結婚式を考える花嫁さまにとって、お料理は大切な要素のひとつ。

できることなら、会場を決定する前にお料理の下調べを済ませておきたいですよね。

ゲストへのおもてなしを大切にする花嫁さまへ。
ホテルやゲストハウスでブライダルの経験を積み、現在はフリーランスとして活動するウェディングプランナーがお料理に焦点を当てたブライダルフェアの活用術を伝授します。

まずはブライダルフェアの形態をチェック!

 結婚式の条件が「美味しいお料理!」なおふたり必見♡ブライダルフェア活用術 で紹介している画像
一言にブライダルフェアと言っても、その形態はさまざまあることをご存知ですか?

「フェアがあるからお料理も確認できるはず」と思って行ったものの、フェアの形態によっては、実際にはお料理についての展示はなかったということも考えられます。

そんな事態に見舞われないよう、まずはどのようなブライダルフェアに出向くべきかを考えてみましょう。

フェスタ型の大型フェア

会場が年に数回行う、大規模なフェアです。

ドレスの展示や試着、モデルが衣装を着て行うショー、ギフトやブライダルアイテムの業者ブース設置など、内容はもりだくさん。

多くのホテルや会場は、この大型フェアに合わせて新作料理の発表を行います。

ここで注意したいのは、必ずしもそのフェアに展示されているお料理が自分たちの結婚式の時に適用されるとは限らないということ。

たとえば、来年の春に結婚式を考えている人が、夏のウェディングフェアに行っても、そこではその年の秋冬の料理展示がなされていることも。
このタイプのフェアには半年ほどのタイムラグがあることが多いため、展示はあくまで参考程度に見る方が得策です。

内覧会型の小型フェア

フェスタ型ほど大規模に開催するのではなく、既に予約済みのお客様や、予約を考えているお客様へ向けて、具体的にアイテムを決めることも可能なフェアです。

試食もコースの一部のお料理に限り可能な場合もあります。
結婚式についてウェディングプランナーに実際に相談することもできるでしょう。

ある程度、会場の目星がついていて条件さえ合えば申し込みたいという段階のおふたりにおすすめのフェアです。
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予約制のおふたりだけのフェア

結婚情報誌やネットサービスには「フェア」と名打っているものの、実際には会場が来館予約を受けて、おふたりのために会場案内やお料理の試食を行う相談会です。

専任の担当者にじっくり話を聞くこともでき、希望すれば契約前であってもお料理を試食できることも。

こちらのフェアは「ここで結婚式を挙げたいな」という希望が明確なおふたりにおすすめです。

お料理重視の私たち、どうすればいい?

もしもお料理の確認が、その会場がどのようなものを出しているのかなんとなくわかるだけでOKということであれば、フェスタ型のフェアでも問題はありません。

しかし、味やボリュームも確認したいという場合は料金を払ってでも予約を入れて試食を申し込む方がベターです。

ただし会場によっては申し込みが済んでいるお客様の試食しか受け付けていないという場合もありますので、確認してみましょうね。

ブライダルフェアで見極めたいお料理のポイントは?

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お料理の確認をするときに、見た目や味にこだわるあまり、見落としがちなチェックポイントがたくさんあります。
一時の気持ちの盛り上がりで判断してしまうのではなく、少し違った角度から冷静に考えてみることも大切です。

そのお料理、自分の結婚式のスタイルと合っている?

複合型のホテルの場合は、婚礼料理という大きな枠組みの中に、

  • 和食(会席)
  • 洋食コース
  • 和洋折衷
  • 中国料理

などのカテゴリがあり、希望するコースを選ぶことができるケースが多いです。
しかし、ゲストハウスや専門式場などでは「洋食のコースの中で予算ごとに料理内容が異なる」など、お料理のスタイルが限定されることもあります。

たとえば神社やお寺などで結婚式を行いそのまま和装でパーティをといった場合、お料理が洋コースでは何だかちぐはぐな印象になってしまいますよね。

逆にドレスのみで行うカジュアルなパーティで会席料理が出てきても、やはり不自然です。
そのお料理を食べている自分やゲストの姿が想像できるかが大切なポイントになります。

オープンキッチン、ちゃんと機能している?

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近年は披露宴会場内にオープンキッチンを設けて、できたてのお料理を提供できることを売り文句とする会場が増えてきています。

ですがここでチェックしたいのは、そのオープンキッチンがちゃんと機能しているかどうか。

実はオープンキッチンは形ばかりで、実際はディシャップ台(厨房スタッフからサービススタッフへお料理を渡す台)として使われているケースもあるのです。

実際に披露宴が始まったら、オープンキッチンで料理をしている様子はまったく感じられなかったという体験談もあります。

オープンキッチンとライブキッチンは別物だと考えた方がいいでしょう。

ここは盲点かも! ドリンクの充実度

お料理と併せて確認したいのが、ドリンクメニュー

多くの会場はフリードリンク制の形態をとっていますが、ブライダルフェアでドリンクの金額や内容を確認する人はかなり少ないのが現状。

どうせ飲み放題なら安い方がいいと考える方もいらっしゃいますが、思いのほかドリンクの充実度はゲストの満足度に影響します。

中には、グラスに用意されたドリンクが提供されると思っていたけれど、いざ披露宴が始まってみると、瓶ビールや瓶ジュースのセルフサービスだったという残念な声も。

よりライブ感を大事にしたい人は、バーカウンターの有無やバーテンダーが入るかどうかもチェックしたいですね。

予約型の試食をおすすめするワケ

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何よりもお料理にこだわりたい、絶対に失敗したくない!
そのような強いこだわりがある人は、迷わずお料理の試食を申し込むことをおすすめします。

予約型の試食をおすすめするのには、それなりのワケがあります。

実際のコースを実食できる

展示を見ただけでは、味やボリュームはわかりません。

また、展示と実際のお料理とでは、少なからず違いがあることも多いもの。

どうしても披露宴当日に食べることになるお料理を先に食べてみたいという場合は、これしか方法はないと思った方がいいでしょう。

親や家族と納得して決めることができる

実はお料理にこだわりたいのは親や家族であるケースも多いのです。

お客様の中には、一緒に試食したことで、相手の親御さまとの距離も縮まり、その後の準備が楽になったという方もいました。

自分たちだけでは本当にこれでいいのか決めかねる。そんな時は親御様などご家族も一緒に試食に行くと安心です。

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その会場のサービスレベルが確認できる

予約型の試食でチェックできるのは、お料理そのものだけではありません。

料理を提供する際に、サービススタッフがしっかりと料理の説明ができているか、料理に合わせたドリンクのおすすめがあるかなど、サービスレベルも確認できます。

これは予約型の試食の大きなメリットと言えるでしょう。

ブライダルフェアの限界と代替案は?

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ここまで、ブライダルフェアを活用して料理について確認する方法を紹介してきましたが、プロの目線から少しシビアな見方も提示しておきます。

 ブライダルフェアは、あくまでも会場がお客様を呼び込むための企画でもあるのです。

中には「ブライダルフェアへの参加以外で、その会場のお料理をチェックしたい!」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その点を踏まえつつ、別の角度から結婚式のお料理について考えてみましょう。

忘れてはいけない! お料理を食べるのはあくまでもゲスト

お料理を披露宴の最重要候項目と位置づけ、ゲストには最高のお料理でおもてなしをしたい。

その気持ちはとても大事です。

ですが、どんなにこだわっても、どんなに試食を重ねても、お料理を食べるのはあくまでもゲストであり、そのお料理に対する自分の印象とゲストの印象が必ずしも同じとは限りません。

極端な話、自分たちがいいと思って選んだお料理でも、ゲストがいいと判断するかどうかはわからないのです。

さらには、若いゲストと年配のゲストでは好みも異なるし、男性と女性でも違うかもしれません。

百人中百人が満足するお料理を選ぶということは難しいのが現実です。

「本当のこだわり」をどこまで会場は受け入れてくれる?

たとえば自分の家ではお米を生産している。だからそのお米を使ってお料理を作ってほしい。

たとえば自分の両親もこの会場で披露宴を行った。その時のメインディッシュの味を再現してほしい。

たとえば披露宴を行うのは都内の会場だが、ふたりの出身地にちなんだお料理を一品入れてほしい。

このようなこだわりは、単なる味やボリュームといったこだわりとは質が異なり、そのお料理が一品あるだけでゲストにも思いが伝わる「本当のこだわり」です。

ですがこの「本当のこだわり」を理解し、実現してくれるかどうかの約束は、ブライダルフェアで取りつけることは難しいと思った方がいいでしょう。

昨今はこのような「本当のこだわり」を持っている方も多いのですが、確実な返答をもらうには、何度かその会場に足を運び、担当者との意思疎通を図ることが重要になります。

お料理の味や質を確認したいなら、レストランでランチもあり!

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その会場はレストランを併設していませんか?

まずはそのレストランに出向き、ランチなり、ディナーを食べてみるのも一つの手です。

特に単価の低いランチは行ってみる価値があります。

安いお料理がおいしいということは、価格に関係なくおいしいお料理を作っているということなのですから。

実際に披露宴に呼ばれた人の話を聞いてみる

もしも自分が検討している会場の披露宴に、実際に呼ばれた人が身近にいるなら、感想を聞いてみましょう。

ポイントは、その会場で披露宴を挙げた人ではなく、披露宴に出席した方の感想を聞くこと。

客観的な感想を求めるなら、ゲストとして呼ばれた経験がある人の方が間違いありません。

ネットの口コミも参考にはなりますが、あまり鵜呑みしすぎるのは危険かもしれませんね。

お料理チェックの入り口はブライダルフェア、こだわりの要望は担当者への相談で

ブライダルフェアはその会場のお料理の特徴を知ることができる絶好の機会です。

ですが、ブライダルフェアで得た情報だけに頼ってしまうと、本当にこだわりたいポイントが実現できない可能性もあります。

ブライダルフェアはあくまでも結婚準備の入り口。

うまく活用して、ゲストに喜んでもらえるウェディングにしたいですね。

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