「二部制ウェディング」って言葉、聞いたことありますか?
このスタイル、実はあなたが胸の内に秘めている沢山の「やってみたい!」を実現出来たり、
「ちょっと困ってる……」を解決出来るそんなウェディングスタイルかもしれません♪
二部制ウェディングは、これから結婚式の準備を始める方や、今まさに結婚式準備で「困った!」に直面しているプレ花嫁さまに是非おすすめしたいウェディングスタイル。
元ウェディングプランナーが二部制ウェディングの魅力や会場選びのポイントについても徹底解決していきます!
目次
【そもそも二部制ウェディングってなあに?】から本気解説!
突然、「二部制ウェディングがおすすめですよ!」なんて言われたところで、ピンとこないですよね。
二部制ウェディングとは、その名の通り「披露宴や食事会などを2部に分けて」行うウェディングスタイルのこと。
例えば【1部目では親族だけを招待してシンプルな食事会を】その後に【2部目は、友人や会社の同僚など気の置けない仲間を招待して華やかなパーティーを】とゲストの層を分けます。こうすることで、それぞれのパーティー内容にメリハリをつけ、ゲストにあったおもてなしを提供出来るんです。
二部制ウェディングで叶える結婚式の理想のカタチとは?
二部制ウェディング、パーティーが2つに分かれることでこんなメリットが。あなたの理想をカタチに出来るかもしれません♡
二部制ウェディングの最大の魅力は「ゲストに合ったおもてなしが出来る」こと
ゲスト層が違うと求められるおもてなしのスタイルは変わってくるもの。
例えばご年配のゲストには、賑やかな演出ばかりよりもゆっくり会話をしながらお食事を楽しんでもらう方が喜んでもらえる事が多いです。
一方、友人なら、食事を楽しみながらもみんなでワイワイ出来るようなカジュアル感も残したいところ…。笑ったり泣いたりの振り幅が大きい方が、きっと盛り上がる♪
結婚式でのおもてなしとは、空間やお料理を通してゲストの五感を満たすような時間を提供すること。
当然、年齢や立場が違えば満たされポイントが違います。
だからこそ、二部制ウェディングがおすすめ♪二部制ウェディングは、それぞれのゲストにあったおもてなしが出来ることが最大のメリットだから☆
同じ会場で2回のパーティーは何かと節約に繋がる!
二部制ウェディングは、結婚式を違う会場で2回行うことに比べれば、単純計算でおおよそ1.5倍もしくはそれ以下で実現し費用を節約することが出来ます。例えば…
- 会場の装花を1部と2部で使い回しすることが出来る
- 衣装を再びレンタルする追加料金が必要無い。またドレスショップによっては延長使用料以外にも会場から持ち出しする「持ち出し料」が必要になる場合もあるが、それも必要無い
- メイクさんやカメラマンも別日にもう一度御願いするとなると新たに料金が必要になるが、同日の場合「延長料」だけで済むこともある
これだけでも、なんと約30万円近い節約に!
それ以外にも2部目の友人中心のパーティーなら、ご祝儀制ではなく会費制にすれば結婚式に関わる新郎新婦の費用負担もグンと抑えることができます。もちろん、費用よりも格式を保ちながらおもてなしをしたい場合には「ご祝儀制にしてお料理もコーススタイル」にすることも可能。
こうして予算に合わせて自分たちの理想をカタチに出来るところが、二部制ウェディングの魅力でもあります♪
移動無しで楽チン♪無駄な時間も削減出来る
通常結婚式が終わった後2次会会場へ移動となれば、沢山のプレゼントや荷物を両手にいっぱい抱えて結婚式場を出発します。
2次会会場へスムーズに移動出来れば良いですが、なかなかタクシーが捕まらなかったり、車に荷物を積み込むのも一苦労……。しかも、タイミングよく2次会のスケジュールを組むことが出来れば良いですが、微妙に時間が空いてしまった場合はその時間をつぶす場所も探さなきゃいけません。
……でも二部制ウェディングなら、こんな苦労もすべて解消出来ます!
1部目が終われば、主役のおふたりは控え室でゆっくり過ごす★新郎さまとお茶をしながら、1部目の様子を振り返ってみたりとちょっとリラックスタイム。その間に会場は2部目仕様に変わっていて、控え室には2部目のゲストが続々と……。会場のスタンバイが出来れば、改めて2部目のパーティーがスタートです♪
1日のスケジュールは会場とじっくり相談して無駄の無いように組めば、かなり効率良く動くことが出来ます!
「楽して無駄無し♪」な1日は、おふたりの負担を大きく軽減することが出来ます。体力の消耗が少なければ、それだけ余裕を持って笑顔でいられる時間も長くなりますね……☆
二部制ウェディングはこんな「困った」を解決するかもしれない!
結婚式の準備を始めると、なかなか思い通りに進まないこともあります。素敵な結婚式を迎えたい気持ちはみんな一緒なのに、理想のカタチが違うとトラブルの原因になってしまうことも。二部制ウェディングならその「困った」も解決出来るかもしれません。例えばこんな困りゴト、解消出来ます!
自分たちと親とが思う【理想の結婚式スタイル】が違っている
おふたりが思い描く理想の結婚式と、親御さまが思う理想が必ずしも同じとは限りません。
我が子の結婚式を夢見る……もしかしたらその思いは主役である新郎新婦さま以上に強いのかもしれません。ご両親は長年思い描いていた「うちの子の結婚式はこんなのが良いな…♪」と思う理想があるもの。
おふたりと親御さまが思う結婚式の理想のカタチが同じであれば、何の問題もなく結婚式の準備をスタートすることができます。でも、意外と「全く同じ」とはいかないんですよね。
- 新郎新婦は親族を中心としたこじんまりした結婚式にしたい
- 親としては1人でも多くの人に我が子の晴れ姿を見てもらいたい
でも……
こんな意見の食い違いは往々にしてあります。もちろん、この逆も然り。この意見の食い違いをひとつに調整するのはなかなか気力が要ること。結婚式の準備を始める段階からそれじゃ、気分も滅入ってしまいますよね。だからこそ、双方の意見を存分に取り入れることの出来る二部制ウェディングがおすすめなんです。
結婚式に招待するゲストの人数調整が出来ずに困っている
結婚式の準備を始める最初の作業は、結婚式に招待したい人をピックアップすること。このピックアップ、実はなかなか難しいんです。ピックアップ出来たのは良いものの、両家それぞれの人数の割合を調整したり、希望する結婚式場の収容人数に合わなかったり……。そうなれば次は「結婚式に招待する必要のある人」「招待したい人」「招待するか迷う人」のカテゴリーに分けて更に分類することが必要に。
結果、「結婚式に招待出来る人」「出来ない人」が出てきてしまうのです…。
ひとりでも多くの人にドレス姿を見てもらいたい…。そう思っても、1回の結婚式に招待出来る人数は限られているので、思い通りにはいかないこともあります。
二部制ウェディングなら、結婚式を2回に分けることでより多くのゲストを結婚式に招待することが出来るようになります。だから結婚式に招待する人数の調整に苦労しているプレ花嫁の皆さんには特におすすめです。
結婚式に招待したいのに両家の人数バランスの調整や、会場のキャパの関係などで招待したい人を諦めることはないんですよ!結婚式のスタイルをこうして変えることで、大きな問題も簡単にクリアすることが出来ます♪
理想の二部制ウェディングを叶えるための会場探しには3つのポイントがある
年々認知されつつある二部制ウェディングですが、会場を探すときには気を付けておいて欲しいポイントが3つあります。
スケジュール設定が成功の秘訣☆1日貸切出来る会場がベスト!
二部制ウェディングを叶えたいなら、1日貸切出来る会場を探しましょう。なぜなら、二部制は「挙式→1部目の披露宴(食事会)→2部目の披露宴(パーティー)」といった流れになり、所要時間としては丸1日を予定しておく必要があるからです。
だから自分たちの都合に合わせたタイムスケジュールを組んでくれる会場がベスト。そうなると、やはり1日中貸切をさせてくれる会場を探す必要があるんです。
となると必然的に、1日に何組も結婚式を行っているホテルや専門式場よりも、おすすめはゲストハウスやレストランになってきますね。見学に行く際には、予約の段階で1日貸切可能かどうかを確認しておくと無駄足にならなくてすみますよ。
二部制ウェディングの実績がある会場が望ましい
二部制ウェディングをスムーズに行うためには、会場側のスケジュール管理や段取りがかなり重要になります。通常の結婚式を2度行うのとでは、時間設定や段取りなどスタッフの動きが全く違うからです。
二部制ウェディングは徐々に認知はされているものの、実施経験が無い会場も少なくありません。出来れば二部制ウェディングを積極的に取り入れていたり、実績のある結婚式場を選ぶようにしましょう。その方が安心してお任せ出来ますよ♪
待ち合い室(控え室)の確保が必須。そのワケは…
二部制ウェディングの魅力でもある「多くのゲストを招待出来る」点は、それだけの備えも必要でもあります。その1つが「控え室」。
1部目の結婚式が終わったからと、早々に「2部目があるのでサヨウナラ」と1部目のゲストを結婚式場からの退散を御願いする訳にはいきません。着替えが必要なゲストや、久しぶりに会う親族と「ゆっくり話してから帰りたい」そんなゲストもおられます。折角素敵な結婚式をしても、帰りを急かせてしまう対応をしてしまっては、ゲストの思い出も台無しです。
一方1部目が終わった頃には、2部目のゲストも続々と結婚式場に来られます。こうして1部目と2部目のゲストが重なるときに、皆んなにゆっくりしてもらえるスペース(控え室)を確保しておく必要があります。結婚式場側はその点も考慮してタイムスケジュールを組みますが、想定外に早く来られたり、ゆっくりされてからお帰りになるゲストも少なくありません。そんな時に、控え室がしっかりあればゲストにも安心してくつろいでいただけますよね。
二部制ウェディングの会場を探すときには、会場の雰囲気や立地、キャパなどを検討材料に入れると同時に、控え室などの付帯設備の充実度もチェックしておいてくださいね。
POINT
どうしても結婚式場の控え室に心配があるなら、近隣のカフェやレストランもチェックしてみましょう。ゆっくりしてもらえそうなお店が見つかったら招待状にその旨を記載する等の配慮で、ゲストに負担を掛けずにすみます。
(お店を探すときには、営業時間や混雑具合等も確認しましょう!)
結婚式の準備を始めたなら知っておいて欲しい二部制ウェディングの魅力
二部制ウェディングの魅力についてご紹介しました。
このように二部制ウェディングは様々なメリットがあり、結婚式の費用の負担や招待する人数の調整に困っている人にもおすすめのウェディングスタイルです。
新郎さまやご両親にもじっくり相談して、自分たちが一番良いと思える結婚式のカタチを実現してくださいね☆
最新情報をお届けします
Twitter でWeddingTipsをフォローしよう!
Follow @WeddingTips0310