式場見学やブライダルフェアに参加したことがあるおふたりならご存知の方も多いと思いますが、
相談後におふたりが式場を検討しやすいよう、プランナーが結婚式に必要な費用をまとめた見積もり表というものを作成してくれるんです。

「料理も衣装もペーパーアイテムも引き出物も、ある程度入っているし大丈夫そうだね!」
……本当に大丈夫ですか?

先日友人の式場見学に同席したのですが、そのときに頂いた見積もり表を見て思わずコッソリとふたりに確認しました。
「この内容だと、あまり十分ではない気がするけど大丈夫?」
思わずその場でおふたりの結婚式の希望を再度お伝えする時間を設けてしまいました(笑)

そこで今回は、最終見積もりに愕然としないために、結婚式初期見積りのチェックポイントをお伝えいたします!

 アナタの知識不足が原因!? 最終見積もりで金額が大幅に上がらない方法 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

どうやって見積もりは作られるの?

基本的に、「最低限これさえあれば結婚式ができます」というスタンダードなプランがあり、そこにおふたりの希望をプラスしていく方法をとっている会場が多いです。

ですので、たとえおふたりの希望があまり入っていない見積りでも、パッと見「必要な費用はこれで大丈夫だね」と思いがちなのです。

なぜ、最終見積もりが上がってしまいがちなの?

おふたりの希望がしっかりまとまっているならその費用を初めから見積もりに組み込むことができるので、最終見積もりでグッと上がる可能性は低いです。
ですが、結婚式は実際に打ち合わせをしてみないとなかなかイメージが湧きづらいのも確かなんです。

イメージがあまり固まっていない見学時の段階で、プランナーから「ここはどう思いますか?」って質問され続けるのも正直「え……どうだろ、まだわからない」という気持ちになりがち。

プランナー側も「とりあえずはスタンダードで作成し、打ち合わせをしながら決めていく方がおふたりにとってもスムーズ」と考えてくれているんです。

「最終見積もりが上がりすぎて…費用負担どうしよう…」との口コミをたまに見ますが、あくまでもそれはおふたりが選んだ結果。
ポイントさえ押さえておけば事前にこのような事態は防ぐことができますよ!

 アナタの知識不足が原因!? 最終見積もりで金額が大幅に上がらない方法 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

結婚式の費用、見落としがちなポイントはここ!

これはぜひ大事なポイントなので、ぜひメモを!

結婚式の見積もりは一度作成してもらっても、その後もおふたりが納得するまで何度も作成してくれるものです。
なので、おふたりが結婚式でしたいことがきちんと入っているかどうか、しっかり確認してみてくださいね!

さあ、結婚式の費用で見落としがちなポイントはこちら、

  • 衣装
  • 料理
  • ムービー
  • 写真

以上4点です!

衣装

まずはお色直しをするのかしないのかで、衣装で必要となる費用が約2倍も変わってくる…なんて事はよくあります。
また、衣装の持ち込みを希望しているのであれば持ち込み料を確認しましょう。
(式場によっては衣装の持ち込みがNGなところもあるので事前に確認を!)

その際に、どんなドレスがあるのかパンフレットで確認することも必要です。
私の友人は、式場内の雰囲気は気に入っていたものの、気に入ったドレスがなくて結局その式場は検討外にしていました…。
衣装をあまり重視していなくても、実際見てみるとご自分の好みが出てきますよ♪

 アナタの知識不足が原因!? 最終見積もりで金額が大幅に上がらない方法 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

料理

式場見学の段階では、一番安価なコースで設定して見積り表を作成してくれる場合が多いです。
前菜・メイン・デザートなど基本的なものは入っているので心配はないですが、どんな料理なのかこちらもパンフレットで事前に確認をしておきましょう。

それぞれセレクトできたり1品だけアップグレードなどもできるので、
「フォアグラがのったステーキは食べてほしいかも……」
「メインの後にこのお茶漬けは喜ばれそうだな」など、ぜひゲストの顔を思い浮かべてメニューの設定をしてみてくださいね!

結婚式のお料理の選び方☆相場価格やポイント

ムービー

結婚式のムービーで主なものは以下の4つです。

  • 披露宴のおふたりの入場直前に流すオープニングムービー
  • 当日の丸一日を撮影し後日DVDにしてくれる当日のムービー
  • おふたりの生い立ちや馴れ初めを紹介するプロフィールムービー
  • 披露宴の結びの際に流れるエンディングムービー

最近では、このエンディングムービーは当日の映像(挙式からお色直しの再入場あたりまでの場合が多い)を流すことができます!
個人的に編集の担当者はすごい技術だなぁと毎回感心してしまいます(笑)

 アナタの知識不足が原因!? 最終見積もりで金額が大幅に上がらない方法 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

写真

これは、みなさんもイメージが湧きやすいと思いますが、結婚式当日の様子を専属のカメラマンが撮ってくれる写真です。

スナップ写真はイメージが湧きやすいですが、ここで忘れがちなのが、家族の集合写真とおふたりの写真。

おふたりの写真、お色直し後もご希望であれば、ぜひ伝えてくださいね。
(イメージとしては、写真室にて成人式に撮るようなおすましの顔の写真です。)

また、アルバムもご希望であればお伝えするのを忘れずに。
そして、前撮りをするかしないかでも結婚式の費用は左右されますよ。事前に彼と検討を。

先ほどの友人が作成してもらった見積もりには、ムービー、写真、アルバムが十分ではないものになっていたので、その場で再度作成をお願いしました。

でも、この部分って聞かれてみないとわからないですよね。
「あ、言われてみればそれも必要だ!」というものが、初期見積りでは抜けている場合が多いのです。

見積もりには記載されていないが出費がある項目

え、そんなのあるの!?と不安にならないでくださいね!(笑)
当てはまらない方もいらっしゃいます。

見積もり以外に出費が発生するのが、遠方ゲストがいる場合のお車代や受付や余興をお願いした友人への心付け。

 アナタの知識不足が原因!? 最終見積もりで金額が大幅に上がらない方法 で紹介している画像

引用:https://www.shutterstock.com/

ここもおふたりのお気持ちがしっかり現れるところです。
結婚式に遠くからわざわざ足を運んでくれた方や、色々とご協力してくださった方へ、感謝の気持ちを伝えることを忘れずに。

<元ウェディングプランナーが教える>コレで完璧☆結婚式の「お礼」「心付け」「お車代」の渡し方と相場

見積もりには相談を重ねていきましょう!

結婚式後も、ハネムーンや新婚生活、出産、大きなイベントが待っています。

大きな金額を目にしていると、数万円を小さい金額に思いがちですが、チリも積もればなんとやらです(笑)
費用に関しては特に慎重に進めていきましょう♪

結婚式の検討時期が近いのであれば直近プラン、また結婚式のお日柄を気にしないのであれば仏滅プランなどがないかも確認してみてくださいね!
せっかくのおふたりの結婚式、お金のことで後からブルー……なんて事にならないように事前に費用ともしっかり向き合いましょう。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でWeddingTipsをフォローしよう!