婚式を一度に同じタイミングでしてしまうと、手続きや準備するべきTODOが一時にギュッと凝縮され、かなりハードになってしまいます。
実際、「結婚式前の2〜3ヶ月は、休日の全部を結婚準備に使っても時間が足りなくて、さらに有給を使わなきゃいけなかった」という花嫁さまのお声を聞いたこともあります。
そんな多忙を避け、結婚準備の中でも結婚式を一番のメインイベントとし……。
- まずは、【新居探し】をして引っ越しをし、同居をスタートさせる
- 一緒に過ごす時間を増やしつつ「結婚式の準備」をすすめる
という流れにする方が多くおられました。
【結婚式と入籍】先輩カップルの85.1%が先に選んだのは『入籍』
前述のように、効率的に結婚式の準備をすすめるためと多くのカップルが結婚式よりも前に引っ越しを済ませ、同居をスタートさせています。そして同時に入籍をしている傾向が。
実際、ゼクシィ結婚トレンド調査2017を見てみると……
- 挙式日よりも前に入籍 85.1%
- 挙式日当日に入籍 6.4%
- 挙式日よりも後に入籍 6.8%
と、結婚式の前に入籍を済ませているカップルが85.1%にものぼっています。同アンケートの2011年のデータを見てみると、結婚式よりも前に入籍を済ませているカップルが77.3%でした。
この数字の変化から、年々結婚式よりも前に入籍を済ませるカップルが増える傾向にあることがわかりますね。
結婚したからといって、寿退社する女性も減り「しばらくは共働きで」と新生活プランを立てるカップルが増えていること。
そしてご両親世代が、結婚準備の段取りを新郎新婦ふたりに任せることも増えてきたため、このような変化があると思われます。
こんなにも多くのカップルが、結婚式よりも前に入籍するのは様々なメリットがあるからです。
詳しくご紹介しましょう。
結婚式より先に入籍するメリットは多い
結婚式よりも先に入籍を済ませることは「結婚式の準備がスムーズにできる」以外にも複数メリットがあります。
他にもある、具体的なメリットを3つお伝えします。
新婚旅行に新姓で行くことができる
新婚旅行でパスポートを使うなら、早めに入籍しておけば結婚式前の空いた時間などを使い、名義変更を行うことができます。
名義変更しておくことで、新婚旅行には新姓で行くことができるんです♡
結婚式の準備に集中できる
入籍してお名前が変わった場合、名義変更が必要なのは「運転免許証」や「保険証」、「銀行口座の名義」など。
手続きは一カ所で済まず必要箇所に出向く必要があり、時間と手間が掛かってしまうんです……。
これらの入籍に伴う手続きを先に済ませておくと、結婚式の準備に集中できますよ。
精神的な負担が大文軽減されるはず。
お得な福利厚生や制度、サービスを利用できることがある
早い段階で引っ越しと同居、さらに入籍をしていると、その分新郎さまの会社次第では「家族だから」受けられる福利厚生や扶養控除、また新婚の夫婦に向けた行政サービスを受けることが出来るんです。
ちなみに、私が住んでいた自治体では、新婚夫婦には入籍後3年間、家賃補助がありましたよ!
会社の福利厚生や行政サービスに関しては自治体によって内容が変わるので、事前にチェックしておきましょう!
思わぬ節約に繋がる可能性も☆
結婚式が一番最後になると……デメリットもある
ただし、先に入籍をして結婚式を後にすると、結婚式後「新生活のスタート☆」といった気持ちは非常に薄く「結婚式をしても、結婚をしたんだという新鮮みが全く無いんです」とおっしゃられる新郎新婦さまが多数おられたのも事実。
その点、結婚式を済ませてから入籍・同居となると、本当に全てが新しい環境。
正に“新生活”となるため、ふたり一緒に新鮮な気持ちの中で新たな生活をスタートさせることが出来ますね!
入籍・結婚式は新郎新婦さまだけではなく、家族みんなにとってのビッグイベント♡
「入籍と結婚式、どちらを先にすべきか?」を、先輩カップルのデータと、私がプランナー時代にお客さまから伺ったお声と共にご紹介させていただきました。
このように入籍や結婚式、また同居をするタイミングは、一般的なマナーはなく基本的に自分たちの都合で決めてもOK。
けれど、入籍も結婚式も同居するタイミングも、ご両親がとても気にするポイントでもあります。
特に同居に関しては、これまでずっと実家暮らしだった方なら尚更です。我が子の結婚が嬉しい反面、やっぱり家から離れてしまう寂しさもひとしおでしょう。
結婚の段取りは、出来る限りご両親の意見も伺いながら皆ですすめていくよう心掛けましょう。
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