輝くエンゲージリングに純白のウェディングドレス……
たっくさんのお花で飾られた結婚式場など、結婚には乙女の憧れが詰まっています♡
結婚準備をしていると、この世の幸せひとり占め♡なーんて気分になっちゃうかも。
そんな浮かれがちな時だからこそ、ちょっと意識して欲しい「マリッジハラスメント」。
気が付かないうちに、あなたもマリッジハラスメントの加害者になってるかも!?
女性の生き方が多様化している今、 マリッジハラスメントは他人ごとではありません。
目次
マリッジハラスメントって?
「セクハラ」という言葉はよく耳にしますよね。最近では「モラハラ」なんかもよく使われますね。
セクハラはセクシャルハラスメントの略で、性的な嫌がらせのこと。
モラハラはモラルハラスメント。言葉や態度などでの精神的な嫌がらせのことです。
では、マリッジハラスメントとは一体……?
マリッジハラスメント…それは未婚者に対する嫌がらせのこと
「結婚しないの?」
これ、本当によく聞く言葉ですよね。
実はこの一言、未婚者を不快な気分にさせるマリッジハラスメントの一例なんです。
マリッジハラスメントとは、独身の理由を詮索したり責めたりする嫌がらせのことを言います。
あるある!?例えばこんなマリッジハラスメント
よくある 「マリハラ」を 実際の被害者に聞いてみました。
あるある!と思ってしまうくらい一般的なシーンに、そういえば自分も嫌だったなぁ…と思い出す方もいらっしゃるかも?
プレ花嫁の皆さま!気が付かないうちに自分が被害者から加害者に変わってた……なんて事のないよう、日頃の行いを省みながらチェックして!
親戚からのマリッジハラスメント
お盆やお正月など、年1回程度しか顔を合わせることができない遠方の親戚。久し振りに会うと「大きくなったね~、今いくつ?」という会話がお決まりです。
いわゆる結婚適齢期と言われるその年齢を告げると、「あら、もうそんな年になるの。そろそろ結婚しないとねぇ。いい人いないの?」
と、根掘り葉掘り聞かれる羽目になることも。なんだかんだこれ、いまだによくある話ですよね。
決まったように周りが毎年同じようなことを言うのが苦痛……マリハラ被害者が仕事を理由に段々帰省しなくなるのもこれまたよく聞く話。
会社の上司からのマリッジハラスメント
結婚退職する同僚の送別会で、ちょっと飲みすぎた上司からの一言。
「君はなんで結婚しないの?」
「できないからですよ~」と笑って返すけれど、心はとっても傷付いた!とある被害者は語ります。
結婚、産休、育休など、誰かの転機の度に独身の理由を聞かれ「 もう放っておいて!」と 心底うんざり。
それでも、黙ってしまうと「結婚できないかわいそうな子」というレッテルが貼られそうなので、被害者の女性はいつも笑って流すしかありません。
自分の職場は……と振り返ってみると「あの時のアレってマリハラ!?」とドキッとしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
判断が難しいマリッジハラスメント
そんなマリッジハラスメント、実はとても判断が難しいのです。
全く悪意のない何気ない言葉であっても、相手が不快に思えばハラスメントとなります。
笑って流しているから平気だということではありません。
相手が純粋な好意から言っているのが分かるので、傷付いたということを伝えられないこともあるんです。
プレ花嫁も加害者になりうる!それがマリッジハラスメント
今は結婚に対する価値観も多様化しています。
結婚しないことを選択する人もいるし、結婚したくても恋人がいない人もいるでしょう。
結婚は自分ひとりだけではできません。
それを忘れると、自分がマリッジハラスメントの加害者になってしまうことも……。
友人関係でのマリッジハラスメント
私の昔からの友人同士、このふたりのケンカの理由がマリッジハラスメントでした。
きっかけは新婚ほやほやの友人が発した「 誰か紹介しようか?」という言葉。
被害者……というべき友人には長く付き合っている恋人がいましたが、経済状況などの理由から今は結婚しないとふたりで話し合って決めていました。
対して、もうひとりの友人は新婚ほやほや♡幸せ絶頂のときです。
幸せな結婚に酔いしれる彼女は、付き合いが長いのに結婚に至らない友人をとても心配していました。
結婚できない人とは別れた方がいいとのアドバイスに、「今の彼氏が好きなの!」と反発されて大ゲンカ。
結婚が全てではないと話し合って無事仲直り……ですが、心配する気持ちが余計なおせっかい、マリッジハラスメントになるんだなと実感した出来事でもありました。
最重要POINT!マリッジハラスメントをしない、されないために
マリッジハラスメントをしないためには、まずは相手の気持ちを考えることが重要です。
そして、自分の結婚に対する考えを明確にすることも大切なんです。
一般論?自分の考え?相手の状況?
プレ花嫁さま、そして卒花嫁さま、あなたが結婚したいと思った理由はなんですか?
うんうん分かる。でも怒らないで聞いて。その考え方、実はあなただけのものなんです。
一般論と自分の結婚観、相手の考え方は、決してイコールではありません。
たとえ価値観や考え方が似ていたとしても必ず人と自分はどこか違う、という認識でいるとマリッジハラスメント加害者になるのを避けられます。
結婚するのが当たり前という一般論
一般的には、いつかは結婚するもの、結婚してこそ一人前という考えがあるようです。
でもね、結婚するしないは個人の自由でとてもプライベートなこと。
他者が口を出すことでもありません。
お母さんが愛する娘に言う「私があなたの年の頃はもうお兄ちゃんが2歳になってたわ。」、
幼いころからずっと一緒だった親友に向かって言う「早く結婚しようよ~!ねえ、まだ結婚しないの?」。
ついつい愛ゆえに言いたくなるその気持ち、よくわかります。
でも、誰しもがいつかは結婚するものだという認識自体を改めなければ、ずっとその思いは平行線のまま。
結婚に対する自分の考え方…プレ花嫁さま、振り返ろう!
この人とずっと一緒にいたい♡
それが、結婚したいと思うきっかけとしては1番シンプルですね。
でも、ずっと一緒にいるだけなら同棲でもいいわけです。
結婚という形を選択した理由を、改めてじっくりと考えてみるのもいいかもしれません。子どもが欲しいから、同じ墓に入りたいからとか、人それぞれの考え方があるはずです。
自分と同じとは限らない!相手の考え方や状況
結婚したい理由が人それぞれなように、状況や環境も人それぞれ。
人には人の考え方や事情があり、それが自分と同じとは限りません。結婚したくてもできない理由がある人もいます。
そういった人に「結婚しないの?」と聞くことは、プライベートなことに踏み込んで相手を傷つけることになるかもしれません。
最後に……マリッジハラスメントにならない話題の切り出し方を心得よ!
もちろん、職場や友人関係の中で結婚の話がタブーというわけではありません。
話題の切り出し方に注意すれば問題なし♡
結婚するのが当たり前!というスタンスで「結婚しないの?」と聞くのはNG!
「結婚願望はないの?」などと、相手の考え方を探っていくことから始めましょう。
「個人的なことを聞いてもいい?」などと、ワンクッション置くという気遣いも大切。
相手の考え方がわかれば、それに沿って話をすることができます。
人には人それぞれの考え方や生き方があります。
マリッジハラスメントのことだけに限らず、相手の立場や考え方に配慮して話すことを心掛けて、皆が気持ちよく過ごせるようにしていきましょう♡
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