雨だって結婚式の演出のひとつ。雨の日ウェディングを最高の一日にする方法

待ちに待った「結婚式」当日の朝。
しかし窓の外を覗くと、ガラス越しに見えたのは「雨」。
「今日は、ハレの大舞台！」と言うように、何かイベントごとがある時には自然と「晴れ」になるよう期待することが多いのではないでしょうか。
では「雨」が降ったら、”運が悪かったね…”、”残念だったね…” と言われてしまうのでしょうか。
そんなことありません！
「雨」だから”縁起がいいね！”、”素敵な一日になったね♡” と思うことだってあるんですよ！

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結婚式を挙げる新郎新婦の二人にとって、どんな天気であってもその日は「最高に素敵な一日」となるのです。
今回はWedding Tipsより、新郎新婦はもちろん、ゲストにとっても「最高の雨の日ウェディング」についてお届けします。

雨の日の結婚式。雨は縁起がいい？

近年では、屋内に限らず屋外で行う”ガーデンウェディング”が人気ですね。
またそれに合わせて”バルーンリリース”や”バブルシャワー”などの演出があります。
そういった演出をしたいという理由から、多くの新郎新婦は結婚式当日が「晴れ」になることを望んでいると思います。
しかし、実は「雨の日に挙げる結婚式」には様々な素敵な言い伝えがあるんです。

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皆さんは、「雨」にまつわる様々な言葉があることをご存知ですか？
「雨」が降っている景色は、しとしと降る雨やザーッと嵐のような雨が降ったりとその表情は様々です。
ちなみに私は、雨が降った後の草の匂いや虹がかかる空は素敵だと思ったりします。
そこで「雨」が今よりもっと好きになってしまいそうな言葉を、皆さんにご紹介します！

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「雨降って、地固まる」（日本）

皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
意味は「揉め事や悪い出来事のあとは、かえって基盤ができ良い状態になる」こと。
結婚する新郎新婦の二人に当てはめると「今までにあった喧嘩や壁も二人で乗り越えて、結婚をし基盤を作った二人は幸せになる」ということ。
結婚する前も、夫婦になってからもたくさんの苦難を共にする二人だからこそ、愛が深まり幸せになるという考えです。
その通りですね。どんな時でも支え合ってこその恋人であり夫婦です。

また日本では他にも、「雨が降り注ぐ ＝幸せが降り注ぐ」という言い換えた言葉もあります。

「雨の日の結婚式は、二人に幸運をもたらす」（フランス）

フランスの国があるヨーロッパでは雨の日が多く、雨が降ってもフランス人は傘をささないことでも有名ですよね。
そのフランスでは雨が降った結婚式では決まって
”Mariage pluvieux Mariage heureux!” ー”雨の日の結婚式は、二人に幸運をもたらしますよ！”
と新郎新婦の二人に声を掛けるそうです。
雨は、「天（＝神様がいる場所）」と「大地（＝私たちがいる場所）」を繋ぐ唯一のものであり、そしてそれは「天から二人への贈り物」という言い伝えがあるそうです。フランスらしいおしゃれな言葉ですよね☆
また、「雨と共に天使が舞い降りてくる」なんて言い伝えもあるそうです。

「雨に濡れた花嫁は幸せになる」（イタリア）

農業が盛んだったイタリアでも、フランスと同じように「雨は天からの恵みである」とされていました。
”Sposa bagnata, sposa fortunata” ー”雨に濡れた花嫁は幸せになる”
なので、「農作物のために雨を降らせた花嫁は幸せになれる」という言い伝えになるのです。

「雨龍は縁起がいい」（中国）

古くから中国に伝わる話で、雨龍（あまりゅう・あめりゅう）は、大神の使いとして雨を降らせる龍でした。
雨龍は「神が恵みを授けた証」として雨を降らせるので、婚礼時には雨乞いをして皆が雨を望んだそうです。
なので、結婚式に雨が降ると「神に祝福された婚礼」として喜ばれたそうです。

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「雨」って意外といいものですね☆
さて「雨は縁起もの」ということが判明したところで、では雨の日の結婚式はどのように演出するべきなのでしょう。やはり、ゲストの全員にも「雨の日でもこんなに素敵な結婚式ができるんだ！」という気持ちになっていただきたいですよね。
雨が降るかもしれないから・・・と新郎新婦がしたいことを断念する必要はありません。
したいこと、やりたいことは諦めず「雨の日ウェディングのための準備」をしましょう！

”最高の雨の日”を演出するための５つのチェックポイント

ジューンブライドの記事でもご紹介した通り、結婚式を挙げるシーズンとして人気の5〜6月、9〜11月は意外と雨が降る季節なんです。
（ジューンブライドの記事はこちらからチェックできますよ！→結婚式はやっぱり６月？誰もが憧れたことのあるジューンブライドの意味と由来）

それでは、「雨の日ウェディングのための準備」で必要なことを一緒に確認をしていきましょう。

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Point1：会場までの交通・アクセスが良いか

一般的に人気のあるホテルなどの会場は、駅から近かったり、電車やバスでアクセスし易い場所が多いです。
ですが雨の日は、少しの距離でもストレスに感じたりしてしまうこともあります。
ゲストの住んでいる場所、または年齢によってはどのような交通手段で来ることができるのか確かめておきましょう。
また小さなお子様連れのゲストは車で来ることも。会場にゲスト用の駐車場があると便利ですね。

Point2：雨の日のために用意されている場所やアメニティを確認できるか

雨の日は、ゲストの着ている服や靴が濡れてしまうことがありますね。
また女性であれば、会場に着いてからメイクや髪型を手直しをする方が多いでしょう。
以下のものが用意できる環境が整っていると、ゲストの方も安心できます。

＜設備＞着替え用の部屋、パウダールーム、クローク
＜アメニティ＞化粧直し用品、ヘアスプレー(またはアイロン)、ストッキング、サニタリー用品など
ちなみにゲストへは、招待状を用いて「会場の設備やアメニティ」について記載しておくとGood！

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Point3：二人がイメージする様々な演出ができるかどうか

屋内外に問わず、やはり新郎新婦の二人が楽しみにしている演出ができるかどうかは大切なことです。
”雨が降ってしまったら、できない”と諦めてしまうのは、もったいない！
バルーンリリースやフラワーシャワー、ゲストの方も一緒の集合写真など二人の希望する演出が天候に左右されずに実現できる体制があるかどうか、確認しておきましょう。

Point4：その日の雨や状況に応じて、臨機応変な対応ができるか

ガーデンウェディングなどを行うにあたり、どうしても天候によってはできない演出がある場合、二人が希望する様々な演出の中からその日の状況に応じて、臨機応変そしてスムーズな対応をしてもらえるかどうかか重要になってきます。
新郎新婦はもちろん、もしゲストが雨などが理由で困った場合でも、迅速かつ柔軟な対応をしてもらえると助かりますよね。

Point5：過去の雨の日の結婚式・披露宴の実施例があるか

会場スタッフとの話から ”二人の希望する演出、ゲストのための設備やアメニティも充実していて、当日は素敵な一日になりそう！”と一安心。
しかし過去の結婚式・披露宴で同じようなシチュエーションを経験していない会場であれば、ちょっと不安に感じる方もいるのでは？
そんな時は、過去に雨の中結婚式を挙げたカップルがいたり、雨の中屋外で披露宴を行ったことのある実例を聞いておきましょう。
そして雨の日に参加していた過去のゲストの方々や新郎新婦は、どのような反応をしていたかも聞けると安心です。

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また現在は、雨の日の特典やアトリウムウェディングなど、「雨」を楽しんだり「雨」をポジティブに活かしたコンセプトのある会場や演出が増えています。なので、以前よりも「雨」を気にせず、新郎新婦のオリジナリティある結婚式や披露宴を期待することができるでしょう。
さて会場も決まり、実際のプログラムや演出を考えていく上で、新郎新婦の絆も深まっていくといいですね☆
新郎新婦、ゲストにとっても「雨の日」の結婚式・披露宴がさらに素敵なものになるための「雨の日ウェデイングの演出」をご紹介します！

より素敵な「雨の日ウェディング」のための演出アイディア

”実はこれから雨が多いシーズンに結婚式をします”というカップルの方。
雨が降るかも・・・と心配するよりは、いっそのこと、雨をテーマに演出アイディアを考えてみるのも良いのでは？
雨の日だからこそ、楽しめるコーディネートや会場のデコレーション、ゲストへのプチギフトなどアイディアは様々です。
ここからは「雨の素敵な写真」と一緒にオススメのアイディアをご紹介します！

雨の日だけのお揃いコーディネート

お揃いコーディネートその１『レインブーツ』

新郎新婦で合わせても、花嫁さまとブライズメイドで合わせても☆
シンプルでふわっとしたドレスには、色鮮やかなレインブーツが映えますね。

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お揃いコーディネートその２『傘』

クリアな傘で合わせたり、色や柄を統一したりと合わせ方は様々です。
新郎新婦だけ、色違いもまた素敵ですね♡

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お揃いコーディネートをするときの注意点

事前にゲストにお知らせをしておきましょう！

雨の日ウェディングには、特にゲストに負担をかけたくありませんね。
お揃いコーディネートをするということはゲストの荷物を減らすことにも繋がります。
招待状を用いて、ゲストには「会場で用意しているものは何か」を伝えておきましょう。
また、式が始まる前にグッズをゲストに渡すことができるよう、受付の近くや会場の一角などにわかりやすく用意しておきましょう。

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またレインブーツや傘と一緒に、肌寒い、もしくは蒸し暑かったときのためにブランケットや仰ぐものを添えておくのもGood。

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雨がテーマの会場デコレーション

会場デコレーションその１『屋外テント』

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近年人気のあるガーデンウェディング。屋外のテントを設置すれば雨を気にすることなく楽しい時間を満喫できます。また、テント内で結婚式・披露宴を行う場合はクリアなテントを選んだほうが外の景色と会場が一体となり素敵です。

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また日が暮れてきたら、照明が会場をよりいっそうロマンチックな雰囲気にしてくれることでしょう。

会場デコレーションその２『雨グッズを使ったデコレーション』

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天井から傘をつるしたデコレーションです。
あまり見たことのないデコレーションに、思わず見上げてしまいます。
つるし方や吊るす場所によって雰囲気もガラリと変わっておしゃれです。

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傘やレインブーツに花を入れて、会場のちょっとしたところに飾るのも素敵ですね。

ゲストにも幸せが降り注ぎますように。ゲストへ雨の日プチギフト☆

会場で貸し出したものは、そのままギフトに

会場で貸し出した傘やブランケット、仰ぐものをそのままギフトとしてプレゼントするのもOKです！
その場合は、持ち帰りたくなるようなデザインのものを用意しておきましょう。

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収納をすると、一輪の花のようになる折りたたみ傘なんて素敵ですね。

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ブランケットや仰ぎものには日付や当日のプログラムを添えるのもGood。
また、新郎新婦からのゲストへの感謝のメッセージを加えると、ゲストも待ち時間が短く感じるかもしれませんね♪

雨がモチーフの可愛らしいお菓子のギフト

駄菓子屋さんでも見たことのあるような、小さな砂糖菓子やチョコレートなどのお菓子でも、雨の日用のラッピングをしてみると可愛いですね☆

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また、お菓子自体が雨の形をしていたり、お菓子に雨のデコレーションがされていても面白いですね☆

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雨がモチーフなものは、とてもカラフルになって素敵です。
ゲストの方が帰宅してからも「あの日は雨で素敵な結婚式になったね〜」、「雨の日に披露宴出たの初めてだけど、素敵だったね〜」なんて思い出してもらえたら嬉しいですね。

雨の日だって、最高の一日を演出してくれる

いかがでしたか？
この記事を読んで、少しでも多くの方が「雨」を前向き感じてくれたら嬉しいです。
「雨の日」をテーマに結婚式や披露宴を挙げるカップルは、まだそう多くはないでしょう。
なので「雨の日ウェディング」は、二人だけのオリジナル感を大切にしたい♡他のカップルと違った演出をしたい！という新郎新婦にはもってこい！なテーマなのです。
これからの梅雨時期に、二人だけの「雨の日ウェディング」を演出してたくさんの幸せを降らせてみてはいかがですか？

最後に、「雨の日ウェディング」で幸せいっぱいの先輩カップルの写真をご紹介・・・♡

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