ブライダルフェアについて前編では「ブライダルフェアとは?」な基礎知識から、お得に予約できる方法などをご紹介しました。
今回の後編では、ブライダルフェア当日を完全シミュレーション!
流れを知っていると事前に話し合っておくべきことや、節約のポイント。
ゲスト目線に立ったチェックポイントなども事前に把握できます。
また最後には、見積もりのもらい方もご紹介。
結婚式直前になって「見積もりがこんなにも上がってしまった!!」という話はよく耳にしますよね。
これは、一番最初の見積もりのもらい方次第で防ぐことが出来るんです!
大切な結婚式費用のお話です。最後まで要チェック!
ブライダルフェア当日をシミュレーションしてわかること
まず、「ブライダルフェアってこんなことをしますよ♡」をご紹介します。
当日をシミュレーションしてみると、事前に準備しておくべきことや、節約に繋がるチャンスが見えてきます☆
ステップ1『服装』|夏も冬も女性も男性も悩む……ブライダルフェアの服装
ブライダルフェアへ行く時の服装って気になりませんか?
- いつもデートで着ていくような服装でいい?ジーンズは?
- 結婚式場だからもっとフォーマルな服装で行くべきなのか……
ゲスト以外でなかなか行く機会の少ない結婚式場。どんな服装で行くのか迷ってしまいますよね。
こちらの記事で、ブライダルフェアへ行く際の服装について、おすすめのスタイリングを画像付きでまとめています。
女性だけでなく男性の服装についてもガイドしています。是非事前チェックを。
ステップ2『アンケート』|事前に話し合っておくコトは?
結婚式場に到着すると、まずはアンケートを記入。
プランナーにとって新郎新婦さまに書いていただくアンケートはとても大切な資料となります。
アンケートはブライダルフェアでどんなご案内をさせていただくのか、重要な手掛かりになるからです。
結婚式場により異なりますが、よく質問される項目を挙げてみると……。
プロフィール
「名前」「住所」「電話番号」など個人情報から、「お仕事内容」「趣味」といったパーソナルな質問が記載されている結婚式場も。
プランナーはこのパーソナル情報を見ながら、おふたりのことを知るだけではなく、おふたりならではの演出を提案する手掛かりにもします☆
例えば出身地を伺った上で、出身地に合わせた食材を使ったお料理を提案させていただいたり、職業に合わせた演出の提案などですね♪
またお仕事内容をきっかけにお休みの状況をお伺いする場合も。結婚式の準備にどれだけスケジュールに余裕があるかを確認にします。
結婚式の時期
「○○年○月○日」といった具体的に記載出来る欄や、「2018年以内」「1年以内」「半年以内」などザックリとした記入方法も。
合わせて希望するお日柄をチェックする項目が記載されている場合もあります。
結婚式の希望時期やお日柄は、見積もりを作成する上で重要な手掛かりに。回答次第では、お得になるプランをご提案できるからです。
希望される結婚式の時期次第では節約に繋がったりもするんですよ☆
「お日柄」については、こちらの記事で詳しくご紹介。「大安」「仏滅」を選ぶメリットやデメリットもご紹介しています。結婚式の日程は、お日柄も合わせて考えます。
こちらの記事でお日柄についてお勉強しましょう♡
ゲスト人数
結婚式に招待する予定のゲスト数を記入する欄が必ずあります。
ゲストの数次第では披露宴会場によって収容できる人数が違ったりするので結婚式場の見学には必要な質問事項。
またお見積もりを作成するときにも必要な情報です。ブライダルフェアへ参加するまでにおおよその予定人数は話し合っておきましょう。
こちらの記事では結婚式に招待するゲストの決め方について解説しています。
「結婚式って平均何人くらい招待してるの?」といった先輩カップルのデータや、招待するゲストをスムーズに決める方法、そしてゲストを決めるときの注意事項などをご紹介。
まだ結婚式に招待するゲストが決まっていないあなたは、ブライダルフェアまでにこちらの記事を読んでおおよその人数を決めておきましょう!
予算・費用
これから結婚式の準備を進める上で、とても大切な予算の問題。
結婚式の費用について、彼と相談しましたか?
「まだ結婚式の予算が具体的に決まっていない」というあなたはこちらの記事をチェックしてください。
ブライダルフェアの前にある程度予算の目安を持っておくことは、結婚式場を決めるときの必要な条件になります♪
検討会場
見学へ行った結婚式場以外に、どこの結婚式場を検討されているのか記載する項目があります。
プランナーにとって、おふたりがどんな会場を検討されているのかを知ることは理想とする結婚式場の雰囲気を知る手掛かりにもなります。
ステップ3『会場見学』|会場をチェックするときのコツやポイントは?
アンケートを記入し、軽くプランナーとお話したら、早速会場見学へ!
ブライダルフェア当日はウェルカムスペースから、テーブルコーディネートまで結婚式本番さながらの装飾が施されています。
その煌びやかさもさることながら……会場をチェックするポイントはもっとリアルなところに!
こちらの記事では、現役プランナーが会場見学時の極意を伝授。
「待ち合い室の椅子の数?」「雨天時の対応って?」言われないと気付かないような詳細な部分までチェックポイントを細かく解説しています。
ブライダルフェア参加を控えた今、必見の記事ですよ☆
ステップ4『イベント付きブライダルフェア』|イベントに合ったチェックポイントって?
模擬挙式に試食会、ドレス試着などのイベント付きブライダルフェアに参加するときはココをチェックして!
模擬挙式
キリスト教式なら、聖歌隊や生演奏の楽器もチェック!
人数や楽器次第で、挙式の感動をより深いものに……。
しかし模擬挙式でデモンストレーションされた楽器や聖歌隊の数が、必ずしもプランの中に含まれているとは限りません。中にはオプションで「聖歌隊ひとり追加○円」「フルート・ヴァイオリンはオプションです」といった場合も。
また牧師さんについても「外国人牧師」「日本人牧師」で金額が異なる場合も……。
試食会
試食会では、お料理の見た目や味はもちろん、サービススタッフのチェックも忘れずに。
結婚式の大半をゲストはテーブルで過ごします。
おもてなしをお任せするサービススタッフのスキルはかなりの重要ポイント。
フルコースの場合やハーフコース、中には「本番と同じフルコースのお料理を“一口ずつワンプレートで”」といった場合も。
「お昼ご飯の代わりにと思ったけど思ったより少なくて、ブライダルフェア中お腹がペコペコになっちゃった」といった先輩カップルの口コミを見かけたりもします。
試食のボリュームが気になる場合には、事前に結婚式場へ確認をしてみましょう♪
ドレス試着
花嫁気分をたっぷり味わうことが出来るドレス試着付きのブライダルフェア♡チェックしておきたいのはやっぱり「ドレスの点数」や「お値段」。
結婚式場によって価格設定は異なるものの、パックプランが組まれている場合にはプラン内で選べる点数は限られていることがほとんどです。
「プラン内で選べる点数」「プラン外のドレスなら、追加料金はどのくらいが相場なのか」などもチェックしておきたいところ。
またお気に入りのドレスブランドがあれば、取り扱いがあるかどうかも確認。無ければ持ち込みも検討へ。
ただし持ち込みの場合には持ち込み料が必要なことがほとんどです。
持ち込み料の金額も忘れずに確認してくださいね。
ドレス試着付きのブライダルフェアに参加するなら、ストラップを取り外し出来る下着を着ていくようにしましょう!
ステップ5『見積もりの相談』|見積もりをもらうときのコツってある??
一通り会場見学をした後は、大切なお見積もりの相談に。
ここで作成する見積もりは、アンケートに記載された人数をもとに作成します。
結婚式の見積もりは基本的に「上がる」と思っておいて間違いはありません。
なぜならブライダルフェアで提示されるお見積もりは、必要最低限なものしか入っていないからです……。
これはプランナーが「安く見せよう」と悪意を持っているのではありません。
これから必要になるものがわからないので「最低限、これさえあれば結婚式は出来ますよ」な見積もりになっているんです。
そして、いざ結婚式の準備を進めていくと……
- ゲストの人数が増える
- 欲しいアイテムが増えて行く
- 金銭感覚が麻痺して積み重なる「このくらい大丈夫か♪」なランクアップ
こんな理由から、お見積もりは上がりがちに。
ゼクシィトレンド調査でも、先輩カップルの82%が「最初の見積もりから上がった」と答えています。
しかも見積もりアップ額はナント……平均111.7万円!
元ウェディングプランナーがアドバイス!「見積もりのもらい方」
10年間プランナーをしてきた筆者が「見積もりのもらい方」のコツを、ここで教えちゃいます!
見積もりは2パータンもらう
まず見積もりは、2パターン作ってもらうようにお願いしましょう。- 必要最低限のアイテムが入っている基本的な見積もり
- 「欲しいもの」「欲しくなっちゃいそうなもの」をギュッと詰め込んだ見積もり
「欲しいもの」には、無くても結婚式は出来るけどあると嬉しいもの。
例えば、スナップアルバムやDVD撮影などですね。
そして「欲しくなりそうなもの」には、後に増えそうなものを入れます。
例えば、ドレスのランクアップ分を余分に入れたり、料理も最低金額ではなく平均料理単価程度で見積もりに入れてもらったりすると〇。
こうして見積もりを作成しておくと、「最初の見積もりから倍近くの金額になっちゃった……」なんて結婚式直前に驚くコトもある程度は防ぐことが出来ます。
日程やお日柄によって金額が異なるのかも確認する
またお日柄やシーズンによってもお見積もり金額が変わる事も少なくありません。
2パターンのお見積もりをもらったあとに
「この見積もりは結婚式をする時期やお日柄が変わると、金額も変わりますか?」
と、訪ねてみてください。
結婚式場によっては「お日柄」「季節」に合わせて提示出来るプランや、お見積もりの金額が異なる場合が多くあります。
こちらの記事で、時期によって結婚式の費用が変わる理由や、節約術をご紹介しています。
まだ具体的に結婚式の日程が決まっていないあなたには、この節約術を是非知って欲しい☆
こちらの記事では、結婚式で提示される見積もりの見方について詳しく解説しています。「初期見積もりの見方」から「見積もりの見落としがちなポイント」「見積もりが上がってしまう訳」など、結婚式の見積もりの見方がわかりますよ!
ブライダルフェア攻略で理想の結婚式にグンと近付く♡
これから結婚式場を探すあなたへ、前編と後編に渡って「ブライダルフェアとは?」の基礎知識から、ブライダルフェアにおすすめの服装、当日の流れ、見積もりのもらい方までご紹介しました。
ブライダルフェアは予約から当日まで、節約につなげるポイントや理想の結婚式へのヒントがたくさん盛り込まれています♡
事前にポイントを知っていれば、ブライダルフェアはもっと充実するはず☆
みなさま、ブライダルフェアを楽しんでください♡
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